金剛院の境内には香川県琴平町の金刀比羅宮に向かって金毘羅大権現の社が建っています。
永保3(1083)年の開基と伝えられ、願い事をして、軽く持ち上がれば願いがかなうと言われる「重軽さん」と呼ばれ石造りの三体の天狗石や、巨大なカラス天狗の作り物があります。
天狗の原点ついては、『日本書紀』に猿田毘古神について、鼻がきわめて長く、背も高く、目は鏡のように輝いていたとあり、この姿から天狗のイメージのもとになったともされています。神々の道案内をするという役割は、のちに方角の神、旅の神、道の神という信仰を生みだしました。そのため集落の境や道の分かれ目などに道祖神として祀る例も多くなりました。
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尾道 金堂の保存修理で間違いが「西国寺」
ここの金堂の保存修理工事では、建物の右側の側面の戸と左側の側面の戸をめぐって、戸を右前に並べるか、それとも左前にするか、それをめぐる話があります。
金堂の左右側面の戸は、舞良子(まいらこ)と呼ばれる細い桟が一定の間隔で取り付けられています。こういう側面にある戸は、中世までの建物では、左右の戸が建物の正面から見て対称になっていることがよくあります。右側の側面の戸が右手前に並び、左側の側面の戸は左手前に並ぶことです。
西国寺の金堂の左右の舞良戸も右側面は右手前に並び、左側面は左手前に並んでいました。
ところが、保存修理を終わってみると、左右とも右手前に戸を並べてしまっていたのです。建具を担当した職人が、引き違いの戸は右手前と思い込んでいたため、こういう間違いが起きてしまったのです。



















