良質なたんぱく質で心のバランスを!

 ビールのつまみには、枝豆が良いそうです。大豆は2000年前頃には大陸から日本に伝えられたそうです。枝豆はいつごろから食べられるようになったのかは、はっきりしていないようです。
 その枝豆がビールのつまみに普及したのは、ビールが庶民に広がった昭和30年代(1960年頃)のようです。
 当初は健康面よりも、価格面で普及したのですが、人々は本能的に健康に良いものを選んでいたのですね。
 枝豆には、アルコールの分解を助け、解毒作用もあり、ビールのつまみには最適ですね!

食べたくても食べられない!

 むかしは、ヨーロッパは食糧不足問題から戦争が当たり前になり、その風土がいまも続いているのでしょうか?
 我々から見ると、戦いに寛容のように見えます。
 またアフリカも、人類発祥の地でありながら、アフリカに残った人達も食糧事情が悪いのか、争いが絶えないですね。
 今は地球の人口が増加傾向にあり、ますます争いが増える傾向にあるのでしょうか?

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がある!

 人間は食物繊維を消化できません。しかし、健康には大切とされています。
 ちょっとむかしまでは、そんなことはあまり聞きませんでした。
 測定具などが発達し、証明ができるようになると、その部分が強調された情報が、大量に流れます。
 以前、日焼けについてもそうです。しかし、一定の時間は日に当たることも必要だと、最近は言われた始めています。
 やはり、生命体として、情報には注意をしながらも、自分の身体の状態には、自分で敏感になっておく方が良さそうですね!

タマネギの健康作用!

 料理を「薬」という視点から見ることも必要ですね。健康に注意している人は、この薬という視点からも見ているようです。
 むかし、給食の時間に黒板にチョークの色を変えながら、給食の内容を、野菜は緑色、肉や魚は赤、黄色は……(忘れました)などで書いていました。
 やはり、味だけでなく、成分に意識を向けなければいけませんね。
 また、同じ食べ物でも、農薬使用の有無でも、からだに影響しているようですね!

おにぎりのほうが腹持ちがよい!

 フランスなどの外国でも、「おにぎり」が流行り始めているようです。
 日本では、「おにぎり」と「おむすび」の二つの呼び方があります。西日本では「おにぎり」と呼び、東日本では「おむすび」と呼ぶのでしょうか?
 おにぎりは、食べやすさと腹持ちが良いので、ついつい食べたしまいます。コンビニのおにぎりも、ずいぶん美味しくなりましたね!

カフェインは毒性物質の一種、注意も!

 国内では日本茶の需要が少し減っているようです。ましたて急須でお茶を入れることはかなり減ってきているようです。
 急須で入れると、お茶の種類やお湯の温度の違いで、お茶の味が微妙に変化するのですが、ペットボトルのお茶になれてしまうと、急須で入れるのが面倒になります。
 微妙な味の変化は感じる力、それを歳をとっても維持していくことは、きっと感覚の維持につなかり、老化予防に良いのだと思うのですが、ついつい、楽な方向に行ってしまいますね!

栄養バランスのとれた食事を毎日、目で見て!

 食べ物は「見る」ということが大切です。野菜など、種植えの前の準備から収穫まで、できれば無農薬で、虫たちが食べた跡なども見て、この食べた跡なら安全かな? と感じることも出来ます。
 また、料理されたものも、よく見て、どんなバランスになっているのか知ることも大切です。
 いまだに小学校の給食時間で、黒板に、緑=野菜、赤=肉や魚、黄色=炭水化物、白=その他、など書いていた記憶が役立っています。
 サプリメントに頼らず、自分の目で見る、そして、できれば地産地消が良いのでしょうね。
 最近は、食物繊維による腸内細菌の働きにより、運動能力が変化するとのNHKの放送もありました。
 やはり食事は、バランスを考えて、料理による栄養の変化も考え、味を知るだけで鳴く、目で見て記憶に残し、食べる前から見ただけで、からだによいのか、気をつけたいですね!

スイーツとして一つ挙げるとすればチョコレート!

 薬品が開発される前までは、病気や健康の維持は、植物や動物を何かしらの加工をし、服用して(食べて)いました。
 漢方薬などは、征服した民族を、50年とか100年の間、人体実験の“材料”にしていたようです。今でもウクライナからロシアに連れて行かれた子供達は、何かしらの実験に使われている可能性があります(精神的な面も含めて)。
 最近、体内に入った微生物(腸内細菌など)が、人の性格に影響を与えている可能性があると言われ出しました。いままで、その土地の風土は、自然環境や歴史からきていると思っていたのですが、その土地の食べ物も影響を与えている可能性が出てきました。
 そう考えると、世界の各地から食料を輸入している日本は、どんな性格の人が現れてくるのか、そんな疑問も出始めたような気もします!

最高のぜいたくは庭の片すみの菜園!

 昭和30年代頃までは、家庭菜園が当たり前のように行われていました。これは、戦後の食糧不足の対策でした。肥料は自然のもの、防虫剤などは使われていませんでした。
 そのため、野菜などは一枚ずつめくり、虫がいないか確認し、水で良く洗って食べていました。昆虫や鳥などと一緒に暮らしていたのでしょう。いまで言えばSDGsをやっていたのですね。
 他の生物と一緒に暮らしていくという方法は、自然環境が大きく変化した場合の、人間の生き残りの確率を挙げていくのに役立つのでしょうね!

最近は、季節の移り変わりに鈍感!

 野菜が温室で育てられるようになり、季節感が薄れてきました。地球の温暖化が叫ばれていますが、温室栽培はそのまま継続のようです。
 物価が上昇している今、人間に寄り添うより、植物が本来持っている性質を生かしながら、人間が料理方法を工夫して、野菜を供給することは難しいのでしょうね!

通人は冬にウナギを賞味する!

 通人は「冬にウナギ」を食べるそうです。脂の具合がちょうど良いのだそうです。
 ウナギは健康に良いのだそうですが、値段が値段だけに、なかなか食べることが出来ないですね。
 ウナギの完全養殖は、商業ベースではまだ出来ていないのですが、研究段階では2010年水産総合研究センターで成功しています。なんとか商業化に成功してほしいですね。

腸内細菌叢の重さは約2kgにもなる!

 医療が発達していなかった場合、今の日本人の寿命はどのくらいなのでしょうか?
 自然のものを、そのまま食べることが少なくなり、加工された食品を多く食べる現代人、ウイルスなどに対し弱くなっているのでしょうか?
 ただ、甘いものを大量に食べることは、からだには良くないのでしょうね!

穀物は、貧富の格差、そして戦争を生んだ!

 農業で穀物ができるようになり、しかも、農業従事者1人で約2人分の食料を生産できるようになると、穀物の貯蔵ができるようになった。
 そして、その貯蔵をたくさんできる人が出てきた。その結果、富が生まれ、権力を持つ人が出てきた、
 日本は、平安末期頃から念仏宗教が庶民に広まり、庶民は団結することで、権力者に対抗できることを知った。
 800年ほど前に、庶民も力を持つことができるようになった。この歴史が、他国に比べ、日本の平和が比較的永く保つことができた原因なのでしょうか!

日本に稲作が伝来する以前はサトイモ重要な食料!

 日本では、稲作が始まる前まではクリ、クルミ、サトイモなどがデンプン源でした。米に比べれば、保存期間や収穫量にかなり差があります。
 そのためか、食べられるうちに、分け与える習慣が出来たのでしょうか?
 米や麦のように、収穫量が多く、長く貯えることができるようになると、人々は争うようになり、それも集団で争うようになったのですね。
 食べ物を分け与える習慣があると、少しは争いか少なくなるのでしょうね!

リタイア後の田舎生活のメリット!

 物価が高騰してきています。食費も高騰してきています。生活維持の対策として、家庭菜園にも目を向けたいものです。でも、食費をある程度カバーしようとすると、未経験では大変です。しかし、新しいことにチャレンジすることは、たとえ失敗しても、その経験は役に立つものです。いや、役に立つものにしていきたいものです!

その土地の風土を反映した食べ物!

 SDGsが叫ばれる時代、やはり、産業革命以降の時代は、人類にとって厄介なものだったという反省のようです。
 快適さを求め、便利さを求め、そして、うまいものを求め、ついには燃料を地下にまで求めるようになりました。そして、モノが地球上のあちこちに運ばれるようになりました。
 自然の神を大切にしてきた日本でも同様です。一度手に入れた快適さは、手放すことは難しいですね。せめて「地産地消」は心がけたいですね。健康にもいいようですから!

江戸の身近な菓子は饅頭だった!江戸の身近な菓子は饅頭だった!

 饅頭には面白い話しがあるのです。諸葛孔明が、荒れ狂う川を鎮めるため、人の生け贄がいるとの話を聞き、人の代わりに、大きな人の頭に似た饅頭をつくり、川の神にささげたという話など。
 いまでは温泉饅頭のように、おみやげの饅頭が多いのですが、食べ物にお話がプラスされると食べる楽しみが増えますね。
 「きびだんご」にプラスされた「桃太郎の伝説」のようになると、長い間、商品としても価値を保つことができます。
 もっともっと増えていくといいですね!

穀物を主食にしたのが1万年くらい前!

 糖質制限など、健康志向で食べ物に気を使うことも多くなってきています。健康食品も増えており、「からだにいいですよ」というものが目につきます。
 しかし、気になることもあります。「健康に良い食べ物」、「快適な環境」など、ヒトが快適に暮らすことが、生物としてのヒトの進化に貢献するのかどうか、言われることはないですね。
 地球環境の悪化、新たに生まれるウイルスなどへの、ヒトの対応力は、ヒトの生物としての対応力を変化させなくても、乗り切れるものなのでしょうか。細胞の対応力より、きっと意識の変化で乗り切れる、と信じましょう!

サプリメントも薬と同じようなもの!

 人類の歴史から考えると、やはり自然食品が良いのでしょう。人工的に作られてサプリメントは、現在の知識、現在の測定技術で照明できる範囲での効果です。まだ、測定技術が未開発のものは反映できません。まだ、理論が確定していないものは反映できません。
 ただ、多少曖昧なものでも人類は食べてきました。そして、適応してきました。その歴史の中で、当然、犠牲は出ていたのでしょう。そう考えれば、サプリメントも許されるのでしょう。
 でも、やはり自然食品の地産地消が良いのでしょうね。炭酸ガスの発生も少なくて済みますしね!

旬のモノを意識的に食べる!

 「旬(味のよい食べ頃の時期)」を大切にしたいものです。1950年代の後半に三種の神器といわれた家電の中に冷蔵庫がありました。この冷蔵庫が普及する前までは、旬のものを大切にしてきました。ということは、日本人のからだは、この旬のものを食べてきた結果でつくられたものでしょう。
 旬のものと地産地消が、日本人のからだづくりの原点にあるのでしょう。
 新コロナが世界中に蔓延し、物流が滞って、改めて「地産地消」の大切さに気がつきました。「旬のもの」の大切さにも、改めて気づく必要があるのでしょう!