瑠璃山という別名を持つ山。山麓を瑠璃地区とも云っていた。
東西南北のすべて見渡すことができ、特に瀬戸内の島々の遠望がよい。ここまで登ってくる観光客はまづいない。地元の人でさえ、そんなには登ってはこない静かなところです。
浄土寺山は“尾道の隠れた名所”といっても良い景色のよいところ。条件が良ければ四国山脈最高峰の石鎚山が一望できます。
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尾道 江戸時代尾道石工のノミ跡「済法寺磨崖仏」
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尾道 日比崎にある石仏の山「竜王山」
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尾道 瀬戸田「耕三寺 千仏洞地獄峡」
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尾道 処刑された盗賊の首を祀った「海福寺」
尾道 戦国武将の加藤清正を祀る「妙宣寺」
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尾道 観音さまを盗む民話がある..「光明寺」
尾道 「五重塔から三重塔へ」珍しい「天寧寺塔」
ここには珍しい三重塔があります。当初は五重塔だったのですが、その後、四重と五重の傷みが激しくなったため、四重と五重を取り除いて、三重の上に新たに屋根をかけ、三重塔に姿を変えているのです。重要文化財に指定されています。建立は1388年(嘉慶2年)。三重塔に姿を変えたのは、それから300年後の1692年(元禄5年)のことでした。
本当に最初は五重塔だったのだろうかと疑う人もいるかもしれませんが、まず、五重塔の姿で描かれた古い時代の掛け軸が残っている。それに加えて、この三重塔は心柱が下まで通っている。五重塔では心柱を下まで通しますが、三重塔では初重の上から心柱を立てるのが普通です。梁の上に心柱を立てるのです。