日輪山 金剛台院 持光寺(浄土宗)
尾道市西土堂町  標高:26.5m
ウォーキング地図へ
 当寺は834~848年、伝教大師の高弟持光上人により、天台宗の寺として創創され、寺号は日輪山天禅寺と号し本尊は立像・聖観音菩薩の霊像でありました。

 この天台宗時代の寺宝も数点伝わり、中でも絹本着色・普賢延命菩薩像は1153年と銘が記されており、この仏画は「保元・平治の乱」の直前・鳥羽法皇の御宇、最愛の御子・近衛天皇の御息災を祈願された尊像であり、現在「国宝」に指定されております。

 1382年浄土弘伝の沙門善空頓了上人により本尊、立像・来迎の阿弥陀如来を迎え浄土宗に改宗される、寺号も日輪山金剛台院持光寺と改めました。
 このにぎり仏(ぼとけ)はどなたでも、気軽に作れるのが特徴。このお寺さんでできますよ!

 絹本着色普賢延命菩薩画像は国宝


 境内拝観料:無 料
 建物内拝観:300円
 にぎり仏体験:1,500円(送料別…グループでまとめて送ってもらっては)
 「石門」、天井の石、奥行きなど石の加工技術が素晴らしいですね。
たてるためのものであろう穴が数個あったと聞かされ、梯子を借りて屋根まで登つたが、薄くセメントがはられ穴の確認はできなかつたが、おそろく天寧寺などで見られるように鐘楼門にする計画であったのが石の基礎だけ出来あがったところで挫折したのであろう。

(「郷土の石ぶみ」 明治31年5月10日創刊 山陽日日新聞社 より)
 花崗岩で出来た大石門。門をくぐると、巨石より発するパワーにより寿命増長されるとか。
 門の上に柱をたてるためのものであろう穴が数個あったと。
持光寺の石の門(延命門)

 「ええ門は福善寺、かたい門は持光寺」…童歌までに唄われた同寺の門はそのものズバリ、主体だけ17個からなる花崗岩を組みあわせトンネル状に築きあげた石の門。全巾が5m、奥行き3.5m、
高さ3.5mで、通路が巾3m、高さ2.8m。これだけの石を据え微塵の狂いを生じてないあたり、基礎に相当の配慮がはらわれているのだろう。約三百年前に建てられたものであろうが、当時の築構技術の粋をあつめた“石の町”ならでの逸品。
 付近の古老のはなしでは、門の上に柱を








林芙美子像へ A:  B:   海福寺へ:   光明寺へ A:  B:
1頁へ  2頁へ  3頁へ  4頁へ  5頁へ