各地を遍歴して、庶民に「南無阿弥陀仏」を布教「浄土教を民間に広めた空也(くうや)。
   つねに「南無阿弥陀仏」の念仏を唱えていたので「阿弥陀聖(あみだひじり)」と呼ばれ、また民衆の教化に尽力したため「市聖(いちのひじり)」ともいわれています。
   井戸の掘削や道路整備、橋の建設等の社会事業も行っていました。
  
  
  
  
  
  
  「足を知る心を
     失ったもの
       それを餓鬼という
         恥べし
           痛むべし」 と。
  
  
  
  
  
  
   「南無阿弥陀佛」の「南無」とは、帰依しますという意味です。「阿弥陀さまにおすがりします」という意味になります。
   無理して自分で中途半端な精進や修行をしなくても、阿弥陀さまを信じてひたすら「南無阿弥陀仏」と唱えていればいい、ということだそうです。