人生にはさまざまな季節がある!

 ある程度年齢を重ねてくると、心が冬になるときもありますね。
 幾つになっても、なにかしら新しいことに取り組む、という気持ちを持ち続けることができれば、充実した人生になるのでしょうが、なかなか難しいようです。
 いままでの経験をムダにすることなく、プラスαができれば良いのですが、いままでの経験にしがみついていると、かえって視野が狭くなりやすいようです。
 年齢を重ね、冬の時代になっても、澄み切った冬の夜空を見上げ、新しい星を見つけられると好いですね!

自分の人生は自分で決めなくてはならない!

 「考える」という作業は、子供時代から、年寄りまで、続けていかなければいけないこと、ですね。
 小学校から、記憶すること中心、社会人になると生成AI中心では、前頭葉が働かず、認知症になってしまいます。
 子ども時代は、自然の中で、大人になると、いろいろな情報をデータベース化し、その情報を自分流に組み合わせ、加工して遊ぶことが必要でしょうね。
 生成AIを、自分のデータベースを使い、自分でやってみましょう。日本語の単語は、意味が多彩で、思ってもいない情報に出会いますよ!

楽に過ごせば病気と無縁の生活が送れるか?

 副交感神経を活発すると、リラックスできてよい。と思ってましたが、からだ的には、必ずしも良いことではないようです。
 副交感神経が活発になり、リンパ球が増えすぎると、アレスギーの症状が出やすくなるようです。
 適度に緊張し、適度にリラックスする生活が理想のようですが、どの程度にすれば良いのか、難しいですね!

人が初めて貯蔵したものは「食料」、生き残りの手段です!

 昨今「片付け」が注目されるようになっています。豊かな時代の反動なのでしょうか。
 人類の「貯蔵する」という性質が、災害や不作になっても、生き残ってきた源泉なのでしょう。
 片付けも大切なのですが、温暖化などによる災害に備えた貯蓄も、大切な時期に来ています。
 つながりが希薄になってきた現代、自分で貯えておく必要もありますね!

江戸時代、船が通行できる海や川が、今の高速道路だった!

 江戸時代までは、日本海が表通り(現代は太平洋側)だった。
 朝鮮や中国などから京都へ、或いは北海道や東北から、日本海から瀬戸内海経由で大阪へ(北前船)。
 また、江戸では運河を作り、物流を活発化したことで、大都会になった。
 物流を活発化することで、流通量を安定化させ、物価の安定をはかり、結果として戦争の無い時代を維持できたのでしょう。
 もちろん、市場が安定化するまでは、戦争の時代もありましたが!

持ちつ持たれつの、相互扶助の精神がなければ!

 温暖化などで災害が多発しており、誰でも災害に遭遇するという覚悟が、必要になってきました。
 ボランティアをあうる人達が増えています。むかしから、お互いに助け合う風土はあったのですが(地域によってちがいはあったのでしょうが)、神戸の震災をきっかけに「ボランティア」を言われるようになりました。
 むかしは、西日本は台風が多く、東日本は大きな川が多いためか洪水がおおかったので、お互いに助け合う風土ができたのでしょう。
 現在は温暖化により、日本の何処でも台風や洪水、地震、津波を覚悟しなければなりません。
 地域の助け合い、特に都会では住民同士のつながりが薄いため、助け合いの風土の再構築が必要ですね!

最近は、男性よりも女性のほうがずっと元気!

 「元気」という言葉がキーワード(問題解決の手がかりとなる語)になっています。
 これきは、「からだの元気」と「心の元気」の二つの意味があります。
 心の元気は、前頭葉の働きが元気かどうかにあるようです。
 ということは、仕事などで取組の範囲が狭くなり、それを長く続けると習慣化し、前頭葉の働きが少なくなってしまうようです。
 ときどき幅広い知識や情報に接し、なにかしらのコメントを考えることで、前頭葉が働くようにしたほうが、認知症の予防になるようです!

情愛が形づくられる源泉は幼い頃の母子関係にある!

 日本の風土は、他の国に比べて曖昧なようです。
 むかしのむかし(平安時代の中頃まで?)多くの人が移民で日本にやって来ています。
 「移民」という現象は、世界で現在も起きています。その原因は、今住んでいる場所が、戦争や気候変動などで住みにくくなり、住める場所を探して移動する現象です。
 ということは、生きるためのエネルギーがあり、環境変化にも、自分達の工夫で生きていくことができる人達です。
 また、受け入れる側の人達も、移民して来る人達と協力し、工夫し、共生していくことが出来る人達です。
 そのような人達を祖先に持つ日本は、風土が他の国の人達に比べ、「曖昧さ」をうまく活用する風土ができたのでしょうか!

「~しなくてはならない」「~でなくてはいけない」思い込み!

 「思い込み」のベースに在るのは、「知識」なのでしょう。
 スペシャリスト指向は、やむを得ず知識優先になってしまいます。この状態をリタイアまで続けてしまうと、新しい思考を受け入れにくくなるようです。つまり。脳の前頭葉をあまり使わなくなるようです。
 これは、認知症の発症危険率が上がってしまうようです。
 年齢を重ねるとき、いろいろな取組の経験は大切なようです!

感性豊かに育った子ども、人間関係もうまくゆく大人に!

 現在は、教わった知識、入手した情報中心で自分の行動を決めている人が多くなっているようです。
 子供時代に、自然の中で遊び、また年齢の違う人達(むかしは「ガキ大将」を中心とする仲間)と接していると、感性が磨かれ、自分の考えが広がってくるようです。
 考えが広がると、それぞれの場面で、複数の案が浮かび、自分の行動を無意識に選べるようになるようです。
 むかしは、社会の中で暮らすことが最優先だったようです、現在は個人優先の世の中になっていますが!

前頭葉を使わないようにする技術は人類にプラスなのか?

 最近、老化予防のため「歩く」ことが重視されているようです。からだの老化予防には効果があるのでしょうが、認知症にはどの程度の効果が見込まれるのでしょうか?
 また、便利になり過ぎ、家電の自動化が進み、ネットで簡単に情報を得ることができ、自分で考えることが少なくなってきたようです。
 頭の中で消費するエネルギーも、おそらく少なくてすむことでしょう。ただ心配なのは、頭に供給するエネルギーが以前のままだと、当然余ってしまいます。その余ったエネルギーが脳内に溜まっていかなければよいのですが!

アメリカは貿易赤字や財政赤字を日本ほど心配する必要がない!

 今回の衆議院選挙では、財政赤字解消についての政策は、語られていない。むしろ財政赤字が増えていく政策ばかりのようだった。
 財政赤字のつけは、若者達への影響が大きいが、投票率は若者の方が低いようです。
 教育の無償化についても、稼げる人達を増やし、納税額を増やし、あるいは、納税企業を増やし、財政赤字の解消の視点で、政策のアピールをしてほしかったのですが、残念。

途上国、あそこに行けば、なんとかなるだろう、と大都会に行く!

 現代の日本では、大都会に行く人は就職などが決まっている人達がほとんどでしょう。
 しかし、後進国での大都会は、家族を養うため「仕事を求めて」という人が数多くいます。仕事も決まっていないため路上生活になってしまいます。
 そのためか、日本の路上生活者より元気なようです。
 日本でも、むかしはそのようなスタイルだったのでしょうね。そういえば大都会ではないですが、南米やハワイへの移住、満州開拓など多くの日本人が移住していますね!

ダイズの豆は炭水化物に加えてタンパク質・脂質を含む!

 豆腐、納豆、味噌など大豆を利用した食品は、からだに良いと推奨されています。
 徳川家康と三河の赤味噌、武田信玄と信州味噌、伊達政宗と仙台味噌など、戦国時代に栄養豊富な保存食として飛躍的に発展をしました。
 また、いろいろな食材と相性が良く、ご飯と味噌汁、納豆、豆腐、醤油などの組み合わせは栄養学的にも最高のもので、日本人の健康・長寿にとって、大切な食物の一つになっているのでしょう!

いま「良心」が最も感じられない人たちは政治家!

 衆議院選挙が済みました。しかし、当選した政治家(与党も、野党も)は、「最も良心が感じられない人達」と、思われていることを忘れないでほしいですね。
 権力や名誉、財力を持つと、良心よりも、権力や名誉などが優先し、良心は忘れられるようですね。
 歴史も権力を手に入れると、自分に都合の悪い情報は、まず、流れないようにし、抹消するか、都合の良いように書き換えるようです。
 歴史的な文献も、残されているものは、どうもそのようです!

歩く趣味は、足腰を鍛えるだけでなく、脳も若返らせる!

 「満足」という言葉が在ります。なぜ「足を満たす」のでしょうか?
 「充足」という言葉もあります。また 「不足」という言葉もあります。
 むかしから、歩くことが大事だと気づいていたのでしょうか。
 しかし、歩き方については、一般的には習うことはそれほどありません。
 坂道が多く、クルマが使えない地域では、歩き方に違いがあるようです。
 足を前に出すとき、太ももの筋肉ではなく、腰の筋肉を多く使っているようです。太ももの筋肉は、足を上下に動かすときに使っているようです。
 確かに、腰の筋肉で足を前に出すように心掛けると、疲れても歩けますね!

薩摩芋は甘いので野菜のうちには入らない?

 糖尿病の原因は、高カロリー食品である高脂肪食品の摂取過剰と、糖分を消費する最大の器官である筋肉による労働や運動の不足が原因のようです。
 米が主食で、おかずは野菜だった頃、糖尿病はそんなに聞きませんでした。
 米の消費量は1955年と比べると約半分になっているそうです。ということは、生産量も半分になっているのでしょうね。
 円安でしかも食糧の自給率も少ない日本、米の料理法や米の生産場所の拡大などを、考えなければいけない時期が迫っているのでしょうね!

前頭葉機能が低下すると認知症の心配が!

 頭を使っている方、おそらく同じぐらい脳が縮んでいても、認知症の症状が出ない。物忘れにしても、知能低下にしても、遅れる。
 ところが頭を使ってない人は、同じぐらい脳が縮んでいても、それだけ記憶障害であれ、知能低下であれ、ひどい、ということで、頭使い続けるってことが大事。
 認知症予防のため、本を読むということで予想外なことは、意外に小説だったり、漫画だったりするんです。だから漫画だって、読書なんだから、バカにしちゃいけない。予想外なことがガンガン起こる、漫画なんてぜひ読んでほしいと思うぐらいです。小説もやっぱり割と人々の心情を描く、おっと思わせるとか、予想通りの展開になっていかない時に、前頭炎も刺激されるし、喜べると思うんですね、と。
 NHKラジオで、和田秀樹の放送がありました。

「海千山千」は経験豊かな立派な人という意味だった!

 「海千山千」は、海に千年山に千年住んだ蛇は竜になるという言い伝えからきているようですが、せちがらい世の中の裏も表も知っていて、老獪(悪賢い)な人、という意味になっています。
 もう一度、経験豊かで、広く世の中を知っていて、適切なアドバイスができる人、という意味になってほしいですね。
 そうゆう人は、おそらく、ほめ上手で、人をやる気にさせ、あるいは、救ってくれる人なのでしょう!

キャリアを積みたい人は、若いうちに転職したほうがいい!

 能力主義の社会になりました。スキルがないと安定した収入が得られません。
 すると、どうしてもスペシャリストを目指してしまいます。
 専門性は高まるのですが、思考の幅は狭くなってしまいます。
 学校教育で、「記憶力」中心で脳を育ててきたため、もともと思考能力はそれほど育っていないようです。
 そのような社会では、専門性を重視するスペシャリスト優先になって行くようです。
 ただ、年を取り、退職すると、思考範囲が狭い人達は、どのようになっていくのでしょうか?