叱るときは、一つに的をしぼることが大切!

 しかるとき、その場でのことだけにすること、だそうです。ついつい、記憶に残っていることも並べ立てて、しかっていませんか?
 「しかる」は「育てる」こと。これに徹することが大切なようです。
 そのためには、叱る側が冷静であること、これが前提条件ですね。
 あと、しかる環境や叱る人の表情も大切ですね。そのためか「顔色をうかがう」という言葉があるのでしょうか!

心の傷にはふれない!

 失意のとき、相手をはげますか、何もしないか、難しいですね。
 相手が、何かしらの助けを求めているときは、相手が望む方向が判っていれば、その方向の助言が出来そうですが、分からないとき、どうするか、難しいですね。
 小学校時代からのの友人が、中学の二年生のとき失明しました。半年近くときどき尋ねて来ていました。あるとき、小学校時代の先生の家に5~6人で遊びに行きました。
 その帰りに、「このままではどうしようもない。盲学校に行け」と言いました。
 そして、相手は4月から盲学校に行きました。その後も田舎に帰ると尋ねてきました。

生き方上手は……叱ってからほめる!

 「叱ってから褒める」これが原則のようです。
 ただ、「叱る」と「怒る」は明確に意識していないとダメですね。
 辞書によると、
「叱る」=よくないことであると強く注意し、厳しく言い聞かせる。
「怒る」=不愉快・不満を感じて気持があらだち、その気持を表に出すこと。
 言う側が、「冷静であるかどうか」にあるようです。
 冷静であれば、叱った後に褒めることは、それほど難しくはないのでしょう!

物事をカイゼンする上での基本手法を「五つのWHY」!

 最近はあまり聞かなくなった言葉ですが、トヨタの改善手法で、「カンバン方式」とか、「5W1H」とか、「小集団活動」という言葉がありました。石油ショックの頃の話で、NET社会になるずっと前の話です。
 トヨタの改善手法は、石油ショックから抜け出すため、多くの製造業が取り組みました。
 昨今、災害が増えていますが、電気や通信手段に障碍が発生したとき、このトヨタの改善手法を使うと、少しはより良い状態になるのではないのでしょうか!

私の人生なんてどうせこんなものだ!

 「失敗」を財産にできるか、それともストレスになるか、この違いはどこにあるのでしょうか?
 これは「観察力」が関係しているのでしょうか。
 「都会暮らし」や「核家族生活」では、一定のパターンで育つようになってしまい、観察力のパターンが少なくなり、そのパターンから外れてしまうと、詳細な観察ができなくなってしまうのでしょうか。
 すると、ストレスがどんどん強くなってしまうこともあり得ますね!

人生にはさまざまな季節がある!

 ある程度年齢を重ねてくると、心が冬になるときもありますね。
 幾つになっても、なにかしら新しいことに取り組む、という気持ちを持ち続けることができれば、充実した人生になるのでしょうが、なかなか難しいようです。
 いままでの経験をムダにすることなく、プラスαができれば良いのですが、いままでの経験にしがみついていると、かえって視野が狭くなりやすいようです。
 年齢を重ね、冬の時代になっても、澄み切った冬の夜空を見上げ、新しい星を見つけられると好いですね!

自分の人生は自分で決めなくてはならない!

 「考える」という作業は、子供時代から、年寄りまで、続けていかなければいけないこと、ですね。
 小学校から、記憶すること中心、社会人になると生成AI中心では、前頭葉が働かず、認知症になってしまいます。
 子ども時代は、自然の中で、大人になると、いろいろな情報をデータベース化し、その情報を自分流に組み合わせ、加工して遊ぶことが必要でしょうね。
 生成AIを、自分のデータベースを使い、自分でやってみましょう。日本語の単語は、意味が多彩で、思ってもいない情報に出会いますよ!

楽に過ごせば病気と無縁の生活が送れるか?

 副交感神経を活発すると、リラックスできてよい。と思ってましたが、からだ的には、必ずしも良いことではないようです。
 副交感神経が活発になり、リンパ球が増えすぎると、アレスギーの症状が出やすくなるようです。
 適度に緊張し、適度にリラックスする生活が理想のようですが、どの程度にすれば良いのか、難しいですね!

人が初めて貯蔵したものは「食料」、生き残りの手段です!

 昨今「片付け」が注目されるようになっています。豊かな時代の反動なのでしょうか。
 人類の「貯蔵する」という性質が、災害や不作になっても、生き残ってきた源泉なのでしょう。
 片付けも大切なのですが、温暖化などによる災害に備えた貯蓄も、大切な時期に来ています。
 つながりが希薄になってきた現代、自分で貯えておく必要もありますね!

江戸時代、船が通行できる海や川が、今の高速道路だった!

 江戸時代までは、日本海が表通り(現代は太平洋側)だった。
 朝鮮や中国などから京都へ、或いは北海道や東北から、日本海から瀬戸内海経由で大阪へ(北前船)。
 また、江戸では運河を作り、物流を活発化したことで、大都会になった。
 物流を活発化することで、流通量を安定化させ、物価の安定をはかり、結果として戦争の無い時代を維持できたのでしょう。
 もちろん、市場が安定化するまでは、戦争の時代もありましたが!

持ちつ持たれつの、相互扶助の精神がなければ!

 温暖化などで災害が多発しており、誰でも災害に遭遇するという覚悟が、必要になってきました。
 ボランティアをあうる人達が増えています。むかしから、お互いに助け合う風土はあったのですが(地域によってちがいはあったのでしょうが)、神戸の震災をきっかけに「ボランティア」を言われるようになりました。
 むかしは、西日本は台風が多く、東日本は大きな川が多いためか洪水がおおかったので、お互いに助け合う風土ができたのでしょう。
 現在は温暖化により、日本の何処でも台風や洪水、地震、津波を覚悟しなければなりません。
 地域の助け合い、特に都会では住民同士のつながりが薄いため、助け合いの風土の再構築が必要ですね!

最近は、男性よりも女性のほうがずっと元気!

 「元気」という言葉がキーワード(問題解決の手がかりとなる語)になっています。
 これきは、「からだの元気」と「心の元気」の二つの意味があります。
 心の元気は、前頭葉の働きが元気かどうかにあるようです。
 ということは、仕事などで取組の範囲が狭くなり、それを長く続けると習慣化し、前頭葉の働きが少なくなってしまうようです。
 ときどき幅広い知識や情報に接し、なにかしらのコメントを考えることで、前頭葉が働くようにしたほうが、認知症の予防になるようです!

情愛が形づくられる源泉は幼い頃の母子関係にある!

 日本の風土は、他の国に比べて曖昧なようです。
 むかしのむかし(平安時代の中頃まで?)多くの人が移民で日本にやって来ています。
 「移民」という現象は、世界で現在も起きています。その原因は、今住んでいる場所が、戦争や気候変動などで住みにくくなり、住める場所を探して移動する現象です。
 ということは、生きるためのエネルギーがあり、環境変化にも、自分達の工夫で生きていくことができる人達です。
 また、受け入れる側の人達も、移民して来る人達と協力し、工夫し、共生していくことが出来る人達です。
 そのような人達を祖先に持つ日本は、風土が他の国の人達に比べ、「曖昧さ」をうまく活用する風土ができたのでしょうか!

「~しなくてはならない」「~でなくてはいけない」思い込み!

 「思い込み」のベースに在るのは、「知識」なのでしょう。
 スペシャリスト指向は、やむを得ず知識優先になってしまいます。この状態をリタイアまで続けてしまうと、新しい思考を受け入れにくくなるようです。つまり。脳の前頭葉をあまり使わなくなるようです。
 これは、認知症の発症危険率が上がってしまうようです。
 年齢を重ねるとき、いろいろな取組の経験は大切なようです!

感性豊かに育った子ども、人間関係もうまくゆく大人に!

 現在は、教わった知識、入手した情報中心で自分の行動を決めている人が多くなっているようです。
 子供時代に、自然の中で遊び、また年齢の違う人達(むかしは「ガキ大将」を中心とする仲間)と接していると、感性が磨かれ、自分の考えが広がってくるようです。
 考えが広がると、それぞれの場面で、複数の案が浮かび、自分の行動を無意識に選べるようになるようです。
 むかしは、社会の中で暮らすことが最優先だったようです、現在は個人優先の世の中になっていますが!

前頭葉を使わないようにする技術は人類にプラスなのか?

 最近、老化予防のため「歩く」ことが重視されているようです。からだの老化予防には効果があるのでしょうが、認知症にはどの程度の効果が見込まれるのでしょうか?
 また、便利になり過ぎ、家電の自動化が進み、ネットで簡単に情報を得ることができ、自分で考えることが少なくなってきたようです。
 頭の中で消費するエネルギーも、おそらく少なくてすむことでしょう。ただ心配なのは、頭に供給するエネルギーが以前のままだと、当然余ってしまいます。その余ったエネルギーが脳内に溜まっていかなければよいのですが!

アメリカは貿易赤字や財政赤字を日本ほど心配する必要がない!

 今回の衆議院選挙では、財政赤字解消についての政策は、語られていない。むしろ財政赤字が増えていく政策ばかりのようだった。
 財政赤字のつけは、若者達への影響が大きいが、投票率は若者の方が低いようです。
 教育の無償化についても、稼げる人達を増やし、納税額を増やし、あるいは、納税企業を増やし、財政赤字の解消の視点で、政策のアピールをしてほしかったのですが、残念。

途上国、あそこに行けば、なんとかなるだろう、と大都会に行く!

 現代の日本では、大都会に行く人は就職などが決まっている人達がほとんどでしょう。
 しかし、後進国での大都会は、家族を養うため「仕事を求めて」という人が数多くいます。仕事も決まっていないため路上生活になってしまいます。
 そのためか、日本の路上生活者より元気なようです。
 日本でも、むかしはそのようなスタイルだったのでしょうね。そういえば大都会ではないですが、南米やハワイへの移住、満州開拓など多くの日本人が移住していますね!

ダイズの豆は炭水化物に加えてタンパク質・脂質を含む!

 豆腐、納豆、味噌など大豆を利用した食品は、からだに良いと推奨されています。
 徳川家康と三河の赤味噌、武田信玄と信州味噌、伊達政宗と仙台味噌など、戦国時代に栄養豊富な保存食として飛躍的に発展をしました。
 また、いろいろな食材と相性が良く、ご飯と味噌汁、納豆、豆腐、醤油などの組み合わせは栄養学的にも最高のもので、日本人の健康・長寿にとって、大切な食物の一つになっているのでしょう!