日本の歴史の中で、通信手段として「伝書鳩」のことを語る歴史家は見かけない。が、尾道の浄土寺の言い伝えでは、「源氏は伝書鳩を使っていたが、平家は使えなかった」と。今でたとえると「携帯電話」に相当するのでしょう。広島の原爆の一報は、原爆投下の少し後に広島を通りがかった新聞記者が、大阪の本社に伝書鳩で報告したとのこと。何らかの事情で記事にはならなかったが、第二次世界大戦までは、ヨーロッパでも伝書鳩が使われていたという。戦国時代の“いくさ”でも、伝書鳩が使われていたのでしょう。江戸幕府が「伝書鳩を禁止」した事実があるのですから!
2019年のアーカイブ
厚木 相模観音霊場二十七番札所だった「聖眼寺」
立秋、秋の気配が漂ってくる!
鎌倉 風情のある住居のような「長寿禅寺」
「断食」で身体の声を聞いてみる!
尾道 生口島の耕三寺「未来心の丘」
韓国の「他者中心」の生き方!
鎌倉 蛭子は「えびす」とも読む「蛭子神社」
人間関係は鏡のようなもの!
厚木 多くの古い石仏がある「金剛寺」
怒り出したら心の中で「1、2、3……」と!
福山 鞆湾の入口の守り神「淀媛神社」
表情で、きれいにも、チャーミングにも!
鎌倉 観音さまの安置によい場所「杉本寺」
重要な意志決定は午前九時から十一時に!
尾道 浄土寺山の中腹に棲む不動様「不動岩」
ネガティブな思いにとらわれる!
今年のように、お盆の時期に台風が来てしまうと、予定が大きく狂ってしまいます。ここは「神様が、エネルギーを使いすぎだよ」と警告している、しょうがないと、むかしの人は考えたのでしょう。「雷神」という神様がいます。雷神は人びとを恐怖のどん底に突き落とす崇り神様ですが、一方で、雷神が稲穂と交わることで、稲は実を結ぶと信じられていました。実際に、空気中にある窒素(空気の80%)に、雷=電気が流れると、窒素酸化物になり、これが雨に溶けて降り注ぐことで作物の肥料になります。このように、日本の神様には二面性があります。ただ、昨今の人々には、「自分だけが正しい(思い込み)」、という一面だけの人が増えているようですね。世間の犯罪を見ると!