退職する人に、気持ちを込めて別れの挨拶!

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 ここ数十年の核家族化で、子供時代に人との接し方を学ぶチャンスが、思っている以上に減少しています。先生を除くと、両親の2人の大人と、お母さんの友人が1~2人、その人達を入れても3~4人との接触くらいです。都会では近所づきあいもあまりないので、子供時代は人類史上初めての、少人数の大人達の中で成長していきます。大人になって、いろいろな人々の中で、過ごしていくためのノウハウを身につけていないので、かなりきびしい生活になる人達がでてくるのでしょう!

人間は二足歩行でお尻の回りが大きく変化!

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 人間(類人猿)は体の構造上、歩くのが苦手です。ほとんどの動物の足首は、人間の膝にあたるところにあります。動物の膝は、からだのものすごく近いところにあります。鳥も先祖は恐竜なので、足首の位置は、やはり人間の膝の位置にあります。歩くに適した構造は、膝がからだに近いところにあり、腰やお尻の大きな筋肉を使う構造のほうが、歩くことに適しているのでしょう。人間はからだの構造上、歩き方をもっと意識し、練習しなければならないのでしょう!

見当外れなプライド、メンツは頭の老化!

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 こだわりが強くなっていくと、事実より、思い込みが上をいくことがあります。そして、その思い込みを基準に判断するようになります。昨年よく使われた「忖度」も、思い込みが支配しているのでしょう。似たような現象に「地位の名称(社長、部長、むかしでは官位など)」があります。これは権力争いにも利用されていたようです。朝廷が、源義経に官位を与え、他の関東の武士に「ねたみ」を持たすような政策を行い、武士の勢力の分裂を図ろうとした例があります。このような例はいつの時代にもあるのでしょう!

「何となく」としかいいようのない直感!

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 「何となく」という感覚が身につくのは、教科書からでは無理、体験の積み重ねで獲得するのでしょう。しかし、人生経験を積んだ人でも、マンネリ化した生活では、言葉や文字中心の生活となり、体験が過去の忘れ去られたものになっています。「何となく」という感覚が、鈍くなっている恐れもあります。特に自然の変化が少ない都会暮らしだと、気をつけないと感覚は鈍くなってしまいます。人づきあいもヘタになるのでしょうか?

子供のお小遣いの役割!

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 子供に母親が、うるさく指導する場面を見ると、母親としては、子供の自主性を引き出そうと、我慢強く子供に接している場面を見かけることがあります。しかし、子供は母親の我慢の範囲(大人の事情)を超えて、優柔不断に行動することもあります。あと3分か5分ほど我慢して………、などと思うことがあります!

乾燥注意報は火事の予防!

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 気象情報の乾燥注意情報は、「火事に気をつけてください」とのこと。むかしに比べて、コンクリートの建物や、防火材料を使った家が増えたため、防火意識が低下したようです。火の用心のパトロール時に使う拍子木は、いまも販売されていますが、うるさいと苦情がくるのか、聞くことが少なくなりました。しかし、火事のニュースは、毎日のように放送されていますね!

脳のマンネリ化は老化現象!

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 「マンネリ」は、脳にとっては最大の老化要因なのでしょうか。マンネリ化を打開するには、視点を変えることも大事です。たとえテレビでドラマを見るときでも、日陰でも主役の表情が影になっていない、照明さんはどのように工夫しているのだろうか? どうしてこの場面で、このような音楽を流すのだろうか? あれ、目線より低い位置から撮影しているよ! 色の配置が……など、マンネリ化を防ぐ工夫は、身近にもありますね!

血の機能が衰えた状態が「血虚」!

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 最近「あかぎれ」という言葉をあまり聞かなくなりました。エアコンや加湿器が使われるようになったためでしょうか。手が冷たい時間が続き、それに乾燥が加わると、皮膚がひび割れ「あかぎれ」になります。指を使う細かな作業が痛くて、やりにくくなりますね!

悪口は、たまにだったら楽しい!

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 悪口を言ったつもりがなくても、巡っているうちに悪口に変化することもあります。印象が悪くなっている国や会社、人の場合は、その印象と結びついて、悪口に化学変化する場合が多いようです。言葉は事象と違って、簡単に化学変化します。現在のように、言葉中心の社会は、気をつけなければいけません。振込詐欺と同じようにね!

しきたりをどんどん破っていく現代の方が!

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 昔から「しきたり」というものがありました。最低のマナーである法律よりも、上位のマナーです。半世紀ほど前までは、「法律=最低のマナー」とされていました。日産のカルロス・ゴーンさんは、最低のマナーレベルを、最低のレベルで守れば良いと考えていたのでしょう。いまの日本は、海外の商人の思考パターンが定着し、法律さえ守れば何をやっても良い、という経営者が多くなってきているようです!

松下幸之助は「百見は一験にしかず」と!

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 「現状把握」は百回聞いてもよく分からないもの、ということ。これは言葉の限界を現しています。しかし、いまのネット社会では、言葉に加え画像も増えてきました。しかし、百回見ても「一験(一度の体験)」には到底およばないですね。何かを「やる」ことは、いま現在に集中でき、いままで見えてこなかったことに、気がつくようになります。言葉社会になればなるほど、体験が重要なのですね!


自然の中にとけこんだとき!

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 都会のコンクリートで囲まれた社会で生活していると、息が詰まってくる。息が詰まっていることすら気づかなくなる。その結果、自然からの情報でなく、言葉による情報に囲まれるようになる。自然の情報は、いま現在の情報。言葉からの情報は、現在の他に、過去や将来のことを考えてしまう。プラスに働けば良いが、マイナスに働くこともある。するとストレスが増加する。ときどき、自然に帰る必要がある!


人の話をまず上手に聞く!

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 「話を聞くことが大事」なのですが、自分の「思い込みの範囲」で聞くことが多い。これでは自分の成長にはなりませんね。しかし、大人になると「自分の思い込み無し」で聞くことは大変難しい。言葉というものが、多くの思い込みをつくりあげているようです。もっと言葉以外の情報(視線、顔の表情やしぐさ、音の表情、周囲の状況など)に注意を向けていくことが出来れば、素直に聞くことができるようになるのでしょうか!

眠る前に良い夢を見る準備を!

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 「いま」を大事にし、「いま」を生きていれば、夢の中でいろいろなアイデアが浮かびやすいようです。動物は「いま」を生きているので、悩むことはないようです。人間が言葉をつくり出したことにより、「過去」や「将来」を考えてしまうようになりました。それがマイナスに働くと、過去=不幸な出来事、将来=不安、となってしまうようです。自然の中で育った子供達は「いま」を大事にし、言葉で育った子供達は「過去や将来」を中心に考えてしまうのでしょうか?


神社の前を通りかかったら!

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 鎌倉では神社の前を通るとき、立ち止まり、神社に向かってお辞儀をする人をよく見かけます。外国の観光客が増え、外国人向けのお店が増えてきてはいますが、まだ日本の風土を守っている人もおられるようです。日本風土を守っているが故、外国の人たちが観光に訪れるのでしょうか。「観光」とは、見知らぬ土地に行って、何か役に立つことがないか、見つけることが目的だったようです!

人間重視それとも組織重視!

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 成長期には組織重視、低迷期は人間重視が社会の基本です。現在のようにそれほど成長が期待できないときは、人間重視です。具体的には「笑顔重視」なのでしょう。アメリカのように対立し、笑顔が少なくなりそうな社会では、混乱が拡大するのでしょうか!

世論がこういっているから!

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 学校での学びは○と×、電波で見聞きすることも、解説者の答えがある。これでは、自分で考えることがなくなる人も出てくる。夏休みや冬休みに、NHKラジオで「子供科学電話相談」があるが、この番組で相談する子供達は、自分で考えた上で相談している。この姿勢を学びたいものである!

自己の確立がエゴの確立になっている!

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 「自己の確立」ということが曖昧なままだと、親に依存したままか、エゴの確立になってしまうのでしょうか。核家族で育つと、子供時代に接触する大人が少なく、思考パターンが単純になってしまうのでしょうか? 自分の思い込みだけが正解と考えてしまうのでしょうか? 私の高校時代、テストで103点とか105点をつけてくれた先生がいました。???でしたが、多様性を評価してくれていたのでしょうか。そんな時代もありました!


シリアスな顔より笑顔のほうが!

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 「いい笑顔」が出来る人と出会うと、たとえ知らない人でも微笑みます。なぜなのでしょうか? そのような人は、初めて行った場所でも、知らない人から挨拶をされることがあるようです。また、知らない子供からも挨拶されるようです。なんとなく分かるようですね!


感謝は人づきあいのエッセンス!

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 「感謝する」ことが出来る人は、「いま」を大事にしている人なのでしょうか。感謝するには、いま現在どのようなことが起きているか、を敏感にとらえることができていないと、ついつい感謝することを逃してしまいます。過去や、この次に何が起きるのだろうかと考えていると、なかなか感謝できないですよね!