ダイズの豆は炭水化物に加えてタンパク質・脂質を含む!

 豆腐、納豆、味噌など大豆を利用した食品は、からだに良いと推奨されています。
 徳川家康と三河の赤味噌、武田信玄と信州味噌、伊達政宗と仙台味噌など、戦国時代に栄養豊富な保存食として飛躍的に発展をしました。
 また、いろいろな食材と相性が良く、ご飯と味噌汁、納豆、豆腐、醤油などの組み合わせは栄養学的にも最高のもので、日本人の健康・長寿にとって、大切な食物の一つになっているのでしょう!

薩摩芋は甘いので野菜のうちには入らない?

 糖尿病の原因は、高カロリー食品である高脂肪食品の摂取過剰と、糖分を消費する最大の器官である筋肉による労働や運動の不足が原因のようです。
 米が主食で、おかずは野菜だった頃、糖尿病はそんなに聞きませんでした。
 米の消費量は1955年と比べると約半分になっているそうです。ということは、生産量も半分になっているのでしょうね。
 円安でしかも食糧の自給率も少ない日本、米の料理法や米の生産場所の拡大などを、考えなければいけない時期が迫っているのでしょうね!

日本に稲作が伝来する以前、重要な食糧はサトイモ!

 スーパーの米の在庫が少なくなってしまうこと、今後もあるのでしょうか?
 稲作が日本に伝わったのは、3000年ほど前とのこと。日本にヒトが住みついたのは、3万8000年ほど前。いろいろと食料を見つけてきたのでしょうね。
 米不足の時も、命をつなぐための工夫を試しておくと、災害の時も役に立ちそうです。
 もっと、野山に目を向けないと行けないのでしょうね!

栄養状態がよくなると、体は「えさ取り」にあくせくしない!

 栄養状態を良くしておくことは、小学校の給食のメニューが、どのような食材の組み合わせで造られているかを、知ることから身につけたいものです。
 覚える方法として、色分けが良いですね。野菜類は「緑」、肉や魚は「赤」のように、色分けしていると、何時の間にか食事のバランスを気にするようになります。小学校で6年続けていると、自然に身につきます!

大根は、江戸時代に品種改良が進み、栽培が奨励された!

“ 大根足は、平安時代は「ほめ言葉」でした。品種改良が進み、だんだん太くなっていったようです。
 大根は食料が不足がちになる冬場に取れ、漬物にもなります。
 「大根役者」という言葉が有りますが、これは素人(しろうと)の「しろ」に、大根の「しろ」を合わせたもののようです。
 大根にとっては迷惑な話ですね。
 大根の健康効果を大事にしたいですね!”

浅蜊(あさり)は旨味が勝った貝!

“ 最近、地球の温暖化が問題になっています。魚類の取れ高が変化しています。海に住む生物は、もともと温度変化が少ないため、温暖化の影響は大きいようです。
 瀬戸内海でも、獲れる魚が変化しています。また、温暖化だけでなく、瀬戸内海に流れ込む水がキレイになり過ぎたため、アサリが獲れなくなった場所もあるようです。
 環境が清潔になると、アレルギーの人も増えてきたようです。
 絶滅した生物も数多くいますが、まだ環境については、部分的な視点でしか研究されていないようですね!”

箸使いには、タブーが多い!

“ お箸を食事の際に用いるようになったのが飛鳥・奈良時代とされています。箸そのものは弥生時代には中国から伝わっていたようです。
 食事の時に使う箸は、いろいろと細かいルールがあります。それらのルールの中でタブーの代表が「迷い箸」。
 外国からの観光客が増えていますが、日本の箸の文化を伝えるのは大変ですね。いや、無理ですね!”

良質なたんぱく質で心のバランスを!

 ビールのつまみには、枝豆が良いそうです。大豆は2000年前頃には大陸から日本に伝えられたそうです。枝豆はいつごろから食べられるようになったのかは、はっきりしていないようです。
 その枝豆がビールのつまみに普及したのは、ビールが庶民に広がった昭和30年代(1960年頃)のようです。
 当初は健康面よりも、価格面で普及したのですが、人々は本能的に健康に良いものを選んでいたのですね。
 枝豆には、アルコールの分解を助け、解毒作用もあり、ビールのつまみには最適ですね!

食べたくても食べられない!

 むかしは、ヨーロッパは食糧不足問題から戦争が当たり前になり、その風土がいまも続いているのでしょうか?
 我々から見ると、戦いに寛容のように見えます。
 またアフリカも、人類発祥の地でありながら、アフリカに残った人達も食糧事情が悪いのか、争いが絶えないですね。
 今は地球の人口が増加傾向にあり、ますます争いが増える傾向にあるのでしょうか?

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がある!

 人間は食物繊維を消化できません。しかし、健康には大切とされています。
 ちょっとむかしまでは、そんなことはあまり聞きませんでした。
 測定具などが発達し、証明ができるようになると、その部分が強調された情報が、大量に流れます。
 以前、日焼けについてもそうです。しかし、一定の時間は日に当たることも必要だと、最近は言われた始めています。
 やはり、生命体として、情報には注意をしながらも、自分の身体の状態には、自分で敏感になっておく方が良さそうですね!

タマネギの健康作用!

 料理を「薬」という視点から見ることも必要ですね。健康に注意している人は、この薬という視点からも見ているようです。
 むかし、給食の時間に黒板にチョークの色を変えながら、給食の内容を、野菜は緑色、肉や魚は赤、黄色は……(忘れました)などで書いていました。
 やはり、味だけでなく、成分に意識を向けなければいけませんね。
 また、同じ食べ物でも、農薬使用の有無でも、からだに影響しているようですね!

おにぎりのほうが腹持ちがよい!

 フランスなどの外国でも、「おにぎり」が流行り始めているようです。
 日本では、「おにぎり」と「おむすび」の二つの呼び方があります。西日本では「おにぎり」と呼び、東日本では「おむすび」と呼ぶのでしょうか?
 おにぎりは、食べやすさと腹持ちが良いので、ついつい食べたしまいます。コンビニのおにぎりも、ずいぶん美味しくなりましたね!

カフェインは毒性物質の一種、注意も!

 国内では日本茶の需要が少し減っているようです。ましたて急須でお茶を入れることはかなり減ってきているようです。
 急須で入れると、お茶の種類やお湯の温度の違いで、お茶の味が微妙に変化するのですが、ペットボトルのお茶になれてしまうと、急須で入れるのが面倒になります。
 微妙な味の変化は感じる力、それを歳をとっても維持していくことは、きっと感覚の維持につなかり、老化予防に良いのだと思うのですが、ついつい、楽な方向に行ってしまいますね!

栄養バランスのとれた食事を毎日、目で見て!

 食べ物は「見る」ということが大切です。野菜など、種植えの前の準備から収穫まで、できれば無農薬で、虫たちが食べた跡なども見て、この食べた跡なら安全かな? と感じることも出来ます。
 また、料理されたものも、よく見て、どんなバランスになっているのか知ることも大切です。
 いまだに小学校の給食時間で、黒板に、緑=野菜、赤=肉や魚、黄色=炭水化物、白=その他、など書いていた記憶が役立っています。
 サプリメントに頼らず、自分の目で見る、そして、できれば地産地消が良いのでしょうね。
 最近は、食物繊維による腸内細菌の働きにより、運動能力が変化するとのNHKの放送もありました。
 やはり食事は、バランスを考えて、料理による栄養の変化も考え、味を知るだけで鳴く、目で見て記憶に残し、食べる前から見ただけで、からだによいのか、気をつけたいですね!

スイーツとして一つ挙げるとすればチョコレート!

 薬品が開発される前までは、病気や健康の維持は、植物や動物を何かしらの加工をし、服用して(食べて)いました。
 漢方薬などは、征服した民族を、50年とか100年の間、人体実験の“材料”にしていたようです。今でもウクライナからロシアに連れて行かれた子供達は、何かしらの実験に使われている可能性があります(精神的な面も含めて)。
 最近、体内に入った微生物(腸内細菌など)が、人の性格に影響を与えている可能性があると言われ出しました。いままで、その土地の風土は、自然環境や歴史からきていると思っていたのですが、その土地の食べ物も影響を与えている可能性が出てきました。
 そう考えると、世界の各地から食料を輸入している日本は、どんな性格の人が現れてくるのか、そんな疑問も出始めたような気もします!

最高のぜいたくは庭の片すみの菜園!

 昭和30年代頃までは、家庭菜園が当たり前のように行われていました。これは、戦後の食糧不足の対策でした。肥料は自然のもの、防虫剤などは使われていませんでした。
 そのため、野菜などは一枚ずつめくり、虫がいないか確認し、水で良く洗って食べていました。昆虫や鳥などと一緒に暮らしていたのでしょう。いまで言えばSDGsをやっていたのですね。
 他の生物と一緒に暮らしていくという方法は、自然環境が大きく変化した場合の、人間の生き残りの確率を挙げていくのに役立つのでしょうね!

最近は、季節の移り変わりに鈍感!

 野菜が温室で育てられるようになり、季節感が薄れてきました。地球の温暖化が叫ばれていますが、温室栽培はそのまま継続のようです。
 物価が上昇している今、人間に寄り添うより、植物が本来持っている性質を生かしながら、人間が料理方法を工夫して、野菜を供給することは難しいのでしょうね!

通人は冬にウナギを賞味する!

 通人は「冬にウナギ」を食べるそうです。脂の具合がちょうど良いのだそうです。
 ウナギは健康に良いのだそうですが、値段が値段だけに、なかなか食べることが出来ないですね。
 ウナギの完全養殖は、商業ベースではまだ出来ていないのですが、研究段階では2010年水産総合研究センターで成功しています。なんとか商業化に成功してほしいですね。

腸内細菌叢の重さは約2kgにもなる!

 医療が発達していなかった場合、今の日本人の寿命はどのくらいなのでしょうか?
 自然のものを、そのまま食べることが少なくなり、加工された食品を多く食べる現代人、ウイルスなどに対し弱くなっているのでしょうか?
 ただ、甘いものを大量に食べることは、からだには良くないのでしょうね!

穀物は、貧富の格差、そして戦争を生んだ!

 農業で穀物ができるようになり、しかも、農業従事者1人で約2人分の食料を生産できるようになると、穀物の貯蔵ができるようになった。
 そして、その貯蔵をたくさんできる人が出てきた。その結果、富が生まれ、権力を持つ人が出てきた、
 日本は、平安末期頃から念仏宗教が庶民に広まり、庶民は団結することで、権力者に対抗できることを知った。
 800年ほど前に、庶民も力を持つことができるようになった。この歴史が、他国に比べ、日本の平和が比較的永く保つことができた原因なのでしょうか!