お年寄りになっても心身ともに活動的!

 野菜を多く食べているのは日本人。果物を多く食べているのはヨーロッパ人だそうです。
 ヨーロッパでは果物はそのまま盛られた売っています。日本は丁寧に扱われ売られています。そのためかヨーロッパでは果物の価格が安い。
 気候風土もヨーロッパは果物作りに適しているようです。
 やはり気候風土が食生活に影響しているのですね。
 この食生活が、健康寿命にどのように影響しているのでしょうか?
 野菜の食べ過ぎは、健康寿命に影響するのでしょうか、少なくとも早死には防げるように思うのですが!

一日のメインの食事は夕食だ?

 測定できるデータが増え、食べ物と健康について情報が増えてきました。
 そのためか、日本では夕食がメインでしたが、少しずつ変わってきた傾向も見えます。
 これは働く女性が増えてきたことも関連しているのでしょうが、それ以上に、長寿化し老後も健康に過ごしたい、と考える人が増えてきたためなのでしょう。
 もう一度、食べることに重点を置いてきた「漢方」について、視線を向けることが大事になってきているのでしょう!

日常的に心がけることとしては、食事が大切!

 漢方では、食べ物と健康との関係を長年調べ、場合によっては、占領した地域の住人を人体実験に使い、開発してきたようです。
 いろいろな測定器などがなかった時代、健康に暮らすにはそうするしか無かったのでしょう。
 その結果、食べ物について蓄積された情報は、厖大な情報があるのでしょうが、学ぶチャンスはコマーシャル中心で、漢方に興味のある人達以外は、食べ物の人体に対する影響を、あまり知らないですね!

人類の歴史は、ある面、空腹の歴史!

 人類は空腹だったことから、生き残りのため、体質も含めいろいろと工夫し生き延びてきた。
 日本も太平洋戦争後は、多くの人が空腹であったから、いろいろと工夫し高度成長をなしとげた。
 しかし、豊かになると工夫する力は弱くなるのでしょうか? 成長する力が弱くなってきているようです。
 アメリカも、移民の人達の工夫する力で成長してきたのでは? と思ってしまいます。
 アメリカが成功者中心の社会になると、成長力は鈍ってくるのでは、と思ってしまいます!

血管の健康のために、肉より魚中心の食事を!

 「肉より魚」が推奨されるようです。でも、海にはマイクロプラスチック浮遊しており、海洋生物のからだにはそれが含まれているとか、とも言われております。
 まだ研究が進み始めたばかりで、よく分かってはいませんが、何かしら人体に悪い影響があるようです。
 つい最近、脳にもマイクロプラスチックが溜まるとか、と言われ始めています。
 ただマイクロプラスチックの影響だけでなく、海洋生物の人体に対する影響を、総合的に考えなくてはいけませんね!

日本の文化の礎は稲作にある!

 米が高くなっています。米離れが起きなければ良いのですが、稲作は日本の風土の原点にあるので。
 神社やお寺などで「雨乞い」をしますが、農作においては欠かせないものです。その中心が稲作です。
 また、年貢も稲作が基準です。安定した米を生産するには、水の安定供給が必須です。
 西日本では大きな川が少ないため、溜め池が中心ですが、関ヶ原より東(関東)は、大きな川が多いため灌漑施設が重要です。
 溜め池造りに較べ、灌漑施設造りは多くの人が必要です。推論ですが、関ヶ原より東側の武士達が日本の統一が出来たのは、多くの人を統一して動かすノウハウを知っていたからでしょうか?

料理人にとっては、出したら、すぐ食べてもらいたい!

 料理に手の掛かったお店では、料理が徐々に出ています。
 料理が出てきたら直ぐ食べていたのですが、これがルールとはあまり知りませんでした。
 また、食材を無駄なく使う、この工夫も大事だそうです、そういえば、この前バナナの皮をフライにしていたのを初めて知りました。
 少し話が違いますが、葉野菜は、むかしは一枚一枚洗っていました。虫が潜んでいることがあったからですが、農薬が普及したためか綺麗な葉っぱだけになりました。
 でも見方を変えれば、虫も食べない葉野菜を人間は食べている、ということになりますね!

紅茶は、酸化酵素の働きで発酵させた「発酵茶」!

 紅茶はイギリスのイメージがあります。
 イギリスがインドを支配しているとき、インドの暑さでも育つチャを発見し、それがイギリスで普及した。
 紅茶や日本茶にはカテキンが含まれており、殺菌作用があります。そのため、お茶や紅茶でうがいをすると、風邪予防に効果があります。

ダイズの豆は炭水化物に加えてタンパク質・脂質を含む!

 豆腐、納豆、味噌など大豆を利用した食品は、からだに良いと推奨されています。
 徳川家康と三河の赤味噌、武田信玄と信州味噌、伊達政宗と仙台味噌など、戦国時代に栄養豊富な保存食として飛躍的に発展をしました。
 また、いろいろな食材と相性が良く、ご飯と味噌汁、納豆、豆腐、醤油などの組み合わせは栄養学的にも最高のもので、日本人の健康・長寿にとって、大切な食物の一つになっているのでしょう!

薩摩芋は甘いので野菜のうちには入らない?

 糖尿病の原因は、高カロリー食品である高脂肪食品の摂取過剰と、糖分を消費する最大の器官である筋肉による労働や運動の不足が原因のようです。
 米が主食で、おかずは野菜だった頃、糖尿病はそんなに聞きませんでした。
 米の消費量は1955年と比べると約半分になっているそうです。ということは、生産量も半分になっているのでしょうね。
 円安でしかも食糧の自給率も少ない日本、米の料理法や米の生産場所の拡大などを、考えなければいけない時期が迫っているのでしょうね!

日本に稲作が伝来する以前、重要な食糧はサトイモ!

 スーパーの米の在庫が少なくなってしまうこと、今後もあるのでしょうか?
 稲作が日本に伝わったのは、3000年ほど前とのこと。日本にヒトが住みついたのは、3万8000年ほど前。いろいろと食料を見つけてきたのでしょうね。
 米不足の時も、命をつなぐための工夫を試しておくと、災害の時も役に立ちそうです。
 もっと、野山に目を向けないと行けないのでしょうね!

栄養状態がよくなると、体は「えさ取り」にあくせくしない!

 栄養状態を良くしておくことは、小学校の給食のメニューが、どのような食材の組み合わせで造られているかを、知ることから身につけたいものです。
 覚える方法として、色分けが良いですね。野菜類は「緑」、肉や魚は「赤」のように、色分けしていると、何時の間にか食事のバランスを気にするようになります。小学校で6年続けていると、自然に身につきます!

大根は、江戸時代に品種改良が進み、栽培が奨励された!

“ 大根足は、平安時代は「ほめ言葉」でした。品種改良が進み、だんだん太くなっていったようです。
 大根は食料が不足がちになる冬場に取れ、漬物にもなります。
 「大根役者」という言葉が有りますが、これは素人(しろうと)の「しろ」に、大根の「しろ」を合わせたもののようです。
 大根にとっては迷惑な話ですね。
 大根の健康効果を大事にしたいですね!”

浅蜊(あさり)は旨味が勝った貝!

“ 最近、地球の温暖化が問題になっています。魚類の取れ高が変化しています。海に住む生物は、もともと温度変化が少ないため、温暖化の影響は大きいようです。
 瀬戸内海でも、獲れる魚が変化しています。また、温暖化だけでなく、瀬戸内海に流れ込む水がキレイになり過ぎたため、アサリが獲れなくなった場所もあるようです。
 環境が清潔になると、アレルギーの人も増えてきたようです。
 絶滅した生物も数多くいますが、まだ環境については、部分的な視点でしか研究されていないようですね!”

箸使いには、タブーが多い!

“ お箸を食事の際に用いるようになったのが飛鳥・奈良時代とされています。箸そのものは弥生時代には中国から伝わっていたようです。
 食事の時に使う箸は、いろいろと細かいルールがあります。それらのルールの中でタブーの代表が「迷い箸」。
 外国からの観光客が増えていますが、日本の箸の文化を伝えるのは大変ですね。いや、無理ですね!”

良質なたんぱく質で心のバランスを!

 ビールのつまみには、枝豆が良いそうです。大豆は2000年前頃には大陸から日本に伝えられたそうです。枝豆はいつごろから食べられるようになったのかは、はっきりしていないようです。
 その枝豆がビールのつまみに普及したのは、ビールが庶民に広がった昭和30年代(1960年頃)のようです。
 当初は健康面よりも、価格面で普及したのですが、人々は本能的に健康に良いものを選んでいたのですね。
 枝豆には、アルコールの分解を助け、解毒作用もあり、ビールのつまみには最適ですね!

食べたくても食べられない!

 むかしは、ヨーロッパは食糧不足問題から戦争が当たり前になり、その風土がいまも続いているのでしょうか?
 我々から見ると、戦いに寛容のように見えます。
 またアフリカも、人類発祥の地でありながら、アフリカに残った人達も食糧事情が悪いのか、争いが絶えないですね。
 今は地球の人口が増加傾向にあり、ますます争いが増える傾向にあるのでしょうか?

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維がある!

 人間は食物繊維を消化できません。しかし、健康には大切とされています。
 ちょっとむかしまでは、そんなことはあまり聞きませんでした。
 測定具などが発達し、証明ができるようになると、その部分が強調された情報が、大量に流れます。
 以前、日焼けについてもそうです。しかし、一定の時間は日に当たることも必要だと、最近は言われた始めています。
 やはり、生命体として、情報には注意をしながらも、自分の身体の状態には、自分で敏感になっておく方が良さそうですね!

タマネギの健康作用!

 料理を「薬」という視点から見ることも必要ですね。健康に注意している人は、この薬という視点からも見ているようです。
 むかし、給食の時間に黒板にチョークの色を変えながら、給食の内容を、野菜は緑色、肉や魚は赤、黄色は……(忘れました)などで書いていました。
 やはり、味だけでなく、成分に意識を向けなければいけませんね。
 また、同じ食べ物でも、農薬使用の有無でも、からだに影響しているようですね!

おにぎりのほうが腹持ちがよい!

 フランスなどの外国でも、「おにぎり」が流行り始めているようです。
 日本では、「おにぎり」と「おむすび」の二つの呼び方があります。西日本では「おにぎり」と呼び、東日本では「おむすび」と呼ぶのでしょうか?
 おにぎりは、食べやすさと腹持ちが良いので、ついつい食べたしまいます。コンビニのおにぎりも、ずいぶん美味しくなりましたね!