鎌倉 頭脳明噺・記憶力増進を計ろう「虚空蔵堂」

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 極楽寺坂、星月ノ井の上方にある。明鏡山星井寺という小さな堂。成就院の管理。『明鏡山星井寺略伝記』によると、天平二年(730)行基が当所で虚空求聞持の法を修していたとき、傍の井戸(星月ノ井)から明星に似た光り輝く奇石を得た。この石は虚空蔵の化身であろうと思った行基は、虚空蔵菩薩像を彫って安置した所だと伝える。

しきたりをどんどん破っていく現代の方が!

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 昔から「しきたり」というものがありました。最低のマナーである法律よりも、上位のマナーです。半世紀ほど前までは、「法律=最低のマナー」とされていました。日産のカルロス・ゴーンさんは、最低のマナーレベルを、最低のレベルで守れば良いと考えていたのでしょう。いまの日本は、海外の商人の思考パターンが定着し、法律さえ守れば何をやっても良い、という経営者が多くなってきているようです!

尾道 技芸が上達を願う「海龍寺」

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 奈良の西大寺の定証上人が西国巡礼の途路、当時の曼荼羅堂といわれていたこの寺に住み、荒廃していた浄土寺を建立したと伝えられている。
 本尊は鎌倉末期のものといわれ千手観音菩薩である。山門の直ぐ右側に文化七年(1810年)の文楽之墓と文政三年(1820年)の竹本弥太夫の墓があるが、これは江戸の末期に尾道の浜問屋の檀那集が大阪から文楽師匠を招いて余暇を楽しんでいて師匠の死語追善供養の為建てたものである。


松下幸之助は「百見は一験にしかず」と!

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 「現状把握」は百回聞いてもよく分からないもの、ということ。これは言葉の限界を現しています。しかし、いまのネット社会では、言葉に加え画像も増えてきました。しかし、百回見ても「一験(一度の体験)」には到底およばないですね。何かを「やる」ことは、いま現在に集中でき、いままで見えてこなかったことに、気がつくようになります。言葉社会になればなるほど、体験が重要なのですね!


鎌倉 哀しい話が残されている「岩舟地蔵」

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 分かれ道の角に海蔵寺が管理する岩船地蔵(いわふねじそう)があります。地蔵の床下には、さらに約130cmの船形の背をもっ石の地蔵があり、「岩船」の呼び名はここからついたといわれています。
 ここにまつられている地蔵は、2体の童子立像を従えた、高さ90cmほどのもので、源頼朝(みなもとのよりとも)の娘である大姫(おおひめ)の守り本尊と伝えられています。
 この大姫には、次のような哀しい話が残されています。

自然の中にとけこんだとき!

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 都会のコンクリートで囲まれた社会で生活していると、息が詰まってくる。息が詰まっていることすら気づかなくなる。その結果、自然からの情報でなく、言葉による情報に囲まれるようになる。自然の情報は、いま現在の情報。言葉からの情報は、現在の他に、過去や将来のことを考えてしまう。プラスに働けば良いが、マイナスに働くこともある。するとストレスが増加する。ときどき、自然に帰る必要がある!


尾道 応神天皇休息の地に「亀山八幡神社」

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 応神天皇が即位22年(西暦291年)に淡路・播磨・小豆島を経て、尾道の当地に巡幸されたといわれている。海辺に玉子に似たひかり輝く石を御覧になり、亀の形をした小さな丘で休息。当地の里人はこの地に祠を建てて聖地として崇敬したとされている。
(応神天応は「確実に実在をたしかめられる最初の天皇」とされています。)


人の話をまず上手に聞く!

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 「話を聞くことが大事」なのですが、自分の「思い込みの範囲」で聞くことが多い。これでは自分の成長にはなりませんね。しかし、大人になると「自分の思い込み無し」で聞くことは大変難しい。言葉というものが、多くの思い込みをつくりあげているようです。もっと言葉以外の情報(視線、顔の表情やしぐさ、音の表情、周囲の状況など)に注意を向けていくことが出来れば、素直に聞くことができるようになるのでしょうか!

鎌倉 地元では八雲さんとかお天王さんの「八雲神社」

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 八雲神社は、もと祇園天王社(ぎおんてんのうしゃ)と呼ばれていました。1087年(寛治元年)弓馬の名将といわれた新羅三郎義光(源義光)が、後三年の役で兄八幡太郎義家(源義家)の援護のため奥州(東北)へ下るときに鎌倉を通り、疫病が流行して人々が苦しむようすをみて、京都京都祇園社の祭神をここに移して祭ったと伝えられています。鎌倉では古い神社の一つです。


眠る前に良い夢を見る準備を!

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 「いま」を大事にし、「いま」を生きていれば、夢の中でいろいろなアイデアが浮かびやすいようです。動物は「いま」を生きているので、悩むことはないようです。人間が言葉をつくり出したことにより、「過去」や「将来」を考えてしまうようになりました。それがマイナスに働くと、過去=不幸な出来事、将来=不安、となってしまうようです。自然の中で育った子供達は「いま」を大事にし、言葉で育った子供達は「過去や将来」を中心に考えてしまうのでしょうか?


鎌倉 子宝のご利益がある「縄神明宮」

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 甘縄の「甘」は海女のこと、「縄」は漁をするときの縄の意味だろうという説もあります。
 その後、源頼義(よりよし)が相模守としてこの神社にお祈りをしたあと、義家(よしいえ)が生まれたと伝えられています。それでこの神社のご神体は義家の守り神といわれたそうです。後に義家が社を再建したといわれており、源氏と関係の深い神社だったと考えられます。