ほんの少しの「見栄え」アップ!

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 たいして重要ではないと思ってしまいがちなことを、「大事なこと」と思うことができるかどうかが大切です。しかし、なぜ「たいしたことではない」と思ってしまうのでしょか? その対象物が「自分はたいしたものではないよ」とは言ってはいません。わたしたちが、勝手に「たいしたものではない」と、思っているだけです!

正しい「気づき」を!

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 「事実を、五感を使って正確に認識する」ことは、大変難しいことです。しかし、このことを認識している人は、それほど多くはいないですね。どうしても、「自分の見たいように」、「自分の思いたいように」ということになってしまいます。「三人寄れば文殊の知恵」、一人では無理なのですね!

取り越し苦労から生じた毒素!

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 「笑いはガンに効果がある」と、言われ出してかなりたちました。反対に、心配や不安、恐れ、疑いなどが、健康にとってマイナスになるといわれだしました。からだの健康には、笑いを含めて、うれしいこと、新鮮な食べ物などが、毎日、安定的に手に入れて過ごしことが、できるかどうかなのですね。良いこと、うまい食べ物といったものと、若干ちがいがあるのでしょう。しかし、良いこと(周囲で良いとされていること)、うまい食べ物を求めてしまいますね!

一神教や終末論は争いを激化する思想!

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 宗教であれ、一神(一人)に権力や名誉が集中すると、不安定な社会になることが、人類の歴史で証明されています。にもかかわらず、なぜ、そのしくみを改革できないのでしょうか。人類史上、どの段階で権力・名誉・財力に特別な魅力を持つようになったのでしょうか。やはり、農耕で麦を栽培するようになり、その麦が保存可能だったためなのでしょうか?

「授かりもの」という言葉!

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 「かぐや姫」では、竹取りのお爺さんが山で竹をとっていると、一本の竹が金色に光っているのを見かけた。その竹を切ってみると中に小さな女の子が座っていた。おじいさんはこれは神様からの授かりものに違いないと言って、家に連れて帰り、かぐや姫と名付けて育てることにした。となっています。子どもを「神様からの授かったもの」という考え方が、人類の生き残りに大きな影響を与えていたのでしょう。神様からの授かり物でないAIロボット時代が、間近に控えている今、どうなるのでしょうか?

雑音の中にいても聞き分け可能!

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 子ども時代、夏は日の出と共にクマゼミの鳴き声がすごかったのですが、毎日聞いていると、まったく気にならないものですね。しかし、数年前からカラスがセミを襲うようになると、カラスが数匹上空を舞うと、セミがピタリと黙ってしまうようになりました!

どうしたら自信を持てるの?

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 いろいろなことをやって一度成功すると、その後、失敗したとき、その過程を考えるようになると、どんどん成功体験が増えていきます。成功か、失敗か、にこだわるより、その過程(五感で得た感覚)に目を向け、それを是正することで、成功できるのです。現在は、五感から得られる情報より、言葉をもとにした情報で、是正しようとする訓練を積み重ねているので、本来の成功体験は少なくなってきているのでしょう!

恨みは、もっとも深く根を残す感情!

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  むかしの人は「恨み」が、自分にとっても害があることを知っていたのでしょう。草木も眠る丑三つどき(午前二時から二時半ごろ)、寺社に参詣し、呪う相手に見立てた藁(わら)人形を境内の神木に取りつけ、人形の体に五寸釘を打ち込む。そうすると呪われた相手は、釘が打ち込まれた部分を損傷するという。「丑の刻参り」である。この丑の刻参りは、平安時代ごろから始まったようです。こんな時間帯になぜ寺社へ赴くのか。丑の刻参りは人に知られずにこっそり行なわなければならないとされているからです。

早くから天皇は国の祭祀をつかさどる存在!

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 日本の政治は、古くから名誉と権力を分離していました。江戸時代には、それに加え財力を分離し、名誉・権力・財力を分離する体制になりました。名誉は天皇や貴族、従五位上か正五位などの武士達の官位。権力は老中達に、この老中になれるのは、二万石とか三万石の直参の小さな大名。財力は数十万石の外様大名。この体制が日本の体制を安定的なものにしたのでしょう。日産のゴーン氏のように、一極集中は非常に危険な体制のため、長期政権は難しいことになりますね!

誰かがわかってくれたら!

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 子どものいじめ問題を、今の大人は解決できるのでしょうか? 児童相談所や警察を、子どもは頼りにしてくれるのでしょうか? 親は、そのような機関を、子どもに対し「こわいところ」と教えると、子どもはどうしたらよいのでしょうか。子ども達が、多くの大人と接触できない核家族社会は、子ども達には、危険な社会なのでしょう(大人には都合がよいのでしょうが)。

「相手」に「意識」を向ける練習!

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 人間、子ども時代から大人になるにつれて、「思い込み」が蓄積していき、「自分だけのモノサシ」が出来ていきます。これは「言葉」による蓄積です。言葉による蓄積は、現状が異なっていても、そのことには関係なく、今までの蓄積で判断してしまいます。しかし、感覚による蓄積(たとえば、自転車に乗れるとか)では、いつまでたっても、ありのままに現状を把握し、適切に対応できます。幼かった頃のように、常にいま現在を、五感+第六感を働かせ、その感覚情報を大事にして判断したいものですね!

自分だけしか通用しないモノサシ!

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 現在は、五感からの情報を大切にしなくなっています。子ども時代から、言葉(教科書などで)で情報を得て、判断する方法を学んでいます。たとえば、「新鮮な魚の見分け方」だと、「目が光っている」、「お腹がピンと張って弾力がある」、「魚の色があざやか」などと。しかし、もっと新鮮な魚が手に入る地域では、「指で触って魚が動くかどうか」、「タコやイカは、吸盤に指を当てると吸い付くかどうか」で判断します(うまいかどうかの判断とは多少違うのですが)。まず、五感で判断し、それから知識と組み合わせるほうが、正確な判断が出来るのです!

ニコニコ笑っているけれども「怖いぞ」!

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 普段はやさしい人でも、「すごみ」を感じる人がいます。また、「思い上がり」を感じさせる人(議員さん?)もいます。この二つの印象の違いは、案外判るものですね。「深み」がある人には「すごみ」を感じ、「底の浅い」人には「思い上がり」を感じるのでしょう。これは、知識の差というより、体験(五感+第六感の感覚情報)と知識がうまく結びついている人のなのでしょう!

情報は自分の全身で目で耳で!

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 テレビ番組「人間ってナンだ?超AI入門」で、「知識」について、人間の知識を二階建ての建物にたとえ、一階は「感覚」で得た情報、二階は「言葉」で得た情報と位置づけ、この両方の関連付けがうまくいくと、理解が深まっていくとのこと。AIは二階の部分を高度化しており、一階の感覚情報の部分は、犬や猫よりはるかに劣っているため、二階の言葉情報を大量に蓄積することで、一階の部分をカバーしようとしているとのこと。人間も、昨今は一階の感覚部分の情報量が少なくなっており、言葉情報を正確には理解できていないようです。このため、自然がもっている「多様性」を、感覚的に理解していないため、同じような人を仲間にし、異質な人を除外(いじめを)するのでしょうか!

他人をばかだと思っている人!

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 「評価」という行為は、本来は生き残りのために備わった機能なのでしょう。それが、生き残りのためではなく、「何でも評価してしまう」ということになると、どうでもいいことまで評価し、結局は、自分が息苦しくなってしまうことになるのでしょう。やっかいですね!

妬み深い性格の人!

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 「過去に執着する」という意識は、なぜ発生するのでしょうか? 「いま」が精一杯であれば、過去など振り返る余裕はありません。戦後の貧しかった時代(生きることが精一杯な時代)は、いま置かれている状況を、五感を駆使し情報収集し、よりベターな状況にするために、智慧を絞って生きていかなければなりません。豊かな時代になると、”いま”に、それほどこだわらなくてよくなるのですが、反面、過去にこだわり、こころが貧しくなる人の確率が上がるのでしょうか!

自分の仕事をしていればいい?

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 職場仲間で、会社が終わると飲みに行くことが無くなった今、職場内で声かけをしていかないと、チームとしての力が発揮できない。かっては、トヨタ方式の「小集団活動」が盛んに行われていた時代は、飲み会がなくても、チーム力が十分発揮できていたのでしょうが、昨今は、それもそれほど活発でないところも多い。相談や雑談などが少なくなると、発想力も弱くなり、固定観念が強くなり、個人主義も強くなるのでしょう!

食事の欧米化が大腸がんの増加に!

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 食事は「地産地消」、日本人は縄文人と弥生人の遺伝子を持っているとのこと(人それぞれに比率に違いはありますが)。縄文人は、4万年前から2万年前の間に、大陸から日本に渡った人々で、それからずっと、日本で採れる食物に適合するように、体質を造り上げてきました。しかし、ここ半世紀の間に、食事の内容が変わってきました。欧米の食事が入り込み、しかも、農薬が使用され、小さな虫すら食べない野菜などを、食べるようになりました。医療の技術の進歩で、長生きをするようになってはいますが、和食は大事にしたいですね!

過去に蓄積した産業廃棄物!

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 最近は、廃棄物に減少に取り組んでいるので、少しは良くなったのかな、と思い込んでいました。しかし、NHKの東北大震災時の「黒いヘドロ」の放送では、気仙沼湾の海底に7mの厚さでヘドロが溜まっていたため、「黒い津波」となり、海水だけの津波より大きなエネルギーとなり、被害を大きくしたという。過去の廃棄物は、いつまでも大きな被害をもたらす危険性を持っているのですね!

地球最強の生物といえばクマムシ!

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 生命の誕生は宇宙ではないか、ということで「はやぶさ2」などでの調査が進められています。「クマムシ」の体質を知ると、生命の誕生は宇宙という説が、現実味をおびてきます。その背後にあることは、地球の寿命を考え始めたからでしょうか。人間って、なんでそんなことまで考えるのでしょうか?