一神教や終末論は争いを激化する思想!
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 宗教であれ、一神(一人)に権力や名誉が集中すると、不安定な社会になることが、人類の歴史で証明されています。

 にもかかわらず、なぜ、そのしくみを改革できないのでしょうか。

 人類史上、どの段階で権力・名誉・財力に特別な魅力を持つようになったのでしょうか。

 やはり、農耕で麦を栽培するようになり、その麦が保存可能だったためなのでしょうか?
う05-03
梅原猛/稲盛和夫
 良心を忘れ、宗教心も失い、倫理なき社会に陥った日本。なぜ現代社会は道徳を喪失してしまったのか? なぜ人類は「憎悪の連鎖」を断ち切れないのか? 
 このままでは、地球は修羅場になる!---
 本書は、日本を代表する哲学者と経営者が「哲学をベースにした社会」の構築こそ急務と、胸襟を開いて語り合った憂国対論。不安と混沌の世紀を乗り越えるための知恵がここにある。日本人必読の書。
い28-08
稲盛和夫/梅原猛
 未曾有の大震災、原発事故から、人類がつくりあげてきた近代文明の限界が見えてきた。いや、そのずっと前から、未来への危機感は叫ばれていたはずだ。民族紛争、資源枯渇、世界金融恐慌……。もはや経済成長だけをめざす時代は終わった。今こそ、「進歩」から「循環」へ憎しみ」から「慈悲」へ、人々の意識を転換するべきときではないか。「新しい文明の創造」を探求した警世の対論! 『人類を救う哲学』を改題。
せ03-13
関 裕二
 お爺さんは山へ柴刈りに、お婆さんは川へ洗濯に……。童話「桃太郎」の話を知らぬ者はいないだろう。しかし、この「桃太郎」に限らず、「浦島太郎」や「かぐや姫」「一寸法師」などの「おとぎ話」は単なる童話ではなく、古代史の真相に行き着く「民族の記憶」であると著者は指摘する。本書では「おとぎ話」を手がかりに、古代史の謎を大胆に推理してみた。『おとぎ話に隠された日本のはじまり』を改題。