PHP文庫
2011/12/19
い28-08
稲盛和夫/梅原猛
近代文明はなぜ限界なのか
人類を救う哲学
未曾有の大震災、原発事故から、人類がつくりあげてきた近代文明の限界が見えてきた。いや、そのずっと前から、未来への危機感は叫ばれていたはずだ。民族紛争、資源枯渇、世界金融恐慌……。もはや経済成長だけをめざす時代は終わった。今こそ、「進歩」から「循環」へ憎しみ」から「慈悲」へ、人々の意識を転換するべきときではないか。「新しい文明の創造」を探求した警世の対論! 『人類を救う哲学』を改題。
これまでの文明のあり方を謙虚に反省し、「足るを知る」という生き方を、今後、私たちがめざしていくならば、人類は必ずこの地球システムのなかで、これからも生存し続けることができる。
……稲盛
一つの成功にあぐらをかくことは退歩を意味し、やがて破滅を招く。私たちは一つの成功にあぐらをかくことなく、終生謙虚な気持ちで真理を追い続けているのである。 ……梅原
(本文より)
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