昔は、自然に地域共同体のなかでの各家の役割が決まっていた!
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 自然条件が、その地域の生活文化をつくるのでしょう。かっての日本が10種類の助け合い文化をつくりあげ、それをきちんと守ってきた。
 日本の自然条件は豊かであると同時に、変化が激しく、助け合いなしでは生き残れなかったのでしょう。明治時代以降、急速に西洋文化が入り込み、戦後、急速に日本のかっての文化が消えていってしまった。今の生活文化は、日本の自然条件を考慮していない文化になってしまったのでしょう。

 ちょっと話がそれますが、小学校の家庭科の授業で、「新鮮なさかなの見分け方」というテーマに対して、「エラを見る」とか「目を見る」とか、ということを習いました。しかし、当時の私の実体験では、「口をパクパクしているか」、「エラが動いているか」、タコやイカなら足のイボイボが「吸い付いてくるか」であり、学校でなぜ間違ったことを教えるのか、非常に違和感がありました。

 地域には“地域の正しさ”があることを、許容していくことも必要だと思いますが!
い28-08

近代文明はなぜ限界なのか
  未曾有の大震災、原発事故から、人類がつくりあげてきた近代文明の限界が見えてきた。いや、そのずっと前から、未来への危機感は叫ばれていたはずだ。民族紛争、資源枯渇、世界金融恐慌……。もはや経済成長だけをめざす時代は終わった。今こそ、「進歩」から「循環」へ憎しみ」から「慈悲」へ、人々の意識を転換するべきときではないか。「新しい文明の創造」を探求した警世の対論! 『人類を救う哲学』を改題。
稲盛和夫
/梅原猛
ま14-05

なぜ「いい人」は心を病むのか
 「ノーと言えない人」「真面目な人」……。「いい人」は、なぜ心を病んでしまうのだろうか。それは「いい人」が他人との衝突を恐れ、人に嫌われないように生きようとするからだ。本書は、精神科医である著者が、長年の臨床経験に基づいて、傷つきやすい人の心理を読み解き、人と関わりながら自然に生きるための処方箋を説いた本である。「いい人」が、「必要な人」に生まれ変わるためのきっかけが掴める一冊。
                          本書「はじめに」より
町沢静夫
に12-47

知っているようで知らない「数字」の雑学
 同じ銘柄の清涼飲料なのに、250ミリリットル入りと350ミリリットル入りが同じ値段?! 自動販売機の前で「?」と思った経験はないだろうか。もちろん、これには理由がある。体温計の目盛りは、なぜどのメーカーでも42度まで? 河川を「一級」と「二級」に区別する基準とは? 本書は、こうした身の回りの数字の「来歴」を探った、「数の雑学本」。知ったら自慢したくなるネタ満載の一冊。文庫書き下ろし。
日本博学倶楽部