Topへ
PHP文庫
ま14-05
町沢静夫
なぜ「いい人」は心を病むのか
 「ノーと言えない人」「真面目な人」……。「いい人」は、なぜ心を病んでしまうのだろうか。それは「いい人」が他人との衝突を恐れ、人に嫌われないように生きようとするからだ。本書は、精神科医である著者が、長年の臨床経験に基づいて、傷つきやすい人の心理を読み解き、人と関わりながら自然に生きるための処方箋を説いた本である。「いい人」が、「必要な人」に生まれ変わるためのきっかけが掴める一冊。
 この本のテーマは、他人との関係において傷つくことを恐れ、傷つけることを恐れて、「いい人」になってしまう結果、自分を見失い、自分の本音すらわからなくなるような状況を
変革したいというところにあります。
 だから、初めからしっかりした人間になろうとか、嫌われない生き方をしようなどとモットーを掲げる必要はありません。ただ自分の自然な心の流れを見つめてその本質に沿って生きる、それがすべてなのだと思います。
                  本書「はじめに」より
発行所
書籍CD
初版発行日
著者
題名
副題
解説
紹介
参考
備考
Blog
掲載日
標               題
15/08/10 開き直った考えが救ってくれることがある!
15/06/19 弱さを隠すために凶暴になっている!
15/03/02 古いパターンに固執しがち?
14/05/03 アイデアをボンボン出せることが楽しく生きるコツ!
13/03/31 前の世代が後の世代を罵るなぞは生理現象の類なのだ!
13/03/06 背骨には、心身の活動をコントロールする神経が通っている!
12/12/28 創造的な子どもは、変化と冒険を求める!
12/09/15 日本でもっともうつになりやすいのは!
12/05/23 昔は、自然に地域共同体のなかでの各家の役割が決まっていた!
12/01/25 衣食が足りると、人間は冒険を求める
11/03/21 他人の心をも手荒に乱暴に扱う!
10/07/02 第三者のフィルターを通すほうが、よい友人を見つけやすい!