悲しみを我慢すれば心の成長に歯止めが!

 泣くことはストレスを和らげます。また、笑うとエネルギーを高めます。このような感情表現を妨げているものに、「思い込み」や「エゴ」があります。これらが感情の表現をさまたげ、ストレスを蓄積していきます。
 「思い込み」の原点には情報や知識があります。自分の既存の知識の範囲でしか、物事を把握できていません。
 ありのまま、残り洩らさず状況の把握をしていれば、感情の表現が充分出来ることにつながるのでしょう!

笑うから面白くなってくる!

 未開の地に入っていくとき、まず笑顔、これが一番という。敵意がないことを知らせる信号とのこと。ヒトが協力して生きてきたことの背景に、この「笑顔」という機能を手に入れたことがあったのでしょう。そして、歴史が進み、より人がつどうことが多くなってゆき、そして、面白いと笑う、ということになったのでしょう。
 ヒトの原点に帰り、まず「笑う」ができるようになると、世の中が平和になるのでしょうね。ロシアのプーチン大統領には、最近笑顔がないですね!!

子育ての目的は自分1人で生きていけるように!

 ロシアのウクライナ侵攻で、やはり日本人の「平和ボケ」を実感せずにはいられません。ニュースなど見ていると、日本にも経済的な被害があるとのこと。これは戦争があればやむを得ないこと。日本の海外依存が増えてしまった現在、日本も我慢するべきことはでてきます。
 せめて子育てについては、平和ボケは避けたいものですが難しいのでしょう。でも、子育ての基本は、どんな社会情勢になっても「一人で生きていける」が基本なので、ウクライナの状況を見ながら、改めて考えなければならないのですが、どうしても平和ぼけの思考で考えてしまいますね!

会話の中身は距離感で決まってくる!

 それほど親しくない人と、どのくらいの距離で接していますか。以外と90cm以内で話しているときが多いのではないでしょうか。
 この距離間は地域や国によって違うのでしょうか?
 日本人は比較的近距離で接しているのでしょう。そのためか握手などの風習が必要なかったのでしょう。ハグなどは、まずしないですしね。
 日本は個人の主張が強くないので、人同士の間隔もあまり気にかけないですね。この曖昧さ、いいかげん(良い加減)が、うまく機能しているのでしょうね!

目下には自分から声をかける!

 本当に立派な方は、腰が低いですね。中途半端に立派な人は、態度が横柄ですね。なぜなのでしょうか。能力がありながら、小心者なのでしょう。自分が他の人より上に立っていると見せつけないと、気が休まらないのでしょう。このような姿は、今も独裁国家のリーダーに見受けられるようです。
 日本の時代劇で「頭が高い」という言葉を聞くことがあります。この場合、地位は上なのですが、人間的には成長していない人の場面が多いようですね!

サプリメントも薬と同じようなもの!

 人類の歴史から考えると、やはり自然食品が良いのでしょう。人工的に作られてサプリメントは、現在の知識、現在の測定技術で照明できる範囲での効果です。まだ、測定技術が未開発のものは反映できません。まだ、理論が確定していないものは反映できません。
 ただ、多少曖昧なものでも人類は食べてきました。そして、適応してきました。その歴史の中で、当然、犠牲は出ていたのでしょう。そう考えれば、サプリメントも許されるのでしょう。
 でも、やはり自然食品の地産地消が良いのでしょうね。炭酸ガスの発生も少なくて済みますしね!

自分と向き合うのはとても難しい!!

 「冷静に自分と向き合う」というものは、なかなか難しいことです。というより、無理なことと言ってもいいほどですね。
 よりよく見ているか、または、より悪くみているか、のどちらかになりやすいですね。
 そのためか、チェックリストのような方法が開発されたのでしょうね。
 ただ、基本的には「ありのままの自分を受け入れる」ことを前提とし、人になにを言われたとしても、「そうゆう見方もあるのか」と冷静に受け止めることが基本なのでしょうね!

成功するには、まず構想を楽観的に描く!

 新しいことをするとき、まずは楽観的に考える。その上で、現状(状況)を漏れなく把握し、緻密に検討する、ということが重要なのでしょう。場合によっては、状況把握に段階で、比較的簡単に取り組めることもあるのでしょう。
 「新しいこと=知らないこと」に取り組む場合、「思い込み」が多くの場合マイナスに作用します。知識や人の意見よりも、現状把握を漏れなくやった上で、新しいことに取り組んだ方が良いようです。こんな場合、自然の中で遊んだ経験や、自然観察の経験はきっと役に立つのでしょう。
 最初から悲観的に考えてしまうと、現状把握のとき、悲観的な情報のみ集めてしまうことにつながり、より困難な取り組みになってしまうことになります!

上手くいかない原因を自分の中に!

 小心者(気の小さい、臆病な人)と言われる人がいます。この小心者の中に、うだつの上がらない人と、そうでない人がおられます。優秀な小心者は、臆病であるが故に、過剰な防衛に走りやすいのでしょう。そのためか独裁者の多くは、小心者のようです。ソ連にしろ中国にしろ、自己防衛のための過剰な防衛が目につきますね。それが独裁につながっていくのでしょう。しかし、多くの独裁者は、悲惨な最期になっているようです。優秀な小心者は、注意を!

肥満は自己管理ができない証拠?

 肥満は、生活習慣病とは言い切れないとか。「過剰なストレス→脳疲労→五感(味覚)異常→行動異常→肥満」で説明できるという。
 現在、肥満対策として多くの健康食品が販売されています。もともと人類は食料を入手することに苦労し、いろいろなものを料理することで、食糧危機を乗り越え、住むエリアを拡大してきました。しかしそれでも、最近の現在の日本のように豊かな食糧事情を手に入れることはできませんでした。
 その日本ですら、太平洋戦争後の食糧事情は厳しかったのです。庭を畑にし少しでも食料を手に入れ、また、金目のものを持って農家に出向き、食料と交換していた時代が70年ほど前にはありました。
 その状態から抜け出し、半世紀ほど過ぎると、食糧事情が良くなると同時に、大量の情報に接し、ストレスが増え、そのためか肥満が問題になってきました。
 そう言えばテレビで放送されている「ポツンと一軒家」では、肥満な人は見かけないですね。何かヒントがありそうですね!

細胞内でエネルギーを供給するしくみ!

細胞内でエネルギーを供給するしくみ!

 自分達のからだのエネルギー消費量は、百万年以上もほとんど変化がないのに、生活で使用する消費エネルギーは、比較できないほど増えているのでしょう。
 自給率が低い日本の生活エネルギー問題、やっかいですね。しかし、現状の生活スタイルを大きく変えてまでは対応しようとしていません。というより、そこまでは対応できませんね。
 いま、江戸時代の生活スタイルをやってほしいといわれても、その生活スタイルすらよくわかりません。しかし、1950年代後半の三種の神器と言われた電化製品の利用が始まった生活スタイルなら、まだ経験者もいますので、なんとかなりそうです。
 物流も含めて、もし現在の技術で1950年代後半の生活スタイルを行った場合、現代とどれほどエネルギー消費に差が出るのでしょうか?

「キレる」とは、いったい何だろう?

 「キレる」人がいます。でも最近の犯罪を見ていると、キレ方が昔と違ってきているようです。
 ところで、昔と大きく違ってきたことは、情報の量です。それも桁違いというか、百倍、千倍、万倍といった増え方です。
 この増え方に、ヒトの脳は免疫がありません。情報処理に対する脳内物質の分泌が、まだ適正に行われる状態に至っていないと思われます。
 人によっての違いはあるのでしょうが、表に現れる現象は、変化に気がつかないものもありますが、中には極端なものも出てきますね。
 極端ではないにしろ、じわじわとストレスにつながっているものも、数多くあるのでしょうね!

周りの人から嫌われる傾向の人!

 社会には、一人でする仕事と、複数の人でする仕事があります。画家や作家、伝統工芸の職人など、一人で完結する仕事では、市場を意識した上で、個人の能力発揮だけでも、それほど問題はありません。しかし、そのスタイルで組織の中で仕事をしてしまうと、浮き上がってしまいます。
 スポーツでも、個人競技と団体競技があります。団体競技で能力がある選手は、まわりの選手の個人個人の特性を把握し合い、お互いにそれぞれの選手の能力を生かす方法を選択します。
 強いチームを見ていると、ときどき笑顔を見ることがあります。チーム(グループ)で活動するとき、笑顔がそのチームの能力を引き出す秘訣のようですね!

ちょっとじゃまなことが頭の働きに良い!

 ちょっと手間のかかることが、頭の働きに良い、とのこと。ちょっとした親切心がある人は、周りに気を使っており、何かしらの“お手伝いをが出来ること”に気がつきやすいのでしょう。
 四国遍路で「お接待」というおもてなしがあります。遍路をしている人達に、飲食などの、何かしらの提供を無償で行うものです。通りがかりの巡礼している人達に気を使うことで、頭の働きにきっと貢献しているのでしょう。
 “親切にする”ということは、相手から言われる前に、こちらから気を使って、なにかできることがないか、頭を無意識に使っています。これが頭には良いのでしょう。
 確かに親切な人は、人間的に頭がよい人ですね!

リフレ-ミングで心は変わる!

 行き詰まったとき、どのようにして乗り切るか。
 自分を責めても、困難を乗り切ることには何の効果もありません。
 こんなとき、自然の中で育った人達は、現在の状況を詳しく観察するクセがついています。その状況を見た上で、打つ手があるのか、それとも、諦めるか、決めていきます。
 そのような習慣が身についていると、諦める結果になっても、立ち直ることが出来るようです。
 うまくいかないときは、とにかく洩れなく現状把握を徹底することのようです!

なかなかチャンスがやってこない!

 チャンスは、何かしら行動をしているときに、何かしらの状況の変化が起き、その変化にうまく対応できたとき、チャンスをものにした、ということなのでしょう。
 ただし、チャンスをものにしたと、気がついていない人達もいるようです。
 経験し、学習し、何かしら狙っている人達は、チャンスをものにしたと、気づくのですが、いつも現状の変化を見過ごすことなく、常に変化に対応している人達は、その対応で成功していたとしても、それほどチャンスをものにしたとは思っていないようです。それが日常ですから。
 ただし、数年たって、あとから気がつくのでしょうが!

「日本にも原人はいた」は捏造だった!

 情報化社会になって、デマ(デマゴギーの略:政治的効果をねらって,意図的に流される虚偽の情報。悪宣伝。根拠・確証のないうわさ話。)が増えています。
 そのなかには、悪意をもたないまま流した情報が、結果としては悪意に満ちていた、という情報も増えているのでしょう。
 最近は、SNSでいかがわしい情報がたくさん流れています。流した本人は、それほどいかがわしいとは思っていないようですが。
 むかしの商業の町の中には、「法律は最低限のマナーだ。商人としてのマナーは、もっと上のレベルでなければならない」とされていました。SNSには、まだマナーといったものが出来てきていないようです。その結果、精神的にダメージを受ける人も少なからずいるのでは、と気になります!

人に会うときの挨拶をまずきちんとする!

 最近、クルマを運転する人が、横断する人に対してやさしくなってきたように感じます。地域差もあるのでしょうが、横断歩道で渡ろうとしている人がいると、止まる車が増えています。横断する人は、会釈をして急ぎ気味で渡る人が多いようです。
 このような現象は、運転する人も、横断する人も、なにかしら気持ちが軽くなるようです。
 これも挨拶のようなもので、「おはようございます」とか「こんにちは」のように、世の中に定着するとよいのですが、忙しくて、情報過多で、なかなかそこまで気が回らない人もいますから、やはり、注意も必要ですね!

知識を理解し、自分なりに使えて!

 知識を生きて使うには、どうしたらよいのでしょう。
 知識を使う場合、その多くは本などから仕入れた知識を、それが該当する場面で使います。
 しかし、知識の原点は、何かしらの経験がをもとにして造られています。その経験まで学んでいたら、多くの知識は手に入りません。その結果、楽をしてか、経験なしの知識をどんどん貯めてしまいます。
 昨今のOA化・情報革新の時代では、もとになる経験などしている暇はありません。急激な情報革新のため、人間の脳内分泌物も、まだ情報化社会に適した分泌(情報に対する免疫)もまだ出来ていません。それが原因かどうかわかりませんが、異常な犯罪が増えてきていますね!

旬のモノを意識的に食べる!

 「旬(味のよい食べ頃の時期)」を大切にしたいものです。1950年代の後半に三種の神器といわれた家電の中に冷蔵庫がありました。この冷蔵庫が普及する前までは、旬のものを大切にしてきました。ということは、日本人のからだは、この旬のものを食べてきた結果でつくられたものでしょう。
 旬のものと地産地消が、日本人のからだづくりの原点にあるのでしょう。
 新コロナが世界中に蔓延し、物流が滞って、改めて「地産地消」の大切さに気がつきました。「旬のもの」の大切さにも、改めて気づく必要があるのでしょう!