太っている人が増えています!

 糖質には「糖」という字がついているので「糖質=甘い」と思われているかもしれませんが、甘い糖質と甘くない糖質があります。デンプンは甘くない糖質の代表です。デンプンは米や小麦粉、いもなどの主成分です。ご飯やパンなどはさほど甘いと感じませんが、これらの食品はたくさんの糖質を含んでいます。デンプンはブドウ糖が多数つながったもので、最終的に小腸でたくさんのブドウ糖にまで分解されて吸収されます。稲作が始まったのは、考古学的な調査では約1万年前の中国長江流域の湖南省周辺地域と考えられています。人類の歴史から考えれば最近のことです。そのためか、体質がその変化に充分に対応できていないのではないでしょうか。しかし、縄文時代に15歳まで生きた人の平均寿命は、男性が31.1歳、女性が31.3歳と言われています。その後の米や麦などの生産が寿命へのプラス面は多く、寿命が延び満60歳(数え年61歳)の還暦からを「長寿」としたのは室町時代頃で、この頃からの長寿の祝いが定着していますので、やはり米などの炭水化物のメリットを選んだということなのでしょう!

皮膚は脳と同じ外肺葉由来です!

 粘菌(原生生物の一群)は、脳を持たない単細胞生物であるにもかかわらず、環境に応じて集合体になったり、役割分担したりする。集合体になる時に仲間をどのようにして見分けているのかというと、人間でいう皮膚感覚なのでしょう。人間も受精し成長する過程では、外胚葉が、脊髄、末梢神経および脳 、歯のエナメル質、皮膚を形成するために分化していく。そう考えれば、皮膚にも外からの情報を感じると、何らかの判断をしている可能性はあるのでしょうか? 「皮膚感覚」は、実際に皮膚に接した情報と考えています。しかし、音などの波長も皮膚は感じています。耳では聞くことのできない高周波や低周波の音も感じています。高性能のイヤホンで聴くより、生演奏のほうが感動するのは、皮膚感覚も影響しているのでしょう。カメレオンは、日陰の部分だけ皮膚の色を変えることができるという。頭で判断しているのではないのでしょう。人間でも危険を察知する「第六感」があります。これも皮膚感覚をもとにしているのではないのでしょうか?

人間らしい四つ機能が前頭葉に!

 前頭葉の発達が「人間らしさ」を作り出しているとのこと。一般的に人間として大人になるのは25歳程度とされているようです。これは前頭葉の発達と関係しているのでしょう。そうすると、若者の多くは前頭葉がまだ未発達、年寄りの頑固さは前頭葉の老化ということになるのでしょうか? 今回の新コロナ時での行動を見て、「あの若者は、前頭葉が未発達なんだ」とか、「あの中高年は、もう前頭葉の老化が始まっているのだ」とかと思って見ている人もいるのでしょうね!

道に迷うことも歩く楽しみ!

 自然が多くあるところで育つと、周囲の状況に敏感になるようです、大人になって街中を歩いていても、周囲の状況を皮膚で感じて楽しんで歩くようです。「皮膚感覚」という言葉があります。この感覚は生物が古くから持つ感覚で、人間で言えば「第六感」というものに相当するのでしょう。脳で判断する前に、皮膚感覚で判断しているようです。危険を感じたとき、脳が危険と判断する前に、第六感で、その危険を回避する感覚です。無意識に皮膚で周りを感じることは、重要な感覚ですね!

体の毒を出して体を守るのが厄年!

 陰陽道は、「陽」と「陰」という視点から、バランスをとって物事を見ていこうともいえます。思い込み・固定観念で物事を見ることの危険性を予知していたのですね。「無」という考え方も、同じような考え方なのでしょう。学問は、多くの「固定観念」を生み出してしまいます。一神教も同じように「思い込み」を生み出しているのでしょう。もしかしたら、AIも同じ道をたどる危険性があるのでしょうか?

江戸時代は1日3万歩いていた!

 江戸時代には3万歩も歩いていたのですね。それも舗装などない悪い道を歩いていたのですね。昔は峠道が多く(メンテナンスが楽なため)、上り下りが多く、大変だったのでしょう。歩くには、筋肉も大事ですが、バランス力がもっと大事だったのでしょう。現在は、とぼとぼ歩きの人が多く、太ももから下しか使っていない人を多く見かけます。坂道の多い町では、腰を使って歩いている人を見かけます。登り降りの道や長距離を歩く人は、腰の筋肉を使って足を前に出し、太ももの筋肉で足を上げているように見えます。そのほうが疲れても歩き続けられるようです!

倹約遺伝子を持っているとやせにくい!

 貧しい人が夢を持って移住してきたアメリカ。いつまでも能力主義を貫く風土ができているようです。そのためか、格差社会は許容されているのでしょう。その影響がからだの健康問題に影響しています。また、精神的な健康にも影響しているのでしょうか? 日本には、政権支配に敗れた人達が逃れてきた人が多いのでしょうか。みんなで耐える力が強く、また、分け与える風土もできたのでしょう。ただし、日本が能力主義に走っている(戦国時代や、高度成長期まど)ときは、みんなで協力し合う力が弱くなってしまうのですが。災害の頻発や新コロナの伝染で社会に変化が起き、協力する風土が復活してきているようです!

ぬるいお風呂に入ったほうがいい!

 昔の話しですが、福島市の微温湯温泉(ぬるゆおんせん)は約33度、これは少し温度が低いのですが、上田市の霊泉寺温泉は約36℃(旧源泉)で、湯口付近では長く入ることが出来ました。暑い温泉が多いのですが、ぬるい温泉にのんびり浸かっていると、体だけでなく、こころも回復します。30年ほど前の温泉ブームからは、ひなびた温泉でも込むようになりました。でも温泉は、こころも、からだも、いやしてくれますね!

東洋医学的にいうと、病気は血の汚れが原因!

 西洋医学は、測定が可能なデータをもとに、それまでの知見をもとに、病気を判断し対処しています。測定ができない場合は、専門分野を勉強すればするほど「直せない」という判断になるのでしょう。もちろん、専門分野の知識と、経験で感性を磨き、常になにかよい対処法がないかと思いながら、経験を積み、考えに考えてきた医者は、検査データは参考程度に利用し、対処法を見つけ出してしているのでしょう。多くの医者は、検査データだけに頼っているのだろうと感じる理由は、患者が自分の症状を伝えるための「ことば」が、非常に少なく、地方によって独特の言葉ありながら、「症状を表現する言葉」を整理し、表現しやすい言葉を見つけ出すなどの作業を、医学会がやっていないように見えるからです!

ヒトは大人になっても子供の形質を持つ!

 「日本人(アジア人も)は、大人になっても子供の形質をたくさんもっている」とのこと、この形質は、新コロナウイルスの感染にも影響しているのでしょうか。人類が各地域での生き残り対策が、DNAに組み込まれ、その結果が住んでいる地域の環境に適応できた人達が、現在まで生き残ることが出来たのでしょう。だから、現在に生きている我々も、確実な感染対策ができる素質を発揮できる人が、生き残っていくのでしょうか。日本人は、法律で規制しなくても対応できる人が多い、関西や西日本の古くからの商人の町では、半世紀ほど前までは「法律は最低のマナーだ」といわれていました。だから、法律で規制しなくてもルールを守る人が多いのでしょう。これはやはり歴史の産物で、DNAにもある程度組み込まれているのでしょうか!

ヒマな人間も忙しいと思っている!

 「ヒマな人間も忙しいと思っている」と思う人は、おそらく要領(物事をうまく処理する方法・手段)が良い人なのでしょう。要領が良い人は、やはり仕事の量が増えていきます。成果主義の時代には有利です。ただし”人生”において、ほんとうに有利かどうかは、なんともいえないですね。現代の価値観は、自分の時代だけを見て「成功したかどうか」ですから、子供や孫に対して、家庭内で冷遇していないか、という心配もあります!

人間も自然の一部、一番よいのは「身土不二」!

 以前より「地産地消」が良いと言われています。体に優しいですね。昔のように人の出入りが少なかったときは、地産地消に勝るものはなかったのでしょう。しかし、人の移動が国内だけでなく海外にも広がると、海外から病原菌なども入ってきます。そのような現代、いろいろな食べ物を食べた方が良いのでしょうか? ただし、育成促進剤や除虫剤のような薬品類を使って育った食材は、避けた方が良いのでしょうが!

薬草は文字のない大昔から利用!

 薬草は太古の時代から使われていました。漢方の医学は紀元前に成立しています。中国の漢の時代、征服した人達を、50年あるいは100年もかけて、人体実験とも言える方法を利用し、漢方の医学が成立したようです。人類も自然から成立したもの、自然のものを利用した方が、長く煩っている病には、からだに良いのでしょう。近頃は、西洋医学と漢方の併用が試されています。新コロナウイルスでも、人種による違いが感じられます。食べ物と免疫の種類も関係しているのでしょうか!

座っているよりも立っているほうがマシ!

 椅子に座っている時間が増えている人が多いと思います。最近は、ディスクワークを立ってやる人も出てきています。座っていると、腰への負担が思っている以上に大きいとのこと、立ったほうが良いのですね。そのとき丹田(へその下のあたり)に力を入れると良いのでしょう。歳を取って、背中が真っ直ぐになっていてくれれば良いのですが!

飢餓の歴史の中で身についた「腹八分目がいい」!

 平均寿命は、毎年のように上がっています。アメリカの研究では、40歳で比較した場合、富裕層が貧困層よりも、6年長く生きるとされています。しかしその要因は、新しい治療法と疾病予防を受けられること、とされています。予防と治療が同じ場合、「腹八分」が長生きや健康寿命に寄与しているのか、よくわかりません。日本では、富裕層と貧困層の医療格差が比較的少ないので、日本の研究があれば良いのですが、どこかにあるのでしょうか?

血液の流れの悪い状態!

 人間のからだには、思ってもいないところが影響し合っていることがあるようです。しかし、専門とする医者が言わない限り信じません。その一方で、栄養食品の広告で、ほんとうかどうかよく分からないものでも、つい信じてしまいこともあります。また、科学者でも、「ダイナマイトができれば戦争はなくなる」、「原子の作用でエネルギーが供給できれば、エネルギー争奪で起こってきた戦争はなくなる」と信じていました。からだの中でも、社会の中でも、思ってもいないところで、良くも悪くも関係することがあるのですね!

アルコール分解酵素は二種類あるが!

 日本人はアルコールに弱い人が多いですね。その原因は、稲作が広がって行った頃、伝染病が稲作地帯で起こりました。その時、アルコールの分解能力が弱い人は、アルコールで作り出される毒素が多く、その病毒素が原菌をやっつけたとか、「毒をもって、毒を制す」です。それで生き残れた人々が、稲作をどんどん広めたそうです。その遺伝子を持った人達が、日本にも数多く移民してきたのです。ほんとうかどうか??

運動で汗をかくことであとはスッキリ!

 近年、温度差が激しくなっています。こんなときは、その温度の上下にからだを馴らすことが必要です。その一つが、意識的に汗をかくことでしょうか。そして、汗をかいたあとにシャワーをあび、スッキリする、気分が爽快になると同時に、からだも温度変化に柔軟なからだになるのでしょう。ランニングも良いですが、河原の石がゴロゴロしたとくろや、歩きにくい砂浜など、バランス感覚を同時に鍛えられるところも良いですね。無理をしないで、自分流にできると良いですね!

うつ病の人は免疫力が弱くなる!

 自宅にいる時間が長くなっていると、時間を持て余してしまう人もいるでしょう。ストレスが増えている人もいるのでしょう。屋外だけでなく、屋内でもできる趣味を持っていると良いのですが………。子供のときから自然の中で育っていると、外でも、内でも遊べる子が多いようです。自然は、晴れている日もあれば、雨の日もあり、その中での遊び方を身につけているようです。そのためか、何かしらの遊び方を創り出すようです!

鳥肌が立つのはどうして!

 「鳥肌が立つ」とは、寒さや恐怖・興奮などの強い刺激によって、鳥肌が生ずる。総毛立つ。肌に粟を生ずる、とのこと。「身の毛がよだつ」とは、寒さ・恐怖あるいは異常な緊張のため、体じゅうの毛がさかだつ、とのこと。同じなのでしょうか? 最近の都会に住む若者の多くは、「鳥肌が立つ」、「身の毛がよだつ」といった経験があるのでしょうか。安全な環境をつくっておかないと、裁判の判決で多額の賠償金を支払う時代、過剰な安全志向になってしまい、「鳥肌が立つ」、「身の毛がよだつ」経験がなくなってしまいました。その結果でしょうか、今回の新コロナで都会に出入りした若者が多く感染しています。身の守り方、生き残りの仕方、を自分で対応することができなくなってしまったのでしょうか!