体温が1度下がると免疫力は約30%低下!

 新コロナのため、体温測定を頻繁に行うようになりました。体温の変化がどのようになっているのか、いままで自覚していなかったのですが、体温は免疫にも関係しているようです。体温は2度の変化でも、人間にとっては大きな影響があります。
 地球の温度変化は、「パリ協定」で「工業化以前(1850~1900年)とくらべた世界全体の平均気温の上昇を2℃より十分低く保つこと」となっています。これは、人間の体温で考えると、許容の範囲外ですね!

栄養過多が感染症を誘発するのでは!

 病気のとき食欲がなくなるのは、病原菌に栄養を与えないという面もあるのですね。また、食べ過ぎや食べ慣れない物を食べると、からだに不調がおき、病気にかかりやすくなるという面もあるのですね。ある孤島では、日ごろほとんど芋しか食べないとことでは、その環境に応じた腸内細菌が構成され、からだに必要な栄養を腸内細菌がつくっているとか。
 はなしは変わりますが、新コロナウイルスは油膜で覆われているそうです。石鹸で洗えば、ウイルスの油膜が壊され、死んでしまうそうです。水洗いより、石鹸洗いを丁寧にやるとよいようです!

血糖値が急激に低下するとイライラに!

 健康志向が続いています。そのためか、玄米と採食、そして魚などが健康に良いと言われています。しかし、玄米を食べられるようになったのは最近のようです。その理由は、玄米を炊飯するには燃料と時間がかかりすぎ、難しかったのでした。
 また、白米を庶民が普通に食べられるようになったのは、せいぜい100年程度、動力式の精米機が開発されたのは1954年のこと、それまでは水車で精米していました。100年以前の庶民は、ぬかの残った白米とアワやヒエなどを混ぜた雑穀米だったようです。
 ということは、白米や玄米は、栄養面で良いところもあるが、それに慣れたからだになるには、まだまだ年数がかかるのでしょう?

南の島で気分転換するのも!

 旅行などにi出かけることで、気分転換する人が多いのでしょうが、長い間、出かけられませんでしたね。趣味が多彩で、屋内で、絵や彫刻、手芸などの趣味がある人は、気晴らしもできたのでしょうが、それでも、まったく出かけられないとストレスが溜まりますね。
 出かけるとしたら、いい季節になっていますので、瀬戸内などの静かな島に渡ると、のんびりとした気分になります。
 まずは一度、気分をのんびりとさせた後、気持ちを盛り上げる娯楽がよいのでしょうか。最初から気分を盛り上げると、新コロナが再拡大し、規制がかかったとき、もっと落ち込むことになりかねない、ということも起きかねないですから!

「○○健康茶」がちまたにあふれている!

 健康食品が溢れている時代になりました。しかし、漢方のように、50年とか100年の人体実験を続けて検証したものではありません。また、まだ腸内細菌の構成との関係は検証されていないようです。
 1世ほど昔までは、先祖代々同じ地域に居住し、地産地消でしたので、腸内細菌も安定し、現在の最新技術をもってすれば、個々人にとって、最も効果的な健康食品の選定も可能なのでしょう。しかし、現在は居住する場所も変化が激しく、食品も世界中で生産されたものが手に入るので、やっかいですね!

アレルギー疾患の常識が変化!

 花粉はほぼ一年中飛んでいます。花粉症で困るのは、春だけではない人もかなりいるのでしょう。他にもいろいろアレルギーがあります。やはり「清潔」にしすぎたのでしょうか。これに腸内細菌は関係しているのでしょうか?
 母乳やその家の料理などを通じて、いろいろと生きていくため必要なものを、引き継いでいたのでしょうが、清潔にしすぎて、引き継ぐことができなくなっていなければ良いのですが。
 瀬戸内海も下水を綺麗にしすぎ、魚や貝たちが住みにくくなっているようです!

うつ病はセロトニンの不足??

 精神的なスランプは誰にでも起こるものなのでしょう。その状況から抜け出すことができれば回復します。その抜け出すとき、医者(薬)に頼るか、環境(場所)を変えることができるか、なのでしょう。医者や薬に頼ったことがないので、どの程度効果があるのかわかりません。
 気分転換をするとき、むかしは、自転車で瀬戸内の島に渡り、海岸をのんびりとサイクリングしながら、小さな砂浜で小波を見ていることもありました。砂浜に棒きれで絵でも描いていると無心になれるものです。
 気分が落ち込んだときには、自然の中に入ってみるのも良いのではないでしょうか!

「依存症」におちいっている人たち!

 人の腸内細菌が、その人の食べ物の好みを決めているのではないか、といわれています。当然、腸内細菌はアルコールの代謝にも関わっていますから、甘い飲物や食べ物の依存症に関係しているのでしょう。
 今までは、「好み」というものは脳の働きだけ、と思っていましたが、どうもそれだけではないようです。
 腸内細菌という生物は、自分が生き残るために、その宿主を制御する方法を見つけているのでしょう。細菌は、その宿主より遙かに永い歴史を生き延びてきたのですから、宿主に勝る機能があっても不思議ではないのでしょう!

憎しみを和らげることを考えなければ!

 からだを動かすと、その気分は、その環境や、やっていることに気が向くため、余計はことは考えなくなります。子供時代はそのような体験をたくさんすることが大事なのです。
 ただ注意しなくてはいけないのは、スポーツのクラブなどで、コーチが口うるさく指導するところです。言葉での指導が増えると、体の感覚で見つけることが減ってきて、頭で考えてからだを動かしてしまいます。うまくはなるのでしょうが、なんでも頭で考えるようになります。
 何でも頭で考えるクセをつけてしますと、心の病になったとき、なかなか抜け出すことが難しくなってしまうのでしょうか?

「心の傷」心とからだを休めるの

 むかしは子供達の心の傷は少なかったと思います。たとえ一人でも外で過ごすことが多かったので、気分を晴らすことができていたのでしょうか。

 木や花を見たり、昆虫を見たり、取ったり、飼ってみたり、また、海を眺め、波の音を聞いたり、それが心の傷を忘れさせていたのでしょう。

 精神に関する医学の発達は、心の傷を治すことに効果を発揮できているのでしょうか?

 いろいろと理屈はつけられるのでしょうが、結果として、閉じこもりの人が増えています。

こころの奥に残っている痛みは……!

 自慢話には「ふうん」「あ、そなんだ……」でよいのですが、陰口を聞かされるときには、陰口に同調しないことが大事なようです。もし、相手にノセられてうっかり悪口を言ってしまったら、「でも考えすぎかな」「自分の勘違いかもしれません」とすぐにフォローの言葉を添えること。また、その場を離れることも考え必要があるようです。
 陰口の背景には、子供時代の育てられ方に原因があるようだ、と言われています。もし悪ロ・陰ロを言ってしまったら、間を置かず、手帳などに相手の良いところを書くようにすることが大切とも言われていますが、ここまで大人の対応ができる人は、陰口などは言わないのでしょうね!

日本人はインスリン分泌能力が低い民族!

 「脳が甘いと感じる」と、インシュリンが分泌されるとのこと。逆に甘さに慣れすぎて、いくら甘いものを食べても「甘いと感じない」人の場合は、インシュリンの分泌はどのようになるのでしょうか?
 私たちは、事実のほんの一部でも分かると、あたかもすべて分かったような気になるのですね。「分かったつもり」になることで、不安が少なくなることで、ヒト属は、生き残ることに成功してきたのでしょうか!

自分は価値のないダメな人間という意識が!

 「無価値感」を持ってしまう人が増えているのでしょか。やはり、子供時代に自然の中で遊び回る経験が少なくなっていることが原因のひとつなのでしょうか。自然な中で遊ぶと、その環境は場所や季節によって多彩でありながら、気持ちは、その多彩さに「どうしようか」と対応するだけで目一杯で、そのほかのことを考える余裕などありません。この余分なことを考えないというクセが、大人になっても持続します。
 今置かれている状況で、「どうしようか」ということがクセになっていると、悩みがあっても、その悩みの多くは「なんとかなるさ!」でくぐり抜けることができますね!

幸せなお金持ちの気分で行動するのです!

 「周囲と摩擦を起こすこと」の自分自身への影響が、むかしよりは大きくなっているようです。これは情報の広がりが、むかしより広範囲に、しかも早くなっているためでしょうか。そのためか批判情報は、発信者がわかりにくい方法で発信しているようです。
 自分のストレス発散の方法のひとつとして行われている面もあるのでしょうが、これがストレスの伝染ウイルスになり、ネットで拡散しています。マスクでは防げないので、受信拒否はできるのですが、ウイルスの変異を起こす可能性もあります。ワクチンに相当するものは、自分の気持ちを抵抗力のあるものに変えていくしかないのでしょうね!

好き勝手に生きていない人は「いい人」!

 新コロナで疫病が蔓延しているときのエチケットの代表は、正しくマスクの着用をすること、なのですが、「オレは好き勝手に生きるんだ」と主張したいのか、マスクを着用しない人がいます。
 少し昔までは、疫病が流行したとき、対策をしなかった人の多くは自然淘汰されてきたのでしょうか? 医療が発達してくると、自然淘汰から経済格差へと移行するのでしょうか? これも広い意味で自然淘汰なのでしょうか。
 サルの社会でも、オスサルの中には群れから離れて単独で生きるサルもいます。そして、いろいろな群れに入ったり、出たり、その中には長期間単独で暮らすサルもいるそうです。人間も、集団の中から離れる人もいますが、集団の中に入り込もうとする人もいますね。

はつらつとして生きていること!

 「笑い」は、人とのつながりにおいては必須のもの。イラク戦争のときか、米軍の部隊がイスラムの牧師を訪ねるため町に入ったとき、その町の人々に囲まれ険悪な状態になった時、米軍の隊長が「笑え」と命令し、隊員が笑顔になると、険悪な状況が一変したという。その隊長は世界中を一人旅した経験があり、「笑い効果」を実感していたのだそうです、笑いは大事ですね。また、笑いは健康にも良いのですね。白血球が元気になり、免疫力アップにもよい影響があるようですね!

太っている人が増えています!

 糖質には「糖」という字がついているので「糖質=甘い」と思われているかもしれませんが、甘い糖質と甘くない糖質があります。デンプンは甘くない糖質の代表です。デンプンは米や小麦粉、いもなどの主成分です。ご飯やパンなどはさほど甘いと感じませんが、これらの食品はたくさんの糖質を含んでいます。デンプンはブドウ糖が多数つながったもので、最終的に小腸でたくさんのブドウ糖にまで分解されて吸収されます。稲作が始まったのは、考古学的な調査では約1万年前の中国長江流域の湖南省周辺地域と考えられています。人類の歴史から考えれば最近のことです。そのためか、体質がその変化に充分に対応できていないのではないでしょうか。しかし、縄文時代に15歳まで生きた人の平均寿命は、男性が31.1歳、女性が31.3歳と言われています。その後の米や麦などの生産が寿命へのプラス面は多く、寿命が延び満60歳(数え年61歳)の還暦からを「長寿」としたのは室町時代頃で、この頃からの長寿の祝いが定着していますので、やはり米などの炭水化物のメリットを選んだということなのでしょう!

皮膚は脳と同じ外肺葉由来です!

 粘菌(原生生物の一群)は、脳を持たない単細胞生物であるにもかかわらず、環境に応じて集合体になったり、役割分担したりする。集合体になる時に仲間をどのようにして見分けているのかというと、人間でいう皮膚感覚なのでしょう。人間も受精し成長する過程では、外胚葉が、脊髄、末梢神経および脳 、歯のエナメル質、皮膚を形成するために分化していく。そう考えれば、皮膚にも外からの情報を感じると、何らかの判断をしている可能性はあるのでしょうか? 「皮膚感覚」は、実際に皮膚に接した情報と考えています。しかし、音などの波長も皮膚は感じています。耳では聞くことのできない高周波や低周波の音も感じています。高性能のイヤホンで聴くより、生演奏のほうが感動するのは、皮膚感覚も影響しているのでしょう。カメレオンは、日陰の部分だけ皮膚の色を変えることができるという。頭で判断しているのではないのでしょう。人間でも危険を察知する「第六感」があります。これも皮膚感覚をもとにしているのではないのでしょうか?

人間らしい四つ機能が前頭葉に!

 前頭葉の発達が「人間らしさ」を作り出しているとのこと。一般的に人間として大人になるのは25歳程度とされているようです。これは前頭葉の発達と関係しているのでしょう。そうすると、若者の多くは前頭葉がまだ未発達、年寄りの頑固さは前頭葉の老化ということになるのでしょうか? 今回の新コロナ時での行動を見て、「あの若者は、前頭葉が未発達なんだ」とか、「あの中高年は、もう前頭葉の老化が始まっているのだ」とかと思って見ている人もいるのでしょうね!

道に迷うことも歩く楽しみ!

 自然が多くあるところで育つと、周囲の状況に敏感になるようです、大人になって街中を歩いていても、周囲の状況を皮膚で感じて楽しんで歩くようです。「皮膚感覚」という言葉があります。この感覚は生物が古くから持つ感覚で、人間で言えば「第六感」というものに相当するのでしょう。脳で判断する前に、皮膚感覚で判断しているようです。危険を感じたとき、脳が危険と判断する前に、第六感で、その危険を回避する感覚です。無意識に皮膚で周りを感じることは、重要な感覚ですね!