エレベーターのドアが!

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 災害が多発する時期に入ったようです。そんな時期だからこそ、エレベータでの「人付き合い」のあり方を、考えてみてはどうでしょうか。いくら「大都会だから」といっても、積極的に助け合う下地をつくっていく努力を始める時期にきたようです!

「良い恋愛」をしているとき!

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 「失敗してはいけない」、あるいは、「よく思われたい」を前提にした人づきあいは、ストレスが溜まります。それを避けるために、人づきあいがなくなっているのでしょう。地域によっては、「感じがいい人」だとか、「感じが悪い人」などと考えることなく、どんな人でも、そのまま受け入れてくれる地方もあるようです。教育やマスコミは、特定の「あるべき姿」を前提にして、教育なり報道をするため、その「あるべき姿」しか受け入れてはならない、といった考え方になるのでしょうか?


異常気象とは30年に一回起きる???

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 「自然災害に遭うことは仕様が無い」という時期が来てしまいました。これからは、災害に出会ったとき、相互の助け合いや、気持ちの立て直し方を身につける必要があります。相互の助け合いは、大都会では災害の規模、風土などを考えると非情に難しいことでしょう。また、気持ちの立て直しは、関東や東日本より、関西や西日本の風土の方が、早く立ち直れる風土のように感じます。地形も含め、どの地域に住むか、今まで以上に考えなければなりませんね!

自然とはいったい何か?

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 現代は、ついつい「自然は征服できる」という、欧米の風土に染まっていました。しかし、日本流の「自然と共存する」という風土に、戻す時期が来たようです。”クルマを前提”とした社会に移行してきたのですが、平野に人が集中し、また、斜面を削り、水が流れる沢筋を無視し、埋め立て、住宅地を開発しました。車が通る道を造るため、斜面を大幅に削り取り、不安定な住宅地を開発してきました。これからは斜面の移動手段をクルマにたよらず、エスカレーターや斜面エレベーターなどを開発し、車椅子がすれ違える程度の横道(廊下)を整備するような街づくりになると良いのですが!

血液中に不純物・老廃物!

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 食べ過ぎにより血液中の栄養が過剰になり、それを浄化した結果が動脈硬化とのこと。人類の歴史の中で、安定した食料を得ることができなかった時代がほぼ100%。今でも多くの人達は、食糧危機の状態にあります。そのような経過で遺伝子が学習しているため、よほど努力しないと、メタボは避けることができないのでしょう!

呼び出しの問題!

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 携帯電話が普及し、歩いていても電話ができるようになりました。屋外では、携帯の呼び出し音には敏感に反応をするのですが、自動車、あるいは、自転車の接近には気づかず、事故に遭った人もいます。特に自転車の風の音や風圧などに気づく人は、ほんとうに少なくなっているのでしょう!


「危ないからしてはいけません」

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 街の中で、イヤホンを耳に着けている人をよく見かけます。危険の察知能力が大きく失われていることでしょう。というより、街の中に危険があるとは、思ってもいない人が増えているのでしょう。もっと、まわりの音に敏感になり、その音が危険を知らせているのかどうか、その察知能力を子供の時代に、身につけておいてほしいものです!

サイレント・ベビー!

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 感情を表現できない人達が、増えてきたようです。やはり、核家族で都会で育つと、幼児のときから接触する大人が、両親と先生、ということになります。この人達は、子供を「いかに育てるか」という視点でしか、子供に接触しません。その人達が無駄な接触と考えるような接触がなくなります。すると子供は、視野が狭く、自立ができていないため、過労死や自分勝手な犯罪など、むかしは考えられなかった出来事が、起こってしまうのでしょう!


夕方4時の銭湯の贅沢さ!

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 銭湯、あるいは、地元の人達が入浴に来る共同湯はいいですね。その土地の風土が感じられ、ふと、懐かしさを感じます。日本はどこも同じようなもの、と無意識に思っている人もおられますが、それぞれの町には違いがあります。となり町であっても違っているものです。都会に住んでいると、どこでも同じ、といった感覚に陥りやすいのですが、土地土地の風土の違いを見つけることも楽しいものです!


30分は自分の時間を!

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 介護のような問題を抱えると、意識がそこから逃れることができなくなります。掛川市だと思うのですが、「認知症の人達を、住民の方々が見守っていこう」という活動をしているという。そのようなしくみがあると、自分一人で問題を抱え込む、といったことから、少し気持ちが楽になります。現代は、専門知識が増えすぎたために、どんどん思考の視野が狭くなって行きがちです。その思考視野の狭さが、悩みをどんどん増幅させてしまいます!


夏野菜は「食べるスポーツドリンク」!

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 季節の変われ目は、体調を崩しやすいですね。二~三世代前までは、体調不良の原因が食べ物になってしまいがちでした。その当時は、食べ物は地産地消でしたから、お互いの体調不良になったときの情報交換により、特定の食べ物やその料理法、保管状態などの情報をもとに、病気の原因を考えていたのでしょう。科学万能の時代になり、病原菌を特定できるようになり、原因がハッキリしていると思ってはいますが、科学とて、すべてを解明しているわけではありませんから!


よい言葉は、話手もよいエネルギーが!

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 人類が言葉を使い出した時、最初に話し始めたのは何なのでしょうか? おそらく、自分の経験を、他の人に伝えだしたのでしょう。「困ったとき○○したよ」と、それを聞いた人は、対策を打つことができるようになったのでしょう。そして、人々の経験を伝え合うことで、つながりが深まっていったのでしょう。そうしているうちに、これからのことも、話すようになったのでしょう。どのくらいの年数が必要だったのかはわかりませんが!


自分の既存の論理構成を転換!

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 もともとの自分の考え=「思い込み」は、特定の組織、あるいは、同じ業界に長くいると、どんどん強くなっていきます。同時に、情報に対する視野も狭くなっていきます。その状態で定年を迎えると、周りの人たちに溶け込むことができません。「思い込み」は思考の老化です。場合によっては、身体の老化より先に来てしまいます!


肉はストレスを取る食物といえる!

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 日本人が肉を食べる機会が増えたのは、社会全体にストレスが広がったことが影響しているのでしょう。核家族を選び、地域の人達との接触を避け、ストレスを少なくしようとした結果、かえって、ストレスを増やし、ストレス対策のために、肉から得られるアラキドン酸をもとにして、ストレス対策をしているのでしょう。昔のように、縁側などでのんびりとする機会もなくなりました。むかしのような地域との接触方法は、現代人はストレスと考えていますが、ストレスを減らす原動力だったなのかも知れません!


コミュニケーションは相手の反応を確認しながら!

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 言葉によるコミュニケーションが中心の時代ですが、言葉の機能を考えたことがありますか。人間は人間同士だけでなく、3万年ほど前には、犬とコミュニケーションができるようになりました。猿など集団で暮らす動物は、コミュニケーションができています。しかし、そのコミュニケーションは「現時点」のことだけです。言葉でのコミュニケーションでは、「将来」や「過去」のことについて、情報を伝え合うことができます。ただし、現在のことを「言葉だけで伝える」ことは、情報不足です。言葉中心のマニュアルでの仕事は、大事故につながります。大会社で、大事故や不正が起こることは、言葉中心が原因なのでしょう!

子供から尊敬される親で!

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 幼いとき「聴いて貰っている」その姿を目で見る経験は、その後の社会生活において重要なことなのでしょう。まだ、言葉が話せない赤ちゃん時代に、まわりの人たち(親や兄弟、祖父母など)が、聴く姿勢を見せることが、その後の人づきあいに関わる脳の発達に影響を与えるのでしょう。人類が言葉を手に入れたのは数千年前、それまでは、表情筋の進化で得た多彩な表情と、白目がある人間の目の動き、そして、叫び声に類するもので伝えていたのでしょう。人類の歴史から見れば、言葉はつい最近のこと。それまでは、相手が自分を理解しようとしている表情や、視線、姿勢が重要な役割をしていたのでしょう!


最初からうまくいく人はまれ!

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 「失敗を恐れる」のは、「あるべき姿」を、体験ではなく”言葉”で、親や先生から教わることにも原因があるのでしょうか? 子供時代は、小さな危険に出会ったとき、大人からその原因と対策を教わりつづけ、大きな危険への想像力を身につけていくことが大事だと思います。「小さな危険=失敗」を繰り返した経験が、失敗しても、大丈夫と考えるようになり、その経験が、新しいことに積極的に取り組めることに一因になるのでしょう!


相手に対して抱く感情はブーメラン!

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 「他人に親切にする」ことは、脳の活性化につながっているのでしょう。まわりへの細やかな観察と、その情報をもとに、相手に対しての適切な方法を考え、そして、その実行の方法を考える、ということが脳の活性化に貢献するのでしょうか。また、ホモサピエンスが生き残ってきたことも、この他人への親切が、生き残りへの適切な手段だったのでしょうか!


相手が脅迫のプロならば!

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 クレーマーや脅迫のプロ、そして、戦国時代の武将は「人間の弱み」を見つけ、それをうまく利用する名人だったのでしょう。しかし、戦国時代の武将は評価されるが、クレーマーや脅迫のプロは犯罪人として見られます。似たような素質を持ちながら、生きた時代によって、プラスにもマイナスにもなります。やはり、その時代の中で、その環境の中で、どのようにするか、ですね!


両親をあるがままに見て育った子供!

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 親は、子供を「言葉でしつけよう」としています。しかし、人類の歴史を考えると、人類の歴史を1時間の映画にすると、言葉を使い出したのは、映画の最後の数十秒なのでしょう。映画の残りの59分と数十秒は、どのようにして子供を育てていたのでしょうか。脳科学者は、赤ちゃんが聞く能力を身につけるのは、まだ言葉が話せないときに、お母さんやまわりの兄や姉、祖父母などが、赤ちゃんを理解しようと、「聴こうとしている態度」が重要だと言っている人もいるようです!