子供から尊敬される親で!
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 幼いとき「聴いて貰っている」その姿を目で見る経験は、その後の社会生活において重要なことなのでしょう。

 まだ、言葉が話せない赤ちゃん時代に、まわりの人たち(親や兄弟、祖父母など)が、聴く姿勢を見せることが、その後の人づきあいに関わる脳の発達に影響を与えるのでしょう。

 人類が言葉を手に入れたのは数千年前、それまでは、表情筋の進化で得た多彩な表情と、白目がある人間の目の動き、そして、叫び声に類するもので伝えていたのでしょう。

 人類の歴史から見れば、言葉はつい最近のこと。

 それまでは、相手が自分を理解しようとしている表情や、視線、姿勢が重要な役割をしていたのでしょう!
す18-05
菅原裕子
 「わが子が周りに後れを取らないように」と学習塾や英会話教室、スポーツ教室に通わせる一方で、「うちの子はどうもやる気がなくて」……と悩む親が多いようです。本書では、「やる気」とは何か、コーチとしての親はどんな会話をし、どのように接すればいいのか、子どものタイプに合わせたコーチング法など、「勉強しなさい」と言わなくても子どもが自ら机に向かう、"勉強の習慣づけ"のヒントを伝授します。
ひ17-01
樋口廣太郎
 樋口廣太郎が社長に就任した時のアサヒビールは、毎年30~40億の資産を売って食いつなぐ、瀕死の企業だった。しかしそれからアサヒビールはシェアを伸ばし、わずか10余年で業界のトップ企業になる。
 その背景には樋口の指導力によって“積極果敢に挑戦する組織”に生まれ変わった事実があった。本書はアサヒビールを奇跡的復活に導いた樋口が「ピンチをチャンスに変える経営」を語った本である。
さ06-15
斎藤茂太
 携帯電話やパソコンに限らず、子供が機械ばかりに慣れてしまうのは考えものである。機械というものはなんでも人間のいうことをきいてくれるものだ。反抗したり、異を唱えることはない。しかし、生身の人間との付き合いではそうはいかない。機械ばかり使っている人は、相手が自分の思う通りに行動しないことにいらだつようになるのである。栃木県で女性教師を刺殺した少年は、ナイフを出したら相手が怖がるだろうと思ったら、平然としていたのでカッとなって……、と語っている。これも、相手が自分の予想外の反応を示したことへの対応能力の欠如といっていいだろう。