赤ちゃんの微笑は、本能的なものだそうです。しかし、その微笑に反応できない親もいるようです。笑いは健康に良いそうです。たとえ、その笑いが「作り笑い」であっても、プラスの効果があるそうです。赤ちゃんの微笑を見て、大人も笑顔になりましょう。それが、自分の「こころ」と「からだ」を健康にしてくれます!
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親が神経症的であるとどうなるか!
子供の虐待事件は治まらないですね。核家族で、しかも都会での生活だと、まわりの目は届きません。また、届いたとしても、ただそのまま、ということになります。核家族という、人類史上はじめてのしくみでの、子育ての方法・社会のしくみがまた未発達です。もう一度、人類史上初めての「核家族」というしくみでの、社会のあり方を考えなければなりませんね!
上手な嘘のつき方を教えるべき!
日本では、単純に「嘘をつくな」では、世間のなかに溶け込めないですね。日本には「三本の指に入る」という言い方があります。自分が一番だと思っている人でも、「三本の指に入る」という言い方をすることになっています。このようにトップになった人でもウソを言います。自分を、自分が思っているより低く表現する、という風土が日本にはあるのです!
自信は子供時代に身につく!
「優越感」は、知識でも身につけることができるのですが、ほんとうの「自信」は、体験・経験から身につくのでしょう。優越感を自信だと思っている人も多いと思われますが、優越感には脆さがあります。子供時代に多くの体験・経験をし、成功はもちろん、失敗(こうしたらダメだ)も自信につながっていきますので、自然の中にある多様性に接してほしいものです!
子供のお小遣いの役割!
子供に母親が、うるさく指導する場面を見ると、母親としては、子供の自主性を引き出そうと、我慢強く子供に接している場面を見かけることがあります。しかし、子供は母親の我慢の範囲(大人の事情)を超えて、優柔不断に行動することもあります。あと3分か5分ほど我慢して………、などと思うことがあります!
家族関係のぎくしゃくは、過干渉と過放任!
核家族の場合、家族間のぎくしゃくは、大きな問題になりかねません。家族全員が一緒に過ごす時間が大事ですね。その時間が少ないと、子供にとっては特に厄介な問題になりかねません。大家族、あるいは、田舎のような近所付き合いが残っていれば、より多くの大人、ときにはペットの他、やぎ、牛、馬などの動物との関係性ができ、いやしの機会が多くなります。”面倒”と、”いやし”のどちらが子供の将来に、メリットを生み出すのでしょうか!
ゼロ歳の時から健全なこころを育てる!
昨今、不可解な事件のニュースをよく見ます。もう不可解とは思わないで、ごく普通の事件として考えなければならない時期が、来たのでしょうか? 核家族の定着が、二世代目から三世代目になってきたことにも、その要因があるのでしょうか? 赤ちゃん時代から、出来るだけ多くの大人と接触することが少なくなると、大人になるための学びが、少なくなるのでしょうか?
子供への脅しは大人本位の行為!
子供は、言葉が話せない幼少期でも、まわりをしっかり見ています。たとえば、お母さんが同じぬいぐるみを両手に持って、赤ちゃんにそっと突き出してみます。その時、お母さんが右手のぬいぐるみを、やさしく見ながら差し出すと、赤ちゃんはそのぬいぐるみを取ります。目でコミュニケーションができているのです。この幼少期でも、視線や声で叱る、あるいは、脅してしまうと、赤ちゃんの心に残ってしまうのでしょう!
一人前になるための反抗期!
反抗期は、脳の記憶領域が活発になり、吸収力がアップするが、前頭前野はまだ充分に発達しておらず、制御が充分出来ない状態になっているとのこと。いわゆる、他人の意見など聞かず、冒険が出来る状態。これは、ホモサピエンスの生き残りに貢献した性質でもある。過酷な自然環境の中で生き残って行くには、反抗期の冒険心が有効に機能したのでしょう!
人が育児をするということ!
子供が「生きていく役割」といったものを、こなしていく経験がなくなってしまったようです。特に都市で育った子供達は、生物としての生きる力が弱くなっているのでしょう。大災害が頻発し始めた時代、子供一人になったとしても、生き延びていく力が必要な時代になってきているのに!
サイレント・ベビー!
最近若者の犯罪の中に、今までの概念ではとらえきれない犯罪が起きている。子育てにもその一因があるのだろうか? 核家族や、子供の時にとなり近所との接触がないからだろうか? そのためか、子育て時期の家族が、都市から田舎に引っ越す人がでてきている!
確かに子育てはたいへんです!
ゴリラやチンパンジーなどの子育てのやり方、情報が少ないように思います。また、人間の100年前の子育ての情報も、少ないように思います。人類が生き残っていくためには、どのような子育てが良いのか、ほとんど意識されていないようです。100年ほど前までは、子供が成人する確立はそれほど高くなかったのでしょう。昆虫の命が短いのは、短期間に自然環境の変化に適合した個体を残すため、その生き残り作戦が成功していたのでしょう!
約束を反古にすると!
本来、家族とは「同じ家」に暮らす人々であり、必ずしも血縁が必須というわけではないようです。核家族では大人が少ないため子育てが大変です。最近、シェアハウスでの子育てがテレビで紹介されていました。新しい形の家族が出来はじめています。小さな時から、多くの大人と接することが出来れば、自立した大人になることができるのでしょう!
「○○をしてはいけない」!
きびしい親に育てられ、自立が遅れた子供は、「してはいけない」ことを忠実に守ろうとします。その反動が大きくなって出てくるようです。「守ろうとする」ことが定着した人は、働き過ぎになりやすく、「守ることに反発」した人は、異常な行動を起こしたりするようです。「してはいけない」ことに、ある程度の(やっていいのか、そうでないのか、疑問を持ちながら)興味を持つ方が健全なのでしょう!
「危ないからしてはいけません」
街の中で、イヤホンを耳に着けている人をよく見かけます。危険の察知能力が大きく失われていることでしょう。というより、街の中に危険があるとは、思ってもいない人が増えているのでしょう。もっと、まわりの音に敏感になり、その音が危険を知らせているのかどうか、その察知能力を子供の時代に、身につけておいてほしいものです!
サイレント・ベビー!
感情を表現できない人達が、増えてきたようです。やはり、核家族で都会で育つと、幼児のときから接触する大人が、両親と先生、ということになります。この人達は、子供を「いかに育てるか」という視点でしか、子供に接触しません。その人達が無駄な接触と考えるような接触がなくなります。すると子供は、視野が狭く、自立ができていないため、過労死や自分勝手な犯罪など、むかしは考えられなかった出来事が、起こってしまうのでしょう!
子供から尊敬される親で!
幼いとき「聴いて貰っている」その姿を目で見る経験は、その後の社会生活において重要なことなのでしょう。まだ、言葉が話せない赤ちゃん時代に、まわりの人たち(親や兄弟、祖父母など)が、聴く姿勢を見せることが、その後の人づきあいに関わる脳の発達に影響を与えるのでしょう。人類が言葉を手に入れたのは数千年前、それまでは、表情筋の進化で得た多彩な表情と、白目がある人間の目の動き、そして、叫び声に類するもので伝えていたのでしょう。人類の歴史から見れば、言葉はつい最近のこと。それまでは、相手が自分を理解しようとしている表情や、視線、姿勢が重要な役割をしていたのでしょう!
両親をあるがままに見て育った子供!
親は、子供を「言葉でしつけよう」としています。しかし、人類の歴史を考えると、人類の歴史を1時間の映画にすると、言葉を使い出したのは、映画の最後の数十秒なのでしょう。映画の残りの59分と数十秒は、どのようにして子供を育てていたのでしょうか。脳科学者は、赤ちゃんが聞く能力を身につけるのは、まだ言葉が話せないときに、お母さんやまわりの兄や姉、祖父母などが、赤ちゃんを理解しようと、「聴こうとしている態度」が重要だと言っている人もいるようです!
多くの男の子たちは大人になりたくない!
核家族での子育ては、子供の成長に関する問題で手一杯です。その中で育つ子供は、いろいろな刺激や体験、情報が少なくなります。祖父や祖母からの情報がとぎれ、地域の風土や方言なども失われていきます。視野が狭くなると、何かに悩んだときに、相談する相手も、視野が狭い同年代の子ということになり、当然、それから抜け出す手立ても、見つけにくくなります。また、共働きになると、子供に手が回らないため、少子化になってしまいます。厄介ですね!