近頃、週に1日だけ開店する古本屋など、フルに開店しないお店を見かけます。自分の興味があることを、たとえわずかな時間でも開業するスタイルが、可能な時代に入りつつあるようです。むかし瀬戸内海の島々の人たちは「半農半漁」といったスタイルで働いていました。生業と共に、コツコツと副業をやっていれば、歳を取っても安心できるのでしょう!
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孤高の天才タイプが何より辛いのは!
天才は自分の才能だけに頼る。老人は、自分の経験だけに頼る。自分だけの才能、自分だけの経験、これには限界がある。そのためか、人類の進化の過程では社会性を大切にしてきた。核家族化、都市の孤立しがちな暮らし方、これが、自分の能力だけを頼り生きることになる。まだ一部ではあるが、人類史上初めての実験が始まっている。どのような結果になるのでしょうか?
物事を理解する最初の一歩「直感」!
AIが進歩していくなかで、「直感」というものが、どのように位置づけられるのでしょうか? 直感は、体験を基礎とした経験がベースになっているのでしょう。この体験というものを、AIではどのように扱うのでしょうか? いろいろな測定器により、数値化したデータを基礎とするのでしょうが、私たち自身が、直感が生まれてくる過程がよくわかっていませんね!
失敗した時に笑える人間こそ!
笑いは、臨機応変に対応できる源でもあるのですね。それに、免疫力を高めるという効果もあるといいます。対外的にも、対内的にも、笑いは多くの効果を生み出しているようです。しかめっ面で、全力を出し切り、もう動けません、といったものは、間違いという時代になったのですね!
「不思議?」を追いかける!
まず「不思議?」と思う姿勢を、どのようにして保持するか。まず、知識を母体とする「思い込み」が強いと、不思議が浮かんできません。知識というものは、まず、体験があり、その後に知識を得た場合は、なにか疑問を感じたとき、その知識を疑うことが出来ます。しかし、知識だけの場合は、それが思い込みになり、その知識以外の情報は、見えなくなってきます。知的生活が狭いものになっていきます!
先入観にとらえられてしまうと!
学校で使う教科書は体系的に出来ています。ということは、はみ出した考え方の学習はできません。思考をパターン化するために学校に行くのです。一方、データベースを利用した検索は、単語で検索するため、予想外(体系的な思考から考えると)な情報に出会います。ネット検索でも同じような環境なのですが、ある意図を持った検索エンジンが使われているため、予想された情報が上位にきます。思考の多様化には物足りなくなります!
案ずるより産むが易し!
「とりあえずやってみる」、知識を得る前に、経験すること、これがあれば、知識が智慧につながっていきます。その際、失敗であれ、成功であれ、まわりの人は、何にかしらプラスに結びつく反応をすること。特に子供時代は、まわりの人のプラスの反応が大事です。そのような経験が、失敗を、成功への単なる過程と、考えられるようになります!
脳の働きを変えるには感動すること!
思い込みが強いと、なかなか「感動」が出来ません。大人がなかなか感動できないのは、固定観念が出来てしまったからです。固定観念を見直し出来なくなると、頭が老化してきたのです。新しい知識・体験・人々に接していないからでしょう。その結果、感動がなくなってきているのです!
自分が蓄積した結果が「チャンス」!
いま、「現在を考えているか」、「過去を考えているが」、それとも「未来を考えているか」で、チャンスを生かすことができるかどうかに、違いがでます。今現在を、観察し、考えていれば、チャンスに巡り会うことも多いのでしょう。過去も未来も、今考えてもどうにもできません。未来のことでも、今現在に何が出来るか、という視点で、現在を考える必要があります!
失敗から学ばないから苦しむ!
失敗であれ、成功であれ、とにかく経験を豊富にすることが大事。仕事であれ、趣味であれ、多くのことをやる。仕事や趣味を、過激にヤルことが、人生を豊かにするためには必要なこと。しかし、働き方を見直している現在、時代には合わないですね。極端な言い方をすると、人生を豊かにする必要が無い時代になったのでしょうか?
脳が緊張すると笑うことができません!
日本人は、微妙な表情を読み取ることが出来ます。これは、顔を合わせるからです。顔を合わせると、微妙な表情をつくる訓練が出来ます。SNSでは表情は必要ありません。写真を添付する必要があるのなら、つくった表情で良い。動きのある微妙は表情は、顔を合わせるからつくり出す必要が出てくるのです。若者は、様々な人と顔を合わせる必要が少ない。そのためか、若者の表情は誰でも同じ。そのためか、スマホの写真ソフトで、表情を自動加工した写真が出来るようになるのでしょうか!
結果至上主義の危うさ!
「勝利至上主義=結果さえよければ、やり方はどうでもいい」の考え方が、世間に定着してしまった、という背景があるのでしょう。それは、過程を評価するという視点は面倒なため、ついつい、結果だけを見てしまう(報道してしまう)というようになったため。今回のアメリカンフットボール事件もそうですが、ソ連の組織的な筋肉増強薬物事件も、そうなのでしょう。育てる側は、育成の信念がなく、「世間の要求に追従した正しい方法だ」と、無意識に思っているのでしょう!
「頑張ります」は、“何をどうする”に!
「頑張ります」と言うタイプと、まったく言わないタイプの人がいます。「頑張ります」と言っている段階では、まだ原因の追及ができていないのでしょう。もっと「どうしてだろう?」と、何回も、何回も、考えるクセがつくと良いのでしょう!
段取りでもっとも大事なこと!
昔と違って、マニュアルが整備された時代になっています。そして、何でも”言葉”で教え、教わることがほとんどです。昔の職人さんのように、「ワザは盗むもの」といった考え方は消えかかっています。しかし、人類の歴史で、言葉でコミュニケーションを始めたのはつい最近(数千年)のこと。言葉では伝わらないものはたくさんあります。言葉では、人それぞれに違ったものをイメージすることも数多くあります。例えば「船」と聞いた場合、どんな船を思い浮かべますか!
管理ポストは無能な上司で埋まる!
内閣の支持率が落ちてきていますが、政党の支持率は、野党が低下しています。国会の野党議員の質問を聞いていると、ほんとうに「政権を取って政治をやるつもりがあるのか?」と思ってしまいます。週刊誌の記者のような質問をする野党議員を選んでいるのは自分たちだ、という意識が、野党の支持率を低下させているのでしょうか!