組織はたえず異化作用が必須!

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 いまは、社会の変化、あるいは、自然の変化が激しくなってきています。絶えず異化(差異の著しい二つの性質を接近させるとき、両者の差異がさらにきわだつこと)作用をすることで、明日を見据えた変化を受け入れることが必要ですね。そのためには、同質化をさけ、個性を尊重することが必要です。学校教育も転換する必要が迫っているのでしょう!

引き算する暮らしを!

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 「引き算の暮らし」がいわれています。物が少なかった時代に育ったひとは、あまり考えずに、ついついモノを買ってしまいます。そして、ほとんど使わないまま置きっぱなしになってしまいます。むかしの江戸の生活は、何か危険なことがあれば、庶民は、ちゃぶ台とふとんをかかえて、すぐに逃げたようです。家が壊れても材料さえあれば10日程あれば、なんとかなったようです。自然災害が多くなってきた今、暮らし方を考え直すときがきたようです!

同情するものは強者だ!

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 他人を支援するとき、昔は「同情」が基本になっていたのではないでしょうか。財力があるひとなどが、才能があるが貧乏な人を支援する、といった場面が多かったのではないでしょうか。別宅に泊まれらせ絵を描いてもらう、学費を支援する、楽しませてくれた芸人の引退後の生活を支える、といった立場が上の人が、下の人を援助することが基本だったのでしょう。ボランティアが始まった以降は、同じような立場の人が、被災した人達を支援する、といった傾向に変わっているのでしょう!

聖徳太子の願掛けで勝利!

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 仏教の伝来は、政治の権力闘争の材料でした。仏教の教えが権力闘争に有効だったのか? 寺院や仏像が有効だったのか? どうも、寺院や仏像が有効のだったような気がします。教えという抽象的な概念は、ある程度仏教が理解されていないと、有効にはならないでしょう。しかし、寺院や仏像は見せ方で、有効な権力の象徴になります。古びたお寺が修理され、朱色に塗り直されると、圧倒されるようになりますね!

ずっと着物で過ごしてみると!

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 歴史を大切にすることが、安全と平和につながっているのでしょう。着物の着方も中国がもとになっているのですが、中国の文化は政権が変わると、前政権の文化を全否定する文化なので、平和が長続きしないのでしょう。ところで、「右前」とは、「右側を先にからだに着ける」ということなので、外側から見ると、左が前(上}になっているのですね!

雨による災害が増えている!

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 自然災害が増えてきました。クルマで動いていると、地形やその地域で暮らしてきた智慧を学ぶことはできません。伝説や言い伝え、歴史などと、それが関わる場所や地形の結びつきを思い浮かべながら歩いき、また、昔からある神社やお寺をたずねていると、その土地の安全性や水の確保など、昔の人々の智慧が見え始めてきます。知識からの学びでは、なかなか感じられなかったものが、感覚的に「そうなのかな……」と、感じ取れるようになるようです!

知っているだけでは役に立たない!

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 知識中心で学ぶと、体験、経験のないまた、知識と知識を組み合わせ、未来のことを考えてしまいます。その時、マイナス思考になることもあります。経験がないので、より悪く考えてしまいます。楽天家は、先のことはあまり考えません。いま現在に生きています。子供時代から自然の中で遊び回っていると、多彩な自然に適応することが優先するため、いま現在の状況でどうするか、これを身につけていきます。考えすぎる人が、座禅で「無」の状態になることで、現状認識ができるようになることと、似ているのでしょう!

完壁な人を助ける人はいない!

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 一生懸命やっているが、なかなかうまくいかない人を見ると、何か手伝いたいと思います。人類の歴史の中で、1人、あるいは、数人では、なかなか生き残っていくことが難しかったからでしょう。いま生き残っているホモサピエンスより、脳が発達していた人類も、集団の形成がうまくできなかったため、滅亡にいたっています。自然災害が増えている時代、ホモサピエンスが生き残って行くには、助け合いが必須なのでしょう!

自分が思っている世界しか見えないもの!

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 多くの人は、自分が見たいものしか見えてはおらず、その見えている世界がすべてです。その見える世界をどのようにして広げていくか、を工夫するしかないですね。工夫していかないと、歳とともに、どんどん見える世界が狭くなってしまいます。悟ることができれば別ですが、それは、もっと難しいことなのでしょう!

こんなところに家を建てちゃいけませんよ!

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 神社の本殿の多くは、地形的に安全なところにあります。むかしの人達の智慧ですね。「風水=風と水」からの災害に備えていたのでしょう。古くからある家も、数メートル高いところにあるところが多いようです。クルマ社会になり、平地や大規模開発の土地に家を建ててきました。法律も4m幅の道路を強制し、そのため、斜面を大幅に削り埋め立ててきました。土木機械の発達もあり、「便利」を優先させました。学校の地理の教育も、土地の安全性に関することは教えませんでした。田舎で、雨が続き崩れた斜面を見たとき、地表から2m程下に30cm程の粘土層があり、そこに手を拳にして押し込むと、ズブッと入っていきました。乾いているときは金槌で叩いてもびくともしないのに。こんなことは誰も教えてくれません!

ランドマーク的なタワーが見える!

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 タワーや建物の高いところからの眺めは、気持ちが良いですね。ただし、高いところが苦手な人は、山から眺める方がいいですね。地上から50m~100mほどの山からでも、町並みや夕やけなどを見れば、気持ちがゆったりとしてきます。それに、自然にも浸り、よりリラックスできますね。健康にもいいですし!

人と話をしなければならないとき!

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 初めて合った人や、顔は知っているがあまり付き合いのない人と話すとき、話題が豊富であれば気楽ですが、そうでないときは、やっかいですね。基本は聞き手に回ることですが、できれば年齢とともに知識・情報の範囲を広げておき、対応力をアップしておくことも大事なことなのでしょう!

自分勝手なレッテルを貼っている!

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 私たちは、自分の近くの人達に何かしらのレッテルを貼ると、そのレッテル(思い込み)から、なかなか抜け出せません。そのレッテルは、それを貼った当時のものです。その人がいろいろと勉強し、経験してきたことを反映していない場合が多いのです。思い込みから抜け出せないということは、新しい情報を取り込めないということで、時代について行けなくなる、ということなのでしょう!

落とし穴があると知っている!

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 慣れてくると「落とし穴」が見つからないですね。いつの間にか“思い込み”が定着してしまっているのですね。クルマの運転もそうです。いつも通っている道は注意力が落ちてきます。「この路地からは、自転車や人が出てくるはずがない」、「横断歩道では、飛び出してはこない(一時停止し、左右確認する)」など、いつの間にか思い込んでいますね!

ゆったりとした時間を過ごす!

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 ゆったりした生活は、どのようにすれば手に入るのでしょうか? もちろん金銭面でのはなしではなく、精神面でのはなしです。半世紀以上前の子供時代を思い出してみると、その日その日を、精一杯遊んで(生きて)いました。アフリカの人達を写真で紹介している女性カメラマンの方が、悩んだ顔をしていると、現地の方に「おまえ、なんでそんな顔をしているのだ。今日元気で生きられたのだから、幸せではないか」と言われたそうです。「その日その日を元気で過ごすことが幸せ」という感覚を、日本人はいつの間にか忘れてしまいましたね!

恨みからは何も生まれない!

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 昨今、災害が多く辛い思いをしている人が増えてきています。災害が少なかった地域に住んできた人は、経験がないだけに大変な思いをされています。災害は、経験しているか、未経験かで、心におよぼす影響が大きく違ってきます。子供時代に、安全、安全と、危険な経験をしていない人達は、もっと大変なことになるのでしょう!

カードは支出の流れが見えにくい!

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 消費税upしましたが、カード支払でポイント還元が始まりました。カードでの支払は、欲しいと思うと、つい買ってしまいますね。消費税upでの消費減少を防ぐため、政府も工夫しましたね。カードはその便利さを知ると、ついつい使ってしまいます。個々人の経済感覚を磨いていくしかないですね!

自分の好きなことをたくさんもつ!

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 好きなこと、興味があること、いくつかあると良いですね。年齢とともにその興味が変化していくと、どんどん広がっていきます。リタイアしたとき、それまで培ってきた好奇心のもとが、充実した人生をつくりだす元になっていきます。新しい人達とのつながりも広がって行くのでしょう!

「感情のセーブ」がしにくくなる!

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 年を取ると同時に、同じ分野の取り組みが長いと、思い込みが固定化し、他の意見や、他の分野の考え方を理解しようとしなくなりますね。小学校から文部省が管理した教科書で教わり、社会に出てからも、その延長で考えて行くと、今の韓国のように、考え方が偏ってしまいます。まとまった力を出すときには効果があるのですが、多様性を求め、その過程を踏まえた社会をつくることは、難しいのでしょう!

助けるという行為!

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 考え方が似ていると、あるいは、環境が似ていると応援したくなります。性格は育った地域も影響を与えるようです。県民会とか同窓会なども、その出身者になんらかの似た部分があるからでしょう。東日本の出身者と西日本の出身者も、日ごろは意識していないのですが、やはり違いがありますね!