鎌倉 文殊菩薩伝説がある「勧行寺」

 1303年(嘉元元年)、但馬阿闍梨日実が創建。
 1683年(天和3年)、火災で伽藍を焼失する。その後復興する。
 1791年(寛政3年)、暴風雨で被害を受ける。その後復興する。
 1923年(大正12年)、関東大震災で被害を受ける。その後復興する。

 境内の右手には本堂があります。開山は日実(にちじつ)で、1303年(嘉元元年)に創建されたと伝えられます。本尊は三宝本尊で、室町時代のものとみられる立派な日上人像とともにまっられています。また、右手に宝剣、左手に経巻を持つ丈嫌菩薩もまつられています。

(鎌倉市教育委員会発行「かまくら子ども風土記(13版)」より)