潔癖性は理想主義に通ずる!

 劣等感は他人と比較するところから始まります。あるいは、何かしらから手に入れた理想との比較で、自分が劣っていると感じたところから始まります。
 この比較はなぜ起こるのでしょうか、自分の向上心が原点にあるのでしょう。
 日本は劣等感の強い国だといわれています。しかし、その劣等感を生かして、「追いつけ、追い越せ」で発達してきました。
 他人(他国)など気にしないで、のんびりと生活する人(風土)と、他人(他国)を気にし、なんとか「追いつけ、追い越せ」精神で努力することと、どちらが自分(自国)に適しているのか、冷静に判断ができると良いのですが!

「ダメだ」と言いそうになったら、「タメだ」と!

 「失敗」=「やりそこなうこと。目的を果たせないこと。予期した効果をあげられないこと。」なのですが、「このやり方ではダメだ」という実績でもあるのです。
 ということは、別のやり方を見つけるための準備でもあります。
 「失敗=終わり」ではないのです。失敗の事実をしっかり調査・分析し、また同じような機会が訪れたとき、前回失敗の分析結果を反映すれば、成功の確率が上がります。その繰り返しが人生です。この体験が大事ですね。

選択は、いつも自力で行うのが基本!

 「選択」を行う場合、自分ではあまり考えないで、NETなどで検索し、結論を出す場面が増えているのでは、と心配です。
 これに、生成AIが普及すると、余計に自分で考える場面が少なくなるのでは、と心配です。
 やはり、いろいろな体験をし、その上で、多彩な知識・情報を集め、それらを比較し、取捨選択をし、そして結論を出す、という過程が必要なようです。
 いろいろな情報が手に入らない国もあります。また、を宗教的な理由で、判断が制約されている国もあります。
 思考は、やはり多様なほうが良いのでしょうね!

古代の人類は太陽信仰みを持っていた!

 自然信仰や先祖を敬う信仰が少なくなってきています。もちろん国によってかなり違いはあるのでしょうが、自然に学び、自然を大切にすることは、人類の生き残りの期間を延ばすことにつながっているのでしょう。
 ただ日常では、ついついエアコンを使い、蓄電池つきの電化製品を使ってしまいます。どうしてなのか、コード付きの電化製品ですむ場合でも、蓄電池つきの電化製品になっています。
 この無意識が温暖化につながり、人類の生存期間減少に影響を与えるのでしょうね。これを救うのは、太陽信仰や自然信仰なのでしょうが、これを取り戻すことは出来るのでしょうか?

ビジネスにお客からのクレームはつきもの!

 商人の町として歴史のあるところで、ビジネスの基本を学べると良いのですが、いまでは歴史のある商人の町ですら、商人としての風土を少なからず失ってしまったようです。
 しかし、商人の歴史はまだ学べます。もう一度、百年・二百年と、商売を続けていくことが出来るノウハウを学んでほしいですね、
 ビッグモーターは極端ですが、多くのビジネスは、むかし豪商と言われた人達と比べると、社会への貢献という発想が、消えてしまっていますね!

まずはほめてから、問題点を指摘!

 ビッグモーターの事件で、改めて「まずはほめてから、問題点を指摘」という原則の大事さを考えました。
 「ほめてから、問題点を指摘する」には、冷静さと、解決の方向性が分かっていないとできません。
 まずは自己研鑽が必要なのですが、生成AIが助けてくれるようになると良いのですが、はやくできるようになってほしいですね!

思春期は、見た目に最も関心を払う時期!

 若者は多様性を持っています。と同時に、その多様性を絞り込もうとしています。ただ、その絞り込みは「見た目」が中心になっているようです。
 芸術家で、若くして命をなくした人達は、行き過ぎた見た目の絞り込みが原因だ、と思える人もいます。
 生成AIのしくみが、若者の深みのある思考に、つながっていくと良いのですが!
 

「あるがままの自分」を生きている!

 人間、あるがままに生きている人は、どのくらいおられるのでしょうか?
 多くの人は気づかないまま、なにかしらガンバって、ガマンして、生きているような気もします。
 縄文時代の人々は、もっとゆるやかに生きていたのでは、と思ったりします。それは、縄文土器を見たときです。細やかな模様を、自由に、楽しみながら、時間など考えずに、造っていたように思われます。
 縄文時代の人は、何千年かあとに、学歴社会になるとは、思ってもいなかったのでしょうね!

子どもが一番したいことは「ダメ」と言われたこと!

 子育てでは「個性を大事に」と言われます。
 「子育てしているあなたの個性はどうですか」と問われると、ちょっと直ぐには返事が出来ないですね。
 個性など気にしないで、好きなことを自由にやっていると(人に対し危険なことは注意が必要ですが)子供は育っていくものでしょう。
 ただ、何でも出来るようにすることは、個性は育たないようですね!

時間をどうしたら生み出せるか!

 「忙しい」という中にも、二種類あります。決断が早く、行動も早い人で忙しい人は、本当に忙しい人。決断に手間取り、結果としてやることが溜まる人は、忙しそうに見える人。
 現状把握が洩れなく出来ている人は、決断が早く、すぐ行動に移れます。現状把握の一部に洩れがあると、決断が遅くなってしまい、その結果忙しくなります。
 現状把握といっても、できるたけ“現場”の状況を洩れなく把握すると、誰でもほぼ同じ判断になります。
 関係者の判断内容が異なる場合の多くは、現場の状況把握が不十分な場合が多いのでしょうね!

上司も部下は、単なる役割分担!

 日本にも、能力主義が叫ばれ、取り入れた企業もある時代。ただ心配なのは、若くしてリーダーになった人が、長期間その地位にいると、組織の流動性が阻害されるのではないか? という心配です。
 若ければ若いほど、その権力・地位・収入にこだわる危険性があるからです。
 江戸時代のように、権力や財力、名誉が分散されるしくみがあれば、ある程度はその危険から遠ざかることも考えられるのですが、そうでなければ、危険なリーダーが、長く支配することも起きてしまいますね!

人間の力の及ばない大きな力の存在を知る!

 地球上の急激な人口増が続いています。それに加えて温暖化が進んでいます。今までは、ある程度の人口の増加は、食べ物を工夫すればなんとかなる、と思っていました。
 しかし、少し心配も出始めてきました。温暖化により、雨の降り方が大きく変わり始めています。植物も、今までのように育ってはくれません。魚も同じ海では捕れなくなってきています。
 これに権力争いや、食料の争奪による戦争も増えてくる心配もあります。
 これからは偉人の歴史ではなく、庶民がどのようにして生き残ってきたかの歴史を学ぶ必要があるようです! 

バテバテなのに「がんばれ、がんばれ」と!

 健康寿命を出来るだけ長く保ちたいもの。坂の上のほうに住んでいる方のほうが、感覚的には健康のようです。
 そう言えば、坂の上にある小学校の先生が、「入学して1年ほど経つと、風邪をひく児童が少なくなる」と話していました。
 歳をとっても同じなのでしょうね。やはり、ある程度からだに負担をかけていないと、健康寿命は保てないのでしょうね!

高度成長期は環境や安全よりも……!

 高度成長期の後には、大きな危険がひそんでいます。そのことに気づけなかった日本でした。しかし、日本は歴史に学ぶことができます。いつも何とか学ぼうとします。
 中国は、日本病になると言われています。日本より環境の状況はかなりきびしいようです。
 日本は経済の低成長の時代が長く続きました。しかし、政治は、一時野党に入れ替わったことはありますが、安定していました。
 中国では、「天」は共産党を選び続けるのでしょうか。混乱は少ない方が良いのですが!

人前では、誰でも外向きの顔をつくる!

 社会の中で生きていくため、「仮面(自分の本音を言わない)」をつけて生きています。
 ただし、その程度は国によって大きく違います。これは歴史風土の影響もあるのですが、政治の体制と大きく関わっています。
 中国、ロシア、北朝鮮……などは、歴史風土とともに政治体制もホンネを出して生活するにはやっかいなようです。
 日本も太平洋戦争の時はホンネを出すことは出来ませんでした。
 戦争で1人で千人の力を発揮するように、「千人針」というものを戦争に行く男性に持たせました。しかし、その中に、お金の5銭と10銭をお守りとして、「5銭というのは死線を超える」、「10銭というのは苦線を超える」という、そういう意味で縫い付けていたんです。この時代ですから、「生きて帰ってこいよ」とは、言えなかったのです。
 近所の人に、「あれは非国民だ」と言われるから、内緒で、要するに「何しろ生きて帰ってきてよ」と、願いを込めて持たせたのです!

これからは「分散力の時代」に!

 商業の国際化拡大の進展で、大きな国、いわゆる帝国というものの必要性が薄れてきました。むしろ、大きな国では、国内中心となり、また、政治中心となるため、経済の浮き沈みが激しくなるようです。
 商売のやりやすい国に商売の基点をもうけ、そこを起点にし、世界に向けて商売をするほうが、発展に大きく貢献する時代になってきたようです。
 帝国主義では、厖大な軍事費が必要になり、その資金を獲得する政治が行われ、また、古くなり不要になって武器を処分するため、どこかの国に戦争や内乱を起こさせ、古い武器を売りさばき、古い武器の処分費を節約するか、あるいは、武器商人に売りさばき、資金を獲得するか、しなくてはいけませんね!

八方に気をくばるは、さしたる効果はない!

 情報化社会は、「気配り」が重要になるのでしょうか。SNSなどでは、自己主張も簡単にできます。「気配りなどどうでも良い」ということも成り立ちます。偽名も使えますので、より気配りなど考えなくなってしまいます。
 そうであるからこそ、「気配り」が重要なのでしょう。これは、見る側が進化するしかないのでしょうか?

インドやタイなど暑い国では「唐辛子」

 暑い日が続いています。疲れも溜まってきています。年齢とともに、からだの疲れに鈍感になるので、要注意ですね。
 暑い国では、食べ物で暑さを乗り切っているようです。エアコンで暑さを乗り切ると、来年はもっと暑くなるのでしょうか。電気を使うので炭酸ガスが増えるのですから。
 生物としては、からだを馴れさせるか、食べ物を工夫し乗り切るか、そのほうが生物として進化するのでしょうね!

赤ちゃんの「新生児微笑」

 笑顔、特に子供の笑顔は素敵ですね。この子供時代の笑顔を、大人になっても持ち続けたいものです。
 大人になるにつれ、自己主張が強くなり、自分の価値観でしか判断できなくなる人が多いのですが、その結果、トラブルあるいはストレスの中での暮らしになってしまいます。
 いつまでも子供時代の微笑みを持ち続けることができれば、穏やかな暮らしを続けていけるのでしょうね!

気候の変わり目、一日中寝ていたっていいぐらい!

 夏の疲れが溜まってきています。
 この夏、あまりエアコンは使いませんでした。その代わり、朝・晩に風呂に入っていました。これが夏の気温に馴れることに貢献したのでしょうか? 疑問ですが。
 夜だけは、そろそろ涼しくなってきそうですが、そうなると、出来るだけ長く眠りましょう。ラジオを「聞きながら寝」でもいいです。とにかく、無理は避けましょう!