習慣というものが、自分の行動や生活を決めていることを、改めて認識しないといけないですね。
習慣というものの多くは、自分が子供の時に出来ています。脳の発達は25歳頃までかかるといいます。しかし、習慣の多くはその前に出来ているようです。
ということは、25歳を過ぎて、習慣を見直し、自分の行動や性格を見直してみることも必要なようです。
いま順風満帆であっても、その先の人生を考え、行動や性格を再検討する必要があるようですね!
カテゴリーアーカイブ: 心構え
いいオーラは、ポジティブな感情から!
初めての街で、何か聞きたいとき、自然と人を選んでいます。何かしらの雰囲気がそうさせるのでしょうね。
また、知らない街に行ったとき、子供さんに挨拶をされることがあります。もちろん、街によっての違いはあるのですが、そのような街は、大人が、子供さんを大事にしている街なのでしょうね。また、子供さんも、大人を見る目があるのでしょうか。
そんな街は、また行きたくなる街ですね!
人間の力の及ばない大きな力の存在を知る!
地球上の急激な人口増が続いています。それに加えて温暖化が進んでいます。今までは、ある程度の人口の増加は、食べ物を工夫すればなんとかなる、と思っていました。
しかし、少し心配も出始めてきました。温暖化により、雨の降り方が大きく変わり始めています。植物も、今までのように育ってはくれません。魚も同じ海では捕れなくなってきています。
これに権力争いや、食料の争奪による戦争も増えてくる心配もあります。
これからは偉人の歴史ではなく、庶民がどのようにして生き残ってきたかの歴史を学ぶ必要があるようです!
苦しみは真理が分からないから起きる!
子ども時代から、「どうしてだろう」とその都度考えていれば、苦しみは少なくなるのでしょうね。
昔話で、小さいときからお寺の小僧になった人が、大人になり智慧のある人になり、人々の暮らしを助けている、という話があります。
やはり、小さいときから、それぞれの真理を見つけながら、暮らしてきた結果なのでしょう。
情報・知識が容易に手に入る時代、それが真理だと勘違いしていると、苦しさからは、なかなか抜け出せないのでしょうね!
自分の持っていない幸せだけが「幸せ?」
「もっと○○だったら……」と思うことが、日常的になってしまうと、不満が蓄積してしまいます。
毎日、「おかげさまで」で過ごしていると、毎日が楽に過ごせることでしょう。
幼少の時期から、何となく人と比べられ、少しでも人より上にあることを求め続けられ、それが出来ないと、不満になるように躾けられていると、なかなか楽に生きる技術は身につかないことでしょうね。
ネット社会で情報があふれてくると、どんどん人と比べるようになってしまいますね!
自分本位に突っ走る「適当」ではない!
「自分本位」での人生は、日本は欧米に比べると少ないように感じます。日本人は、新しいものに興味を示し、すぐマネをし、そしてマネを超えたいと工夫し出します。
それが、多様性を生み出し、やがて一つの集約したものになって行くのでしょう。しかも、集約した一つのものにたどり着きながら、また、それを変えて行ってしまいます。
日本語も、1つの単語でも、その意味は多様性に富んでいます。外国語は、1つの単語は原則1つの意味しかありません!
無欲になれなくても、小さな欲望に!
人が求めるものの原点に、お金・権力・名誉・寿命がありますが、現代は多くの方が「お金」なのでしょうか。
そのためか「能力主義」が叫ばれています。
しかし、年功序列の時代は、先輩が後輩をよく指導していましたが、能力主義になると、先輩の指導はあまり期待できなくなります。自分で能力を高めていくしかなくなってしまいます。
日本では、高度成長が出来た時代は、年功序列の時代でした。能力主義になると、日本全体では、どの程度の成長が期待できるのでしょうか。
今回のワールド・ベースボール・クラシックでの日本の活躍は、日本の年功序列時代の組織を思い出してしまいました。先輩が熱心に後輩に教えていました!
「自分を大切にする」心を常に!
「自分を大切にする」ということと、「自分の身を守る」ということは、関係しているのでしょうか?
生物は自分を守るということが、生存の原点にあると思います。猫族の体内でしか増殖できない微生物は、ネズミの体内に入ったとき、ネズミの性格を変えてしまい、ネコを恐れなくなる性格になることが証明されました。
このような性質が生命の基本にあるならば、「自分を大切にする」ということは、「自分の命を守る」ということと、同じようなものとも思えます、
すると、環境を安全にしすぎると、自分を大事にしなくなる、ようにも思えてしまいますね!
1秒で相手を破壊できるれば……、平和に?
ダイナマイトを発明したノーベルは、ダイナマイトを発明する以前に、たった1秒で相手を破壊できるものがあれば、恐怖のあまり戦争をする者はいなくなるだろうと考えた。
物理学者アルバート・アインシュタインは平和主義者として有名だったが、1939年にはアメリカ大統領に宛てた、原子爆弾の開発を求める書簡に署名した。のちに「大きな誤り」だったと話していた、とか。
「人の振り見て我が振り直せ」(人の失敗を笑ったり批判したりするのではなく自分の振る舞いを反省しよう)は、優秀な人達も実践できないものなのですね!
物をたくさん持つよりも体験を重視!
人間が生きていくにはお金が必要です。それも、100%お金に頼る生活になっています。
できることなら、食べ物の60%位は、自分で生産できれば、もっと安心できる生活ができる気もするのですが。
生きていくために、自分のものは自分で作ることで、心がもっと豊かになるのでは? と思っても、今の社会のしくみは、お金がなければ生きていけないですね!
最大の富はわずかな富に満足すること!
「満足」とは「十分満ち足りていること」なのですが、お金にこだわる人々の多くは、「足りていること」では満足できません。
「権力(他人を支配し従わせる力、強制力)」や「名誉(すぐれていると認められて得た尊厳、体面、面目)」でも、同じく満ち足りていることでは、満足できないのでしょう。
日本では、独裁者は織田信長ぐらいなのですが、ヨーロッパでは独裁者は絶えないようですね!
アゴが少し上を向き、鼻まで突き出す人は!
自惚れ(実際以上に、自分をすぐれていると思って得意になる)ると、煙たがられます(その人がいるために,窮屈(気詰まり)になる)。
しかし、自惚れている人は、相手がどう思っているかなど、気づきません。
来年は「うさぎ年」です。
イソップ物語「ウサギとカメ」の、ウサギにならないように気をつけましょう! 自惚れ(実際以上に、自分をすぐれていると思って得意になる)ると、煙たがられます(その人がいるために,窮屈(気詰まり)になる)。
しかし、自惚れている人は、相手がどう思っているかなど、気づきません。
来年は「うさぎ年」です。
イソップ物語「ウサギとカメ」の、ウサギにならないように気をつけましょう!
どうすれば明るくなれるのでしょうか!
思考がマイナスになると、どんどんマイナスになって行きますね。「気分転換しろ」と言われても、なかなかできないものです。
日本の歴史には、禅とか念仏とかの方法もありますが、現在のお寺さんの多くは、あまり生きている人達を相手にしていませんので、周囲の人達の力を借りなければなりません。
しかし、核家族が定着し、また、都市化が進み、なかなか周囲の人達の力を借りることは難しくなってきています。そのためか、とじこもりの人達が増えているのでしょうか?
本物のオーラを放つ人はその人の後ろ側に!
知らない人でも、会釈や挨拶をしてしまう人がおられます。なにかしらのオーラがあるのでしょう。
同じオーラでも、威圧的なオーラもあります。議員さんにもそのようなオーラがある人がおられますね。
ヒトが持つ自衛の能力なのでしょうか。情報や知識ではこのような感覚は育ちません。やはり自然の中で身につけるものなのでしょうね!
勝ち方の美しさを競うべきだ!
経済分野も含めて、戦いに「美学」というものが失われてしまったようです。リーダーが、財力・権力・名誉しか求めていないと部下が感じ取ってしまうと、組織としての団結力が弱くなってしまいます。
今のロシアを見ていると明らかですね。
どんな行いであろうと、その人に「美学」というものがあると、何かしら訴えるものを感じます。
日常でも、「法律を守っていれば良い」ではなく、「法律は最低のマナーだ」という意識を持って、もっと上のマナー(美学)を持って暮らせると良いですね!
自説にこだわるあまり孤立!
経験を積むほど、その分野の知識は増えてきます。しかし、その分野以外の情報は、意識はしていないのですが入ってこなくなります。特に男性は。
その結果、自分の分野での優位性を武器にするようになります。それが進行したまま、歳を取っていくと、頑固で融通の利かない老後になってしまいます。
人生の半ばを過ぎると、多彩な情報に触れるようにしないといけないですね!
自分に固執しまったら!
「自分」というものを持ちながら、「他人を誉める」ことは案外難しいものです。どうしても他人を誉めると、自分がその人より下になるのでは? と、思ってしまうのでしょうか。
プライドというものは、人間以外の動物は持っているのでしょうか?
我々は、人同士に限らず、食べ物でも、住んでいる場所でも、何にでも優劣をつけてしまいます。
本来、生きていくために(生き延びるために)優劣をつけたのでしょうが、その感覚がどんどん広がって、何にでも優劣をつけるようになったのでしょうか?
苦痛と喜びとを自分の味方につけるか!
能力には、お金につながるものと、そうでないものがあります。また、その時の社会の状態によっても、違っていきます。
そうであるならば、その時の社会の状態によって、周りに合わせて行かざるをえません。
いま、社会が変化しているとき、むかしの成功体験や思い込みにとらわれていると、なかなか良い人生にはなっていかない可能性が高くなっているのでしょう。
周りの状況をよく観察し、ひととのつながりを大切にし、ものの考え方を素直して暮らしていくことなのでしょうか!
地獄も極楽も、あの世にいって出会うもの!
「不満」というものを持ち出すと、解決方法への思考が鈍くなってきます。一種の思考停止状態になるのでしょうか?
「不安」もそうですが、それから脱出するには、「自分に希望を持つ」しかないのでしょう。ただし、それが行き過ぎると、また別の問題が出てくるのでしょうが。
生活面では、むかし瀬戸内でよく言われていた「半農半漁」のように、複数の生活を支える仕事があると、不満や不安がすくなくなるのでしょうね。
テレワークが定着する時代になれば、複数の生活を支える方法が見つけやすくなるのでしょうね!
欲に振り回されない!
「欲に振り回されないこと」。密教ではその欲を「六大煩悩」として、定義しています。貪(とん)・瞋(じん)・痴(ち)・慢(まん)・疑(ぎ)・悪見(あっけん)なのですが、自分の、この「六つの煩悩を受け入れた上で、どうするか」なのでしょう。
そのためには「教養(広い文化的な知識をもとにして、自分で考えること)」が必要なのでしょう。
専門知識や思い込みは、狭い知識になりやすく、また、その狭い範囲の知識が深くなると、その状態を満足し、教養なある考え方ができなくなってくるようです。
ロシアのリーダーに関する報道を見ていると、この人も思い込みが激しいと思ってしまいます!