尾道 中世時宗寺院の遺構が残る「常称寺」

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 1340年に足利尊氏が七堂伽藍を建立するも、本堂だけを残して焼失、その後再建と焼亡を重ね現在に至る。
 正応年中(1288~)時宗二代目遊行他阿真教上人が常称寺創建にさいし、その参道、今の山門周辺に布施屋を設けた。今でいえば簡易宿舎兼診療所的なもので、もともと時宗は民衆のなかに融けこみ布敵した関係で同した医師を常駐させた。その南側に今でも地名が残る石屋町が形成され、常称寺の創建より約十年さかのぼり重文の浄土寺納経塔が完成され、この時代を中心に寺社の建立が活発化したあたり注目される。