鎌倉 例祭では神輿が海に入る「五所神社」

 材木座に鎮座。祭神大山祗命・天照大御神・素盞嗚尊・建御名方命・崇徳天皇。例祭七月七日、神輿渡御がある。元村社。材木座区の氏神社。もと三島神社であったが、明治四十一年乱橋村と材木座村にあった諏訪神社・八雲神社・金比羅宮・視女(みるめ)社を合せて五所神社と改称した。視女社は補陀洛寺の鎮守で、見目明神(天照大御神)と牛頭天王を祀った社であった。境内に板碑がある。また神輿は寛永十九年(1642)修造の棟札がある。