会社から飛び出して何ができるか!

 親の言うこと、先生の言うこと、上司の言うこと、などを聞く(従う)ように育ってくると、現在の新型コロナウイルス対策においても、政府の言うこと、知事の言うことなどに従おうとして、ハッキリした指示がでないと不満を漏らします。テレビに出てくる評論家達の多くも、「国からハッキリした指示が出ない」とこぼしています。世の中には「指示待ち人間」が明らかに多くなってきているようです。高度な教育を受けるほど、他人(指導者・専門家)の知識で判断・行動するようになるのでしょうか? ハッキリしたことが分からないときには、自分の「体験や経験」で推測し、判断するしかないのですが、指示待ちになる人が多いようです!

安心感は滅亡の最大原因!

 ダイナマイトを発明したノーベルは、戦争をなくすることを目的としてダイナマイトを発明しました。しかし、結果は、戦争がもっと悲惨になりました。そのことを反省し、ノーベル賞をつくりました。無差別爆撃を賞賛する映画をつくったディズニー、あるいは、原子爆弾を開発した科学者は、自分達を正当化する方法を探し回っていたのでしょう。後世に平和がやってくるような「しくみ」づくりには、取り組むことができなかったようです。大国になるには、やはり非常さが必須なのですね。中国もそうですが!

安心感は滅亡の最大原因!

 戦後75年、戦前からの100年間は、歴史上かつてないほどの激動の時代のようです。戦前の時代、戦争中、戦後の貧しい時代、そして高度成長、オイルショック、バブル時代、バブルがはじけた時代、新コロナで激変が起こりそうな時代、そして、温暖化で地球環境が変化し災害の時代が来るのでしょうか。その変化に対応してきた日本。これからの変化にも何とか対応していくしかないですね!

人間的なバランス!

 十代後半から、「精神的に大人になるのは35歳までに」という意識があれば、若いときの思い上がりがもっと少なくて済んだことでしょう。二十歳になると、もう大人(精神的にも)と思ってしまい、他人の意見に耳を傾けることが、少なくなってしまいます(もちろん謙虚な人もいるのですが)。若いときから謙虚な人は、どんな危機的な社会であっても、冷静な判断ができるのでしょう!

「人」によく思ってもらいたい!

 世間体ばかりを気にしていると、自分というものの確立が難しくなってきます。「世間に振り回されるか」、「世間を振り回そうとするか」、そのどちらかになってしまうと、取り返しがつきません。世間体の基礎は、子供時代に過ごした土地の風土が大きく関係しているようです。県民性と言われるのは、その土地の風土が影響しているのでしょうね!

肉体的な疲労は声に迫力を欠く!

 迫力を持った声を出すには、体調が大きく影響します。実力がまだ未熟な若者は、周りの大人達と、声で同等に(無意識)なろうとします。そのため、大きめの声で話します。また、落ち込んだとき、元気がないときなど、カラオケや何かしらの応援に行って、元気を(無意識)取り戻そうとします。この特性が現在の新コロナ感染対策に弊害を起こす一つの原因なのでしょうか?

こなときこそ、頭を上げ、背筋を伸ばし歩きたい!

 考え方・物のの見方を変えることは、ものすごく難しいことです。情報や本などを選ぶとき、青年期以降は自分で選ぶようになります。誰かに勧められたとしても、その誰かは、自分が選んでいるので、同じ流れの中で選んでしまいます。その結果、自分が選ぶ流れからは抜け出せないでいます。その流れから抜け出す一つの方法として「無の境地」を修行する「座禅」が生まれたのでしょうか!

ダーウィンの自然淘汰説!

 「現在の環境にどれほど適応できるか?」が現在問われています。岩手県の人達は、現在の状況に対する適応力が高いのでしょうか? 新コロナウイルスとっては、岩手県の環境が適応しにくいのでしょうか? どちらにせよ、現在の状況に適切に(結果的にかもしれないが)対応できた人達が生き残れるのでしょうね。

人よりも先々のことを考え、準備が大切!

 「先々ことを考える」ということは、一つの答えではなく、「想定されるさまざまなことに、どのような対応ができるか」を考えること。テストの答えは一つしかないので、これに慣れすぎると、先々のことを考えることができなくなってしまいます。そのためか「なんとかなる」という答えを導き出してしまいます。学校での知識教育には限界があるようですね。やはり、多彩な自然の中での体験を、数多く積むことが大切なようです!

子どもにペットを!

 一人っ子や兄弟・姉妹の一番下の子供は、ペットがいると「面倒を見る」という体験ができます。この体験があると、イジメなどせず、面倒見の良い子供に育っていく可能性が広がります。家庭菜園などで、植物を育てる体験も良いものですが、ペットですと、あたかも子育てをしているような感覚も体験できるのでしょう。なんであれ、生き物を育てか経験は、無駄になることはないのでしょう!

地球温度が2度上昇で、海面が1~2m上昇!

 温暖化によると思われる気候変動が現実のものとなってきました。海面の上昇は、川水の流れ込みに影響し、海面が上昇した分、河口の川の水面も上昇します。気候変動が警告されたとき「なんとかなるさ」と思っていた人もいましたが、対策を打たないと乗り越えられません。今回の新コロナの流行でも、「なんとかなるさ」と言っている人もいますが、確実でなくても有効と思う対策を行うしかないのでしょう。気候変動は、生物の生存環境にも変化をもたらしますので、ウィルスや細菌にも何らかの影響を与えているのでしょう!

龍安寺の石庭、コケの美学!

 コケが見直されているようです。自然があれば、どこにでもあるような印象です。昨今の外出自粛、コケの美学を追究してみることも一つの方法です。コケは枯らした場合でも、罪悪感はそれほど感じなくても済ます。石などにくっつけて、それをいろいろと配置し、楽しんでみたら如何でしょうか!

運動で汗をかくことであとはスッキリ!

 近年、温度差が激しくなっています。こんなときは、その温度の上下にからだを馴らすことが必要です。その一つが、意識的に汗をかくことでしょうか。そして、汗をかいたあとにシャワーをあび、スッキリする、気分が爽快になると同時に、からだも温度変化に柔軟なからだになるのでしょう。ランニングも良いですが、河原の石がゴロゴロしたとくろや、歩きにくい砂浜など、バランス感覚を同時に鍛えられるところも良いですね。無理をしないで、自分流にできると良いですね!

仲のよい夫婦のもとで育つと!

 子供は小学校くらいまでは、大人をよく観察しています。一番大きく影響するのが、両親の関係なのですね。それから精神的自立のためか、反抗期に入ります。それまでは、両親や近親者が中心でしたが、だんだん周辺に目が行き出します。このとき、住んでいる町の風土の影響が大きくなってきます。まわりの人たちとのつながりを避ける町、物々交換が盛んな町、近所の人達が気遣ってくれる町など、25歳位まで精神的な成長が続いていくのでしょう!

うつ病の人は免疫力が弱くなる!

 自宅にいる時間が長くなっていると、時間を持て余してしまう人もいるでしょう。ストレスが増えている人もいるのでしょう。屋外だけでなく、屋内でもできる趣味を持っていると良いのですが………。子供のときから自然の中で育っていると、外でも、内でも遊べる子が多いようです。自然は、晴れている日もあれば、雨の日もあり、その中での遊び方を身につけているようです。そのためか、何かしらの遊び方を創り出すようです!

鳥肌が立つのはどうして!

 「鳥肌が立つ」とは、寒さや恐怖・興奮などの強い刺激によって、鳥肌が生ずる。総毛立つ。肌に粟を生ずる、とのこと。「身の毛がよだつ」とは、寒さ・恐怖あるいは異常な緊張のため、体じゅうの毛がさかだつ、とのこと。同じなのでしょうか? 最近の都会に住む若者の多くは、「鳥肌が立つ」、「身の毛がよだつ」といった経験があるのでしょうか。安全な環境をつくっておかないと、裁判の判決で多額の賠償金を支払う時代、過剰な安全志向になってしまい、「鳥肌が立つ」、「身の毛がよだつ」経験がなくなってしまいました。その結果でしょうか、今回の新コロナで都会に出入りした若者が多く感染しています。身の守り方、生き残りの仕方、を自分で対応することができなくなってしまったのでしょうか!

「存在感」は赤ちゃん時代の母親とのスキンシップ!

 人の性格は、幼少期の母親との関係や、育った地域の風土が大きく影響するようです。育った地域の近所の大人達が、両親や子供達にどのように接する風土かで、それを見て育っていく子供達は、社会との関係の作り方を学んでいきます。その体験が生きてくるのは、知的に大人になる25歳くらいからでしょうか。青年期には、一度はそれまでの体験に反抗する時期もあるのでしょうが、ほんとうの大人になっていくようになると、その性格は、母親(両親)や地域風土の影響がでるようになると思われます!

知性とユーモア!

 ユーモアがある人は、危機に対しても冷静に対処できる、とのこと。確かに、ユーモアを考えるには、まず、周囲の状況や人々を冷静に観察する必要があります。その素質が危機状況のときに役立つのでしょう。現在の新コロナウィルス危機においても、この素質がある人は、きっと乗り越えるのでしょう。ユーモアを言える人になりたいですね!

“傷つくのを感じない”ようになると!

 いつからでしょうか?「完璧」を求めるようになってきました。テストで100点至上主義のためでしょうか。スペシャリスト指向のためでしょうか。みんな気がついているのでしょうが、テストの100点の回答は、必ずしも自分生きている間において、正解であり続けるとは限りません。スペシャリストもそうです。その仕事を辞めた途端、いかにもの知らずで視野が狭かったと気づきます。もっと、「出来損ない」を大事にしたいですね!

「ひとり遊び」のバランス!

 むかしは「ひとり遊び」は、多くの子供達が経験していたことと思います。特に狭い坂道が多い地域では、幼稚園や保育所までの送り迎えは無理なところが多くありました。それに、電化製品も少なく、主婦は忙しかったので、時間に余裕もありませんでした。「ひとり遊び」の経験が多い子は、逆に友達作りもうまく、また、イジメに遭っても一人で過ごすことも身につけていたようです。そのためか、イジメが今のように問題になることも少なかったようです!