生き方上手は……叱ってからほめる!

 「叱ってから褒める」これが原則のようです。
 ただ、「叱る」と「怒る」は明確に意識していないとダメですね。
 辞書によると、
「叱る」=よくないことであると強く注意し、厳しく言い聞かせる。
「怒る」=不愉快・不満を感じて気持があらだち、その気持を表に出すこと。
 言う側が、「冷静であるかどうか」にあるようです。
 冷静であれば、叱った後に褒めることは、それほど難しくはないのでしょう!

持ちつ持たれつの、相互扶助の精神がなければ!

 温暖化などで災害が多発しており、誰でも災害に遭遇するという覚悟が、必要になってきました。
 ボランティアをあうる人達が増えています。むかしから、お互いに助け合う風土はあったのですが(地域によってちがいはあったのでしょうが)、神戸の震災をきっかけに「ボランティア」を言われるようになりました。
 むかしは、西日本は台風が多く、東日本は大きな川が多いためか洪水がおおかったので、お互いに助け合う風土ができたのでしょう。
 現在は温暖化により、日本の何処でも台風や洪水、地震、津波を覚悟しなければなりません。
 地域の助け合い、特に都会では住民同士のつながりが薄いため、助け合いの風土の再構築が必要ですね!

「海千山千」は経験豊かな立派な人という意味だった!

 「海千山千」は、海に千年山に千年住んだ蛇は竜になるという言い伝えからきているようですが、せちがらい世の中の裏も表も知っていて、老獪(悪賢い)な人、という意味になっています。
 もう一度、経験豊かで、広く世の中を知っていて、適切なアドバイスができる人、という意味になってほしいですね。
 そうゆう人は、おそらく、ほめ上手で、人をやる気にさせ、あるいは、救ってくれる人なのでしょう!

どうせ運に見放されているから!

 「運が悪い」と、どうしますか? 神社にでも行きますか? 多くの人は諦めてしまうことでしょう。
 最近は、インターネットでの批判が増えているようで、タチが悪くなってきているようですね。
 以前は週刊誌が中心でしたが、その手法を学んだのでしょうか。
 情報化社会は、便利になったのですが、良い面も、悪い面もあるので、社会のルールは必要ですね!

恋人の欠点を美点と思わない人間は、愛しているのではない!

 好奇心は、観察が原点です。しかし、観察した結果、好奇心が鍛えられる、それだけです。
 もっと好奇心を伸ばすには、情報収集が欠かせません。ここで、NET検索や生成AIが力を発揮します。
 この機能が力を発揮すればするほど、専門性が深くなっていきます。しかしその結果、その専門外の情報に反応しなくなる人が出てきます。多様性が失われます。
 日本語は、ある意味曖昧です。それが、多様性を生み出す原点になっています。
 時代の進み方が、難しくなっていますね!

自分のエゴをおさえ、他人を立てれば、スムーズに流れる!

“ 社会生活をする上で、「他人を立てる」という原則は、まだ原則とは云えないようです。
 ネットでの情報発信では、「他人を立てる」のではなく、「自分を立てる」ことが原則になってしまいます。
 「自分を立てる」ことがうまくいかないと、よけいに自分を立てることにこだわってしまいます。
 自分ではなく、水のように、自分にこだわらず自然に流れて行きたいものですね。
 難しいですが!”

人の心をひきつける人物、魅力の乏しい人物!

“ なぜか人の心を惹きつけてしまう魅力を持った人。そういう人に、おそらく、早口の人はいない。
 ゆっくり話すと、つねに自然な呼吸ができ、自律神経が安定します。そうすると自分が安定し、相手の話も聞き取ることが出来ます。
 しかし、時代は変わってしまったのでしょうか、早口の歌が多くなってきています。画面に歌詞が流れないと、なかなかすべては聞き取れません。
 昔の歌のように、ゆっくりと流れ、心に染み入る歌はもう無くなってしまうのでしょうか?
 一方で、レコード復活のように、戻ってくるのでしょうか?”

ほめられたら、すぐお礼&ほめ返し!

“ 「誉め上手」になるといいですね。報道番組やネットでは批判があふれています。せめて、実際に顔を合わせた場合は、せめて「誉め上手」でありたいですね。
 ただ、誉めるのは難しいことです。上っ面の誉めになったり、お世辞と受け取られたり、時には、さげすまされていると感じさせたりしてしまいます。
 かなり、誉めることを練習・訓練しなければなりませんね!”

調和をたいせつにする日本人の美徳!

“ 日本人は、「和をもって貴しとなす」が社会に根づいています。自己主張し過ぎると敬遠されます。そのためか、日本語の「曖昧さ」が通用しています。
 その背景は、台風や地震、干ばつ、洪水などの自然災害が多く、逃げる場所も無く、助け合いを行わなければ生存できませんでした。
 生物の生き残りの原則は「助け合い」です。それを継続・定着させるのが「風土」です。
 現在、外国との接触が増え、日本の学校では外国語教育が拡大しています。しかし、「和をもって貴しとなす」は、壊さないでほしいですね!”

ペットは働きかければ応えてくれる!

“ ペットは人の健康に役立つといわれています。特に犬は、散歩しなければならないので、からだに良いと、また、散歩で出会う人とのつながりも出来ます。
 ペットは、ストレス社会には気分転換に多いに役立つと。
 ただ、マンションや貸家では、まだペットを飼うには制限があるところが多いようです。そのためかペットロボットが売られています。
 現在ペットを飼っていなくても、むかし、特に子供時代にペットを飼った経験があると、何十年経っても覚えているものです。ペットも時空を越えてつながっているのですね!”

「砂上の楼閣関係」の人眼関係!

 人との付き合いが長続きする人と、そうでない人がいます。
 数年ぶり、数十年ぶりに会っても、何の違和感もなく、むかしどおりのに話しが出来る人は、気づかいをしないで付き合っていた人ですね。
 そのような人がたくさんいる人と、そうでない人の差は何なのでしょうか?
 内気で人見知りの人が気を許した人は、やはり長続きする人が多いようですね!

人の言うことは「聞く」ではなく、「聴く」!

 人とのつながりは「聴く」ことで始まります。「聴」という字は、熱心にきく・聞きとどける・耳をすまして聞く、という意味に加え、聞き入れる・ゆるす、といった意味もあります。
 目でしっかりと相手を見、自分の意見はともかく、まず相手の話を聴く、相手の話が終わってから、場合によっては、後日自分の考えを言うくらいのつもりでいたほうが良いのでしょうね。なかなか出来ないですけどね!

絶えず意識が相手と戦っている人!

 人と接するとき、どのような態度や状態で相手と対応するかで、相手はこちらを判断します。
 「群(む)れない・媚(こ)びない・靡(なび)かない」(広島県人の気質という人がいます)が出来れば、自分というものを保つことが出来るのですが、これが出来ないと、自分というものがなくなってしまいます。
 自分を失ってしまうと、まわりに左右され、その上、自分を否定的に考えてしまうこともあります。
 地域の風土にも依りますが、「自分」というものを、気楽に、大切にしてほしいものです!

伝え上手な人は沈黙を利用!

 最近、若い人達の間では、話すスピードが早くなっているようです。大学の講義なども早くなっているようです。
 話すスピードが速ければ、当然、情報の量が増えます。と同時に、自分で考える時間が少なくなるのでは、と心配です。
 ネット社会になり、情報の量が多くなり、それに加え、生成AIが進化し、自分で考えることが少なくなり、自分は優秀だと思い込み………。
 どんな情報であれ、その情報をもとに、自分でコメントを創り出す作業を続け、なんとか自分で考える作業を続けたいものです!

堂々と相手の目を見て話す!

 「目を見て話す」時間の長さが、親密度に影響しているのでしょうか?
 それとも、話す内容に興味があるかどうかの度合いが、影響しているのでしょうか?
 経験上は、ただ一緒に居る時間が長い方が、多くの場合親密度が高いようです。一緒に暮らしている家族がそうですね。ただし、干渉しすぎないこと。
 目を見て話せる相手は、比較的接触の時間が少なくても、気楽にいることが出来るようです!

被災地の方々が極めて冷静で!

 地震災害が増えてきています。それも冬の季節に起きています。温暖化で地球の温度が上がると、冬場に起きるのでしょうか??
 日本においては、災害時は盗難などの犯罪はあまり起きなかったのですが、最近は少しずつ増えてきているようです。
 子供が育つ環境が影響しているのでしょうか。
 昔は、ガキ大将がいて、安全対策がされていない自然の中で遊ぶことが多く、ガキ大将が年下の子供達の安全を守っていました。
 下の子は、そのような行動を見て、いろいろと学んでいました。当事は4、5歳から12、15歳くらいまで一緒に遊ぶこともあり、体力差がかなりある中で、安全を守って遊ぶノウハウがあったようです。
 このような環境で育っていたので、災害で弱っている人達にも、いろいろな配慮が充分に出来ていたのでしょうね!

世間話であろうとも真剣に聞く姿勢で臨む!

 話しをする時、「すれ違い」が時々発生します。相手の話をよく聞いていた時でさえ、発生することがあります。
 特に、男性と女性が話しているのときです。これは、基本的に脳の構造が異なっているためでしょう。
 それと、育った環境の違いでも、すれ違いが発生しているようです。
 例えば、ロシアのように戦争で死ぬことがそれほど苦ではない国です。
 第二次世界大戦では、ソ連軍の戦死者は2700万人から30000万人だったそうです。中国が2000万人位、それに対して日本は300万人位だそうです。日本の10倍の戦死者を出しながら、戦争に対して否定的ではないのです。
 このような風土の違いがあると、なかなか話しが通じないですね!

最も話しにくい相手はどんな人ですか?

 高層のマンションが林立する所に住む子供達、いろいろな人と話したり、人々の行動を見たり、何かしらの接触があるのでしょうか?
 自然などと接触する機会があるのでしょうか?
 他の人、自然とのふれあい、この体験がないと「加減」というものが身につきません。
 都内の高層マンションが林立している地域には、お店も少なく、人が集まる場所も少ないようです。公園があっても、親が危険だと教え、子供が自由に遊ぶことが出来ないようです。
 そのまま大人になってしまうと………!

人は教えを請われることが好き!

 「教わる」ことは何歳になっても重要なこと。歳をとっても、若い人たちからお教わりたいものです。特に技術の変化が激しい現代、若い人たちから、素直に教わりたいものです。
 若い人たちも、核家族化し、子供時代から多くの大人との接触が少なく、教わるチャンスが少なくなっています。
 年配者も、若い人たちも、子供たちも、お互いに教えあう場が広がるといいですね!