M&A(企業の買収)は投資家向け!

 商売を考えるとき、現在は「目先のことがすべて」という時代になっています。経済の専門家集団が導いてきた結果なのでしょう。商売の規模に頓着せず「たとえ細くても、息の長い商売を目指す」というビジネスが、見向きもされなくなってしまいました。むかしは、岡山の土産「きびだんご」のように、桃太郎の昔話と結びつけることで、息の長い商品に仕立て上げました。このように、商品と物語などと結びつけ、息の長い商品にしたり、こだわりが湧く商品で、しかも、いつまでも修理が可能な商品を提供するなどのビジネスが、衰退してしまいました!

苦しいとき、生き残れない!

 新コロナウィルスの流行で、ビジネスを変えなければいけない分野が出てきています。現状維持が出来るかどうか? 素早い判断が必要な時期です。みんなが撤退する分野で生き残るか、同じ仕事で別の方法や地域に移るか、新規分野に進出するか、事業を休止して待つか、それが見分けられる人に成功のチャンスがあるのでしょう。何年か後に結論が見えてくるのでしょうが、現状の変化に素早く適応して行けるかどうか、なのでしょう!

商業施設内での店舗経営は甘くはない!

 緊急事態宣言がされました。ショッピングモールや駅ビルなど、大幅な売り上げの減少が起きてしまいます。社会の変革が起きようとしているのでしょうか? 街中の商店街が衰え、大きなショッピングモールが栄えてきました。今度は、移動販売車の時代がやってくるのでしょうか? 法律などの規制を別にすれば、住宅街の昼間空いている駐車場をお借りして、そこで、1時間程度の移動販売を場所を変えながら行う。あるいは、毎月1~2回程度、同じとことに出張販売をする。あるいは、昔の紙芝居のように、お寺などの石段を利用し、漫才や落語などのをやるなど、昭和の戦後から昭和30年代の商売のやり方を参考に、商売のやり方が変わっていくのでしょうか!

サービス過剰店も繁盛しない!

200108a_sarbisu_kajo.JPG

 サービスのやり方は、地域風土で違っていました。しかし、チェーン店の普及で、各地域の特性は目立たなくなってきています。今後はAIを利用したやり方で、全国一律になるのでしょうか? それとも、AIが地域風土を織り込んでくれるのでしょか? 各地域の文化や風土は大切にして欲しいものです。多彩であるほど、これから起きる環境変化への対応力が高くなるのでしょうから!

瀬戸内海沿岸は!

180819a_setonaikai.JPG

 瀬戸内観沿岸は、歴史的には日本での商売・情報・外交の中心地域。しかし、いまは東京が中心になっていす。東日本の風土は、我慢強く、トップの施策を忠実に実行する風土があるため、多くの大企業は、組織運営が楽なため、東京に本社を移してきた。大量生産時代はそれで成功してきたが、バブルがはじけた以後も、同じ発想で組織を運営してきたため、長い停滞がつづき、大会社が大事故を起こしたり、品質をごまかしたり、そんな現象がおきている。トップが苦労しないと、下の者がうごかない大阪などの西日本では、いろいろな視点の持ち主が共存しているので、そこに目を向けるトップがいれば、変化に対応できるのでしょう!