尾道 供出した鐘、無傷で戻った「浄泉寺」

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 鐘撞堂は享保八年(1723)九月に建立され、文政十三年(1830)三月 八世順盛代に修復され明治二十四年(1891)山陽鉄道開通にともない現在地に移建されました。
 梵鐘は文政十年(1827)四月に鋳造され、口広三尺高さ六尺あります。
 昭和十七年(1942)第二次世界大戦の折、金属回収令によって供出されましたが、昭和二十年(1945)終職後、岡山玉野の精練所で発見、無傷で返還されたものです。

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