「お裾分け」への「おっ返し」は地域によって違いがあるようです。なんでもかんでも「お返しをする」という地域がある一方で、「このくらいならお返しはいいよ」という地域、それぞれの自然環境が影響しているようです。自分たちで自然環境に対応してきた地域は、「この程度でいい」と、強力なリーダーのもとで自然環境に対応した地域は「なんでもお返し」といったような風土があるようです。江戸時代までは、日本の中でもなかなか言葉が通じなかった(文字は通じた)のですから、それぞれの風土が異なっていても当然ですね!
2月 2020のアーカイブ
尾道 本堂内に「泣き龍天井」がある「西郷寺」
1353年の開基。本堂・山門ともに国重文で、時宗の本堂形式としては他に比類のない名建築です鎌倉時代末期の正慶年間、遊行六代一鎮によって開かれたと伝えられています。当時は「西江寺」と称されていました。
本堂は文和2年(1353年)に発願され、時宗最古式の本堂として貴重なものです。堂内に「泣き龍天井」があり、手を打つと乾いた音が帰ってきます。
五分や十分の運動でも脂肪を燃える!
人間もクマのように、冬眠中にダイエットが出来ると良いのですが。クロクマの研究で、冬眠中の平均体温33度で、活動時と比べわずか5~6度低い程度、1分間の心拍数が通常の55回から9回にまで低下するという。ダイエット言うより、食糧事情への対応です。そういえば、人間以外の動物にも糖尿病はあるのでしょうか? 犬や猫のペットには糖尿病があるようです。冬眠する動物は、食糧事情に恵まれていないため、糖尿病にはならないのでしょう!
鎌倉 源氏の白旗を立て戦勝を祈願「源氏山公園」
源氏山は、奥羽を舞台とする後三年の役(1083~1087年)で八幡太郎義家が出陣するときに、この山上に源氏の白旗を立てて戦勝を祈ったところから「源氏山」とか「旗立山」といわれるようになったといいます。
白旗山または旗立山とよばれたこともあるようです。緑豊かな自然に囲まれ、公園のすぐわきには、鎌倉の七切通しの一つであり、国の史跡でもある化粧坂が、園内には頼朝像・広場などがあります。
春には桜、秋には紅葉が楽しめます。
「食物繊維を多くとりましょう」どうして!
最近、腸内の細菌が話題に上るようになりました。からだの健康に関しては、脳よりも腸のほうが重要な役割を果たしているようです。虫も食べない、地産外の野菜を食べるしかない時代、腸は大変な苦労をしているのでしょうか。都会から脱出し、家庭菜園でとれたものを、子供達に食べさせることが正解なのでしょうね!
尾道 足利尊氏を弔うため「天寧寺 三重塔」
もとは五重塔でした。なぜ、五重塔として修復せずに、三重塔に変えてしまったのか、その理由はよくわかりません。尾道には、壊れてものでも何かしらの物語をつくり、再利用する風土があります。商人たちは、物語をつくることで、商品の価値が永く続くことを知っていました。そのような風土が三重塔にして残すに至ったのでしょうか。いずれにしても珍しい塔です。
ビタミンAは細胞性免疫を強化する!
新型の肺炎が世界中に広がろうとしています。人類の歴史では、地球の総人口が1万人とか1万5千人とか、という時期もあったようです。食べ物の影響などから、その場面に適した免疫力を得られた人達が生き残れたのでしょうか。お酒で顔が赤くなる人は、アルコールが作り出す悪玉が、いのちに影響する悪玉を退治することで生き残ったとか。「毒を以て毒を制す」ですね!
鎌倉 百観音がある「円覚寺 大方丈」
円覚寺方丈前の百観音は江戸時代、拙隻尊者が百体の石仏を岩窟に泰安したことが由緒となり、明治に至って今北洪川老師が整備されました。
円覚寺の百観音を結願所として円覚寺派の寺院に百観音巡礼の札所が開設されました。
昔は、霊場に写経を納め、その際に納経印をいただいていましたが、それが現在の御納経帳または御朱印帳に変わったものとされています。行く先々の霊場で観音さまの由来を知り、観音さまの御利益にあずかり、観音さまを念じながらお参りされると、心が清浄になり安心を得られることと思います。
道端のお地蔵さんにはエネルギーが!
道祖神は村の辻などに祀られて悪霊の侵入を防ぐ神様。国際飛行場に道祖神を置いて、新型肺炎菌の侵入を防いでくれるとありがたいですね。「固く信じる」ということは、宗教などで広く行われており、心だけでなく、からだにも何らかの効果があるのでしょうか? 医療がまだ発達していないとき、いろいろと信じることで、なにかしらの効果があったから、長い歴史の中で続けられているのでしょう。「信じるという姿勢」こそが、未来を拓く大きな大きな力となってきた体験が、そうさせているのでしょうか!