鎌倉 目の神様として親しまれている「御霊神社」

 御霊(ごりょう)神社の祭神は鎌倉権五郎景正(政)です。景正は土地の人には「権五郎さま」と呼び親しまれています。
 御霊神社というのは土地の神として祖先をまつる神社のことで各地にあります。桓武天皇の子孫平良兼の孫、村岡五郎忠通という人の子に為通・景成・景村・景通・影正の五人がいて、五家に分かれたといわれます。忠通の死後、五家が栄えるようにと鎌倉に神社を建て、忠通と五家の祖先をまつり、御霊の神とか、五霊の神として尊敬してきたといわれています。