浄土寺山の鎖場です。一番鎖、二番鎖、三番鎖と、山頂に向かって三ヶ所の鎖場があります。
この「くさり」は、四国石鎚山に参詣できない人々のために石鎚山修験道の縮小版として、修験者の修行の場を海龍寺の裏山に設けた、と言われています。
真言宗の開祖空海は、「自分が学ぶ上代の俗典は、俗事のことばかりであり、人の一生が終わってしまえば何の役に立つものではない。
この際、俗典の勉学はやめて、真実の教えの源を尋ねることに越したことはない」と、山岳修行者になられて、吉野の金峯山、四国は石鎚山、阿波国の大滝嶽、土佐国の室戸崎などで山岳修行に励まれました。
室戸崎では、ついに虚空蔵菩薩の化身である明星が身中に飛び込んで一体となるという神秘体験を得て、虚空蔵求聞持法を成就したという。
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尾道 石鎚山修験道の縮小版「浄土寺山鎖場」
この「くさり」は、四国石鎚山に参詣できない人々のために石鎚山修験道の縮小版として、修験者の修行の場を海龍寺の裏山に設けた、と言われています。
写真は 2013年~2014年の落石対策工事前です。
鎖場が1番から3番あり、1番が一番長く、3番は“腕の力”だけで登る箇所もあります。
ほぼ斜面を真っ直ぐ登りますので、かなり急斜面を登ることになります。
各鎖場は、横に迂回もできますが、山道として整備されてはいません。
尾道 浄土寺山、鎖場下(鎖場経由)から不動岩へ
この「くさり」は、四国石鎚山に参詣できない人々のために石鎚山修験道の縮小版として、修験者の修行の場を海龍寺の裏山に設けた、と言われています。 写真は 2013年~2014年の落石対策工事前です。 鎖場が1番から3番あり、1番が一番長く、3番は“腕の力”だけで登る箇所もあります。 ほぼ斜面を真っ直ぐ登りますので、かなり急斜面を登ることになります。 各鎖場は、横に迂回もできますが、山道として整備されてはいません。 |