20世紀はお金を中心に動いた物質文明の時代でした!

 明治以降「幸福」を求めてきました。「幸」は枠にはめる、枠から逃れるという深層イメージがあり、はめられた枠から逃れようと望む、まぐれ的な幸運を求めるという意味があるそうです。ここから転じて、かなわぬ願いを得たことによるしあわせとなります。また「福」は、丸くふくれる、いっぱい満ちるというイメージから、さいわいの意味があります。「福」は現代で言えば「お金」ということになります。明治以降は「お金持ち=幸福」になっているようです。しかし、新コロナウイルスの影響で、以前よりは「幸せ」に目が行くようになったのかな? と少し感じられます!

正直者が損をする世の中と考えていませんか?

 社会の中では、実態はともかく「正直者がバカを見る」と思われているようです。しかし、気がつかないようですが、全体的には正直者は信用を得られ、よい人生を送ることができているのでしょう。ウソをついたり・正直であったり、都合よく生きている人達が、たまたま正直のなときに被害に合うと、「正直者がバカを見る」と思ってしまうのでしょう!

取り調べは夕食後に!

 「取り調べの技術」の使い方は難しいことなのでしょう。検察官の定年延長でもめていますが、冤罪に対する改善は何ら議論されていないようです。取り調べには、最新の知見が試されているのでしょう。歴史に残る冤罪事件の有名なものは、天満宮に祀られた「菅原道真」。当時も現在と同じように、冤罪をはらすことは大変難しかったのでしょう。その結果、道真が死んだ後に、怨霊となって都に戻り、雷を落とし、天災をもたらしたのでしょう。道真の怨霊が鎮まると、一転して「除難招福」の神さまと慕われるようになり、天神様に祀られることになったのですが。現在も冤罪を晴らすことができない人もある程度おられるのでしょう。裁判官、検察官、警官達の反省と改善は見えてきません。やはり冤罪を受けた場合は「祟り」しか方法がないのでしょうか!

日本は一億総利己主義を確立?

 日本では、ここ150~160年ほどの間に、大変革が起こりました。また、この80年ほどの変化は、人類の歴史上初めて変化が起きてしまいました。ただ、この変化には人々がついて行けるスピードでの変化でした。ただし、社会は、変化について行くのが精一杯で、社会を整えることは出来ていません。そのツケが、今回の新コロナウイルスの流行で、やっと気がつく機会が生まれたようです!

遊牧民の社会ではリーダーシップが重要!

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 自然環境が厳しい場合、強力なリーダーが必要なようです。現代は、自然環境ではなく、経済環境に変わっているようです。強力なリーダーが必要な社会になったときは、選挙でリーダーを選ぶと危険な場合があるようです。歴史的な代表はヒットラーですね。遊牧民の社会は強力なリーダーを求める傾向が強いため、極端に走る傾向があるようです!

これからの東京は!

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 まだ東京集中が続いているのでしょうか? しかし、東京から地方へ移るひとも目につくようになりました。昨年のNHKの首都直下地震を想定した危険の具体映像、これから普及するテレワーク、そして、国のいろいろな施設の地方への移転、これらがもっと具体化して来るでしょう。事実すでに、ドイツの保険会社は、東京が世界一の災害の危険な都市として位置づけられています!

黙っている方がまだ親切だ、と!

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 ハンディカップを持っている人を、欧米ではチャレンジャーと呼ぶそうです。日本では、昔ほどではないのでしょうが、いじめや差別の対象になることが残っているようです。この間、テレビで障害者学校で、目の見えない学生の授業を放送していました。いろいろな葉っぱを細かくいろいろと手で触り、ニオイを嗅ぎ、それぞれの葉っぱの特性を探っていました。目が見える人達より、一つ欠けた五感をフルに活用していました。目に依存しすぎ、他の感覚が鈍っている健常者より、感性は豊かなのでしょう!

金持ち脳は、より良い場所に移住する!

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 どの時代であれ、税金を逃れるため、軽減するため、人々はあらゆる工夫をしていた。奈良時代は、各個人に対して一律に課する租税もあったため、税金がかからない僧侶になる人が多かった。戦国時代でも太閤検地で田畑への課税が強化され、課税軽減のため関ヶ原の戦いが起き、明治維新でも、西国の藩が行っていた闇貿易による収入が、開国で、その収入が徳川家に集中おそれがあったため、戦いを起こしています。現代でも金持ちは、税金の安い国をさがし、節税対策を行っています!

同情するものは強者だ!

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 他人を支援するとき、昔は「同情」が基本になっていたのではないでしょうか。財力があるひとなどが、才能があるが貧乏な人を支援する、といった場面が多かったのではないでしょうか。別宅に泊まれらせ絵を描いてもらう、学費を支援する、楽しませてくれた芸人の引退後の生活を支える、といった立場が上の人が、下の人を援助することが基本だったのでしょう。ボランティアが始まった以降は、同じような立場の人が、被災した人達を支援する、といった傾向に変わっているのでしょう!

カードは支出の流れが見えにくい!

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 消費税upしましたが、カード支払でポイント還元が始まりました。カードでの支払は、欲しいと思うと、つい買ってしまいますね。消費税upでの消費減少を防ぐため、政府も工夫しましたね。カードはその便利さを知ると、ついつい使ってしまいます。個々人の経済感覚を磨いていくしかないですね!

韓国の「他者中心」の生き方!

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 韓国の社会は、「他人の顔色」をうかがいながら、生きていかなければならないのでしょうか? 確かにデモで掲げている看板は、種類が少なく、デザインもまったく同じで、香港のデモの看板とはまったく違います。韓国のデモは、日本の感覚では、アルバイトでデモをしていると思ってしまいます。まるで、日本のいじめグループを、国レベルまで拡大したといった印象すら受けてしまいます!

熱中症はミトコンドリアの機能低下で起こる!

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 異常な暑さが続いています。50年前の気温は、現在より4~5度くらい低かったように思います。寒冷期だったのかもしれませんが、35度を超える日は、ごくまれだったように思います。瀬戸内の尾道では、海の降りる石段が、三段ほど積み増しされています。海面が高くなってきているのでしょう。当時に比べ、電気の使用量は40%以上アップ、省エネに取り組んできましたが、増加しています。それに車の台数は26倍以上の増加、若者がクルマ離れをしているのは、省エネへの貢献として評価しなくてはいけないですね!

過去に蓄積した産業廃棄物!

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 最近は、廃棄物に減少に取り組んでいるので、少しは良くなったのかな、と思い込んでいました。しかし、NHKの東北大震災時の「黒いヘドロ」の放送では、気仙沼湾の海底に7mの厚さでヘドロが溜まっていたため、「黒い津波」となり、海水だけの津波より大きなエネルギーとなり、被害を大きくしたという。過去の廃棄物は、いつまでも大きな被害をもたらす危険性を持っているのですね!

自己の確立がエゴの確立になっている!

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 「自己の確立」ということが曖昧なままだと、親に依存したままか、エゴの確立になってしまうのでしょうか。核家族で育つと、子供時代に接触する大人が少なく、思考パターンが単純になってしまうのでしょうか? 自分の思い込みだけが正解と考えてしまうのでしょうか? 私の高校時代、テストで103点とか105点をつけてくれた先生がいました。???でしたが、多様性を評価してくれていたのでしょうか。そんな時代もありました!


人類初の核家族を作った社会!

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 人類は、育児にできるだけ多くの人数が関わることで、より生存率を高めてきたのでしょう。母親一人で育てると、その母親にいらいらが発生するのは、本能的で赤ちゃんに他の大人に関わって欲しいからだろう。子供時代に、その子が関わる大人が少なく、その大人がマイナスの対応しかしなかった場合、その子には救いがないまま育ってしまう。多くの大人が関われば、その中にプラスに関わる大人もでてくる。こんな環境を失った人々の社会が長く続いた場合、どのような人間社会になるのだろうか?


父親の威厳というもの!

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 子供達は、父親の背中から「社会のきびしさ」を、学ぶ機会が少なくなってきている。母親が、父親を立てないで、自分を立てているためだろうか? 人類の進化の過程で、男と女の脳の構造は異なった進化をしてきた。それは男女の役割分担が大きく作用しているのだろう。男女の仕事の同一化は、これからの人類の進化に対して、プラスに働くか、マイナスに働くのか!

老人ばかりの国になると!

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 日本は移民を嫌う国民社会ですが、DNAを調べれば、本人の祖先は、ほとんど移民をしてきた人たちでしょう。朝鮮半島や中国の支配者が変わる都度、敗者側の人たちが日本に渡ってきました。平安時代には、もともと日本にいた人たちの人口を、大きく上回ったのでしょう。そして、日本の風土の中で、いろいろな文化や技術が融合し、現在に至っているのでしょう。欧米より、ずっと古い時代の移民政政策がもたらした結果ですね!

「ジブン病」が大流行している時代!

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 体験の量が少なくなると、「自分病」が重くなっていくのでしょうか。子供時代から、自然の中で遊び回っていると、自分の思い通りなることと、思い通りならないことを、自然と学んでいきます。また、昔の子供の”遊びグループ”は、年代の違った子供達が、ガキ大将を中心に遊んでいました。その中で、やはり自分の自由になることと、自由にならないことを学んでいました。年が上の子でも、年が下の子を優先してやらなければならない、ことがあることを知っていました!



呼び出しの問題!

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 携帯電話が普及し、歩いていても電話ができるようになりました。屋外では、携帯の呼び出し音には敏感に反応をするのですが、自動車、あるいは、自転車の接近には気づかず、事故に遭った人もいます。特に自転車の風の音や風圧などに気づく人は、ほんとうに少なくなっているのでしょう!