「ありがとう」は共感脳を活性化! 「ありがとう」と感謝されると、うれしくなります。親切にすることは、自分のためです。相手からの感謝は、おまけです。四国遍路の”お接待”は助けっぱなしです。助けられた側も、助けられっぱなしでよいのです。しかし「お返しとしなければ」と考える風土がある地域(東日本に多いようです)もあります。人類は集団で暮らし、当然のこととして助け合ったから、生き延びてきたのでしょう!
他人を励ますということ! 励ましは、どうしても”他人事”という一面があります。なかなか同じ立場に立つことができません。落ち込んでいる人は、それが分かった上で、対応しているのでしょう。そのためか、立ち直りに時間がかかってしまうのでしょう。やはり、自分で自分を励まし、立ち直っていくしかないのでしょう!
マイナスをひた隠しにすると! 「謙遜」ということを、対人関係の一つの手法と考えれば、理解しやすいようです。と同時に、状況にあった正しい使い方が、できるようになるのでしょう。もちろん、状況によっては不適切な使い方もできますが!
「良い恋愛」をしているとき! 「失敗してはいけない」、あるいは、「よく思われたい」を前提にした人づきあいは、ストレスが溜まります。それを避けるために、人づきあいがなくなっているのでしょう。地域によっては、「感じがいい人」だとか、「感じが悪い人」などと考えることなく、どんな人でも、そのまま受け入れてくれる地方もあるようです。教育やマスコミは、特定の「あるべき姿」を前提にして、教育なり報道をするため、その「あるべき姿」しか受け入れてはならない、といった考え方になるのでしょうか?
相手に対して抱く感情はブーメラン! 「他人に親切にする」ことは、脳の活性化につながっているのでしょう。まわりへの細やかな観察と、その情報をもとに、相手に対しての適切な方法を考え、そして、その実行の方法を考える、ということが脳の活性化に貢献するのでしょうか。また、ホモサピエンスが生き残ってきたことも、この他人への親切が、生き残りへの適切な手段だったのでしょうか!
努めて聞き役に徹する! テレビで見かけるアナウンサーの方、特に女性のアナウンサーの方の表情や動作は、素晴らしいですね。でもなかなかアナウンサーのレベルにはなりません。日本人は、昔ながらの「以心伝心」から抜け出せないのでしょうか。ただ、昨今は外人の方々を見かけることが多くなったので、そろそろ表情や手の動作などがゆたかになっていくのでしょうか!
ほめられて効果が高まる言葉を! 核家族が一般化しています。そのため、日頃の生活で、子どもが大人と接するのは、両親と先生だけとなりました。この両者は子どもに対する実務的、といったような話が中心です。無駄話がほとんどありません。その結果、その地域の方言や風土といったものに対する会話が激減しています。子どもの視野が、子どもにとっての実務的なものだけになっています。都会においては特にそうでしょう!
閉ざす言葉……「うるさい」! 「うるさい」と思うことは、たびたびありますね。ここで”一呼吸”できるようになるといいのですが。なかなかできないのは、自分の世界で考えているからなのでしょう。自分が、周りの世界に立つことは難しいですね。修業が足りないのでしょう!