境内にフォークダンスの銅像があります。
かつては「おしくら饅頭」や「馬とび」といった遊びで、子どものころからいろんな人と身体を接触させる遊びを頻繁にやることで、自然に身体感覚は研ぎ澄まされていた。身体が接触することにタフにもなった。
身体ごとふれ合う関係では当然、身体知や暗黙知を共有していることが多く、それが「言葉にしなくてもお互いにわかり合える」関係をつくっていた。ところがいまは身体を接触させる遊びは極端に少なくなり、学校のフォークダンスでさえ、「気持ち悪い」と嫌がることが増えているという。