鎌倉 地元では大塔宮ともいわれる「鎌倉宮」

このエントリーをはてなブックマークに追加

 二階堂に鎮座。護良親王の通称である大塔宮(おおとうのみや)に因み、地元では大塔宮ともいわれている。祭神は護良親王。境内に摂社南方社(祭神南ノ方)村上社(祭神村上義光)がある。例祭八月二十日。もと官幣中社。明治二年七月勅令により創建。明治六年、明治天皇の行幸があり、その行在所は一部宝物の陳列所としている。境内は東光寺跡。本殿背後に土牢があり、祭神幽閉の処といラ。親王の墓は東北にあたる理智光寺趾の山頂にあって、宮内庁の所管である。九月二十二、三日の両夜、観光協会の主催で薪能が奉納される