厚木 明治時代に日本武尊が祭神に加えられた「小野神社」

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 明治時代になってから、この神社の祭神には日本武尊(やまとたけるのみこと)も加えられました。それは日本武尊が東国の賊の征伐に向かった際、野火(のび)の焼きうちの苦難にあうという「古事記」に記述の地が「小野」と関係するとして祭神に加えたもののようです。
 この神社は、建久(けんきゅう)五年(1194年)愛甲三郎によって再興されたとも言われています。愛甲氏の本家の横山氏は、小野妹子の子孫と伝えられ、愛甲氏の家系の信仰は厚く、特に江声時代には、愛甲姓の武将の参詣が記録されています。