水戸黄門の印籠の場面は、葵の紋(徳川家)の印籠をかざすと、悪いことをしていた者どもが一斉にひざまづく、という場面です。つまり「権力には逆らいません」ということ。しかし江戸時代の大阪では、役人の言うことを聞いているふりをしながら、自分たちの考えることをやろうとしていました。そのためか「必殺仕置人」のように、「自分で何とかしよう」というほうが好みなのでしょう。新コロナ対策でも、「政府にいろいろと命令を出して欲しい」という地域と、「自分たちでなんとかしなければ」という地域があるようです。東京と隣接の三県は、水戸黄門の印籠を望んでいるのでしょうね!