厚木 イチョウの古木が残る「荻野神社」

 荻野神社は、かっては石神社と呼ばれ、「新編相模国風土記稿」によれば、自然石を御神体とし、牛頭天王(ごずてんのう)を合紀し、荻野三村の鎮守で社領三石の御朱印は天正19年(1591)に附されたとあります。また銀杏樹(いちょう)は神木であると記されています。
 「イチョウ」も「ギンナン」も、漢字では「銀杏」と書く。この植物は1億5千万年以上も前から存在し、「生きた化石」と呼ばれている。氷河期のあいだ、比較的温暖だった中国大陸の中部地域で生き残った銀杏が、現在各地にある銀杏の祖先となったとされています。