尾道 昔、夜毎に海上を照らした玉の岩の「千光寺」

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【民話 千光寺の玉の岩】
  ぬばたまの夜は明ぬらし
  玉の浦にあさりする鶴鳴き渡るなり
 と、古歌にもうたわれているように、尾道は「玉の浦」とよばれていました。この名の由来に次のような伝説があります。
 ずっと、ずっとむかしの話。
 千光寺山は、むかしからぢ大きな岩がぎようちさんあるレころじや。今でもたたくとポンポン音がする「鼓岩」や、大きな亀が首をのばして下の道を見ようる一亀の岩一など大きな岩があるんよ。・・・・・