お地蔵さん
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料識亭(ころんぶすのたまご)
 頭の“トレーニング”に、いろいろな方々の“知識”を組み合わせて遊んでみてはいかがですか
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“知”は、たくさんの言語知と、たくさんの暗黙知から!
2024年
10月11日
(金)
 「暗黙知」という知識があります。体験から学んだものです。

 知識教育の記憶によってだけで、脳を働かせている人が主流になったのが、現代のリーダーたちなのでしょうか?

 政治を含めて、現代の異常な犯罪は、どこか知識主体の教育の結果のような気もします。

 田舎で、自然の中での経験は、組織のリーダーには向かないかも知れないですが、人間としての一生を考えると、こちらのほうが、幸せな一生になるのでしょう。

 人類800万年の歴史の主体は、「暗黙知」がメインですから!


何が正しいのか判断に迷ったとき!
2024年
8月8日
(木)
 何が正しいのか判断するとき、生成AIに頼る時代になるのでしょうか?

 昨今の知識優先教育に馴れた人達は、おそらく、生成AIが導き出した情報で結論を出すことになるのでしょうね。

 ただ、生成AIがどのようにして結論を出しているのか、その課程は体験しておく必要があると思うのですが!


ソクラテス哲学は「無知の知」に基づく「問答法」による!
2024年
7月19日
(金)
 「知ったかぶり」をすると、他人からよい評価されるという感覚は、ソクラテスの時代にはすでにあったようです。

 これは人類の基本的な感覚なのでしょうか?

 ソクラテスは「無知の知」で、問答で真理にたどり着こうとし、インドで始まった仏教も、座禅をおこない真理に至るといっています。

 しかし、いつまで経っても「知ったかぶり」は消えません。

 やはり、社会には便利なものなのですね!


「正解は1つ」は、ストレスが溜まり、起こりやすくなる!
2024年
6月29日
(土)
 生成AIは、将来認知症の促進につながらないのでしょうか?

 知識・情報は、いろいろな視点から組み合わせると、新たな思考が生まれてきます。

 その原点が半世紀ほど前に描かれた「知的生産の技術」にあるようです。

 この本には、情報や知識を「カード」に書き、それをいろいろと思いついた視点で並び替え、新たな情報を生み出すものです。

 この作業は、人間がやりたいものです。

 現代では、データベースソフトが手に入りますので、これに情報や知識を溜め込み、自分で単語検索をし、その検索した情報をいろいろ組み合わせ、遊びたいものです!


今は、自分をさらけ出す時代だ!
2024年
3月21日
(木)
 情報化社会になり、「自分をさらけ出す時代」になりました。

 Netで流す情報も、気をつけなければならない時代になっています。

 Netでは、むかしでは「ほら吹き」と言われる情報も流れているので、そのつもりで見なければいけません。

 法律も整備されなければならないのですが、日本の立法府では、政治資金問題で手一杯のため、与党・野党には期待はできないようです。

 「世間体(せけんてい:世間の人々に対する体裁、体面)」で乗り切れると良いのですが!


現在の情況をありのまま見ること!
2024年
2月28日
(水)
 「事実をありのままに見る」、先入観を持って見ていませんか?

 最近は、いろいろな情報の入手が、簡単に行えるようになっています。

 しかも、情報を検索している人の傾向にそった情報が提供されるようになってきました。

 すると、自分の思考がどんどん狭くなってしまいます。

 そうなると、事実をありのままではなく、狭くなった自分の思考から見てしまいます。

 自分が重苦しい思考状態になってしまうと、その思考をどんどん強めて行ってしまいます。

 自分の思考から事実を見るのではなく。事実は事実として、洩れなくつかみたいものです。

 そして、その後に考えるようにしたいものです。まず、事実を把握すること!


変化・変調気づくかどうかが大切!
2023年
12月30日
(土)
 情報社会になると、何らかの「小さな変化」を、色づけし、情報として発信されることが多い。しかも拡張されて発信される。

 これらはフェイクニュースとは言われず、つい信用してしまいがちになる。

 最近、「シベリア抑留記」(原田道之助:著)という本を発見した。

 それは本といっても、原稿用紙に手書きで、それをコピーし製本したものである。

 素人が書いたもので、編集者も入らず、素直に書かれたものである。

 脚色もなく、ありのまま、何の色づけもなく書かれたものを読んで、最近の情報がいかに脚色されているのか、改めて感じました!


AIはいちばんいい回答を絞り込んでくれる!
2023年
11月16日
(木)
 生成AIがどんどん普及する状況になっています。しかし、生成AIがやっていることを、自分自身で体験したことがありますか?

 この原点は、日本では「知的生産の技術」(梅棹忠夫著 1969/7/21)だと思います。当事は紙の情報カードを使って、関連しそうな情報を組み合わせ、新たな知識を生み出すといったものです。

 紙の情報カードが、PCでカード型データベースになり、SQLが利用されるようになり、扱えるデータ量がどんどん増えていきました。ソフトの値段もどんどん下がっていきました。

 いきなり生成AIに頼るのではなく、自分(あるいはグループ)のデータベースを作り、そのデータベースで単語検索をし、見つかったデータを、いろいろ組み合わせ、遊んで見てはどうでしょう。

 日本語の単語は、単に1つの意味ではなく、多用使われ方をしているので、思いがけないデータに出くわすことが普通にあります。

 その経験で、生成AIに対する質問力を上げて、よりよい回答を見つけるようになると良いのですが!


感じる人工知能のほうが!
2023年
7月21日
(金)
 生成AIが広まろうとしています。

 その原点は、情報をカード化するところから始まり、コンピュータで、SQLなどのデータベースソフトが定着し、大量のデータを蓄積できるようになり、それに、編集ソフトが開発され、それらをもとに、AIが作業を行うようになりました。

 しかしまだ、人間の感性は、それぞれの人に合うようには、まだAI化はされていないようです。

 ただ、人々の自然との接触が少なくなり、学校や社会が、文字や画像などの情報への接触が中心になった今、人々の感性も、AI化されないとは、言い切れないのでしょうね!


目標に向かって努力をした人の脳!
2023年
5月18日
(木)
 ChatGPT(相談型AI)サービスが開始されました。これは、結果的に「考える」ことが少なくなるようです。これは、認知症につながる心配はないのでのでしょうか?

 半世紀ほど前に「知的生産の技術」という本が発行されています。カードに情報を記入しておき、それをいろいろな視点から組み合わせ、「新たな知的発見」を行う方法です。

 その後、カード型データベースソフトが発売され、そしてSQL型のデータベースソフトになり、多くのデータを蓄積できるようになりました。

 その結果、多くの情報から「単語検索」が可能となり、いろいろな情報が見つけやすくなり、その見つけた情報を組み合わせ、新たな「気づき」が生まれやすくなりました。

 特に日本語は、同じ単語でも、使い方が多様なので、面白い気づきも生まれやすいですね。

 出来れば、自分でデータベースを作り、そして、単語検索をし、その情報を組み合わせて遊ぶと、歳をとっても、思考遊びを楽しむことが出来ますよ!


そんなにあれこれ本を読むのは?
2023年
2月25日
(土)
 「雑読」は、多面的な考え方を手に入れる方法の一つです。

 考え方が狭くなると、いろいろな考え方の人と接することが出来ません。

 国家も一つの考え方になってしまうと、危険な国家と見られてしまいがちです。

 「雑読」は、曖昧さ(はっきりしないこと)を許容します。

 多様な知識を手に入れた曖昧さは、接する人達に心温めることになるのでしょう。

 いろいろな人達を、そのまま受け入れることが出来るからでしょうね!


行動を通じて知識のネタを集める!
2022年
12月21日
(水)
 話しのネタは、体験からか、書籍からか、マスコミからか。

 これは出来るだけ、自分の体験をもとにしたネタにしたいものです。

 それが難しいようでしたら、ラジオでのインタビュー形式のネタがいいようです。本よりも、新鮮なネタを手に入れることが出来ます。

 本の場合は、まだ確定していない情報は避け、論理付けされた範囲に絞ったり、3割程度話しを盛ってしまったりする傾向があるようです。

 インタビュー番組を文字化してみると、本にはない新鮮さを感じます。

 自分の体験をもとにした話題に困ったら、ラジオのインタビュー番組を参考にしてみたらどうでしょうか!


一部分だけを切り取って伝えるウソ!
2022年
11月17日
(木)
 ネット社会になり情報が溢れています。

 これもそうですが、情報はある部分を切り取って発信しています。

 ということは、事実の一部分を切り取ったものが情報なのです。切り取り方で、意味が変わってしまうものもあります。

 専門指向が強ければ強いほど、特定の方向で情報を切り取ってしまいます。

 そのような情報の性格を十分意識して、情報に接するようにしなければなりませんね!


学問は大いにやりながら、それにとらわれない!
2022年
9月18日
(日)
 学問にとらわれると、なぜか視野が狭くなりやすい。

 視野が狭いが、深くなっていく。

 狭く・深くなりがちなのは、社会のしくみとして、出世しやすいからなのでしょうか。

 学問はした上で、その学んだことをいかに捨てていくか。

 いまの社会は、記憶力がよい人が、学問をする傾向があるので、学んだことを捨てることができない。

 その結果、イライラ社会になっているのでしょう。

 SNSの情報には、考え方の狭さを感じさせるものが比較的多いようですね。

 イライラを減らすには、「いい加減」が良いのでしょうね!


聞き上手だからこそ耳寄りな情報が入る!
2022年
8月25日
(木)
 ネット社会になり、情報発信力が注目されます。

 しかし「聞く力」にもっと注目したいですね。

 そのためには、多様な知識を持ち、しかも相手の立場で考える力が必要です。

 自分が情報を発信しているだけでは、多様な情報を、自分のものにする力はつきません。

 思い込みを助長していくだけです!


 いかなる心境で選ぶか!
2022年
4月27日
(水)
 柔軟に外からの刺激・情報を受け取ることが出来るか、そして、自分のエゴ、意地、思い込みの影響を受けないで、無心の心境で判断が出来るかどうか、これができるようになった人が、悟った人なのでしょう。

 現在のように、知識・情報が飛び交っており、そのなかには、個々人の思い込み情報やフェイク情報もあり、またそれにAIまで絡んできているので、それらの情報が、プラスになっているのか、マイナスになっているのか。判断することは大変ですね。

 むかしから、悟る方法はいろいろ開発してきたのですが、新たな悟りの方法も開発されなければならないのでしょうね!


 固定観念から解放されよう!
2022年
4月9日
(土)
 「本は害になる」と言う人もおられます。これは、ある一面を表現しているのでしょう。

 その理由は、自分で本を選ぶ場合、やはり自分が興味がある本を選んでしまいます。

 これが永年続くと、固定観念が出来上がってしまい、その枠から抜け出すことができなくなる人が出てきます。

 そうなってしまうと、「本は害になる」と言われても仕方ないですね!


「日本にも原人はいた」は捏造だった!
2022年
2月6日
(日)
 情報化社会になって、デマ(デマゴギーの略:政治的効果をねらって,意図的に流される虚偽の情報。悪宣伝。根拠・確証のないうわさ話。)が増えています。

 そのなかには、悪意をもたないまま流した情報が、結果としては悪意に満ちていた、という情報も増えているのでしょう。

 最近は、SNSでいかがわしい情報がたくさん流れています。流した本人は、それほどいかがわしいとは思っていないようですが。

 むかしの商業の町の中には、「法律は最低限のマナーだ。商人としてのマナーは、もっと上のレベルでなければならない」とされていました。

 SNSには、まだマナーといったものが出来てきていないようです。その結果、精神的にダメージを受ける人も少なからずいるのでは、と気になります!


知識を理解し、自分なりに使えて!
2022年
2月2日
(水)
 知識を生きて使うには、どうしたらよいのでしょう。

 知識を使う場合、その多くは本などから仕入れた知識を、それが該当する場面で使います。

 しかし、知識の原点は、何かしらの経験がをもとにして造られています。


 その経験まで学んでいたら、多くの知識は手に入りません。

 その結果、楽をしてか、経験なしの知識をどんどん貯めてしまいます。

 昨今のOA化・情報革新の時代では、もとになる経験などしている暇はありません。

 急激な情報革新のため、人間の脳内分泌物も、まだ情報化社会に適した分泌(情報に対する免疫)もまだ出来ていません。

 それが原因かどうかわかりませんが、異常な犯罪が増えてきていますね!


読書が成長と結びつかない!
2021年
12月26日
(日)
 読書は「思い込み」という視点から見ると、「思い込み」をより強くするという一面があるようです。

 スペシャリストになるには効果的なのですが、その分野以外は見向きもしなくなりやすいようです。

 安定した社会ではそれで良いのですが、変化の時代になると、マイナスになってしまうことも起きてしまいます。

 いろいろなものを見るとき、知識があると見逃さないという面も多くあるのですが、逆に知識がある面しか見ない、という面もあります。

 いろいろな知識を習得した上で、その知識を状況に応じて忘れてしまうことができると良いのですが!


睡眠がうまく取れない!
2021年
12月24日
(金)
 生活する上で、私たちは「思い込み」に支配されているようです。

 脳は、やはり新しいことに取り組むことがイヤなのでしょうね。

 今までの延長で、考えたり、選択したりしてしまいます。

 これを長年続けていると、認知症になってしまうのでしょうか?

 ジェンダーの問題も社会の「思い込み」ですね。

 それぞれの人の特質を、ありのままに見極め、判断することも脳は苦手なようですね。

 社会通念の「思い込み」にしたがって判断したほうが楽ですよね。

 「思い込み」を壊すには、かなりの努力が必要ですね!


人を助けるのが大好きな人がたくさんいます!
2021年
11月22日
(月)
 「自由に考える」という習慣を、いつのまにか失っているのでは、と感じています。

 小学校から「テストで答えは一つ」という習慣がつき、マスコミでは専門家の解説がほとんどになり、専門家達は答えは一つ、と考えがちです。そんな情報ばかりが周りに溢れていると、自分が自由に考えたと想っても、他人の考えに支配されているのでしょう。

 日本以外では、「答えは一つ」しか正解がないのですが、日本では「あれも正しい」、「これも正しい」ということが許されています。一人の人が、お寺に行くのも良い、神社に行くのもいい、「曖昧」が許されているのです。

 だからこそ、いろいろな知識を自由に集め、その情報を組み合わせ、昨日考えていたことと、今日考えることは、違っても良いという自由があります。

 Aさんとは“こう”、Bさんとは“そう”と、それぞれの場面に応じて良い方法が選ぶことがある程度は許されています。

 ただし、その自由な対応の背後には、多くの知識があればあるほど、的確な対応になるのでしょう。いくつになっても、自分の得意分野以外の勉強も大事なのでしょうね!


記憶力アップのテクニック!
2021年
11月16日
(火)
 脳は、基本的には「楽をしたい」性質があるのでしょうか?

 頭脳を駆使している専門家ですら、自分の思い込みから、なかなか抜け出しにくいようです。

 例えば、最近問題にされている資源の再利用の考え方も、不要になったものをリサイクルして資源に戻せば良い、という考え方です。

 しかし、昭和30年代までの電化製品は、修理が比較的簡単にできる設計になっており、機能しなくなった部品のみ交換すれば、再利用が出来ました。

 いま行われているWindows11へのバージョンアップに対応できないノートパソコンは、ほとんどは部品交換で対応することができず、液晶も含め使えなくなります。しかし、リサイクル法があるからそれで良いとされています。年配者はそれでも「もったいない」と思います。

 日本の1960年前後の設計思想や生活スタイルの基本は、「もったいない」だったように思います。近未来、単に部品交換だけでなく、性能アップの部品交換ができるようになるとよいのですが(自作のパソコンは、いろいろ対応できるようですが)。

 記憶にしても、自分が溜め込んだ情報記憶も、新部品交換のようにして、情報を多彩に追加・入替、新しい発想ができるようにしたいものですね!


言葉の発達こそ感受性世界の入り口!
2021年
11月14日
(日)
 むかしは「環境に適応する能力」が、最も重要な能力だったのでしょう。しかし、現在は言語による知識になっています。それも記憶力が重視されていました。

 最近は、言語による知識には変わりありませんが、ネット検索やデータベースによる知識になってきました。

 その結果、情報を組み合わせながら、より深い知識、固定観念を打ち破る知識などにシフトしつつあるようです。

 しかし、情報を組み合わせ活用するために必要とされる能力は、言葉と同時に、環境に適応するために養った経験なのでしょう。子供時代に多くの大人と接した体験、自然の中で遊んだ経験などが大切になるのでしょう。

 ところで日本語は抽象的な能力を身につけることに適しているのでしょう。似たような言葉がたくさんあり、また、同じ言葉でも、意味が異なっていたり、また、例えば「ニオイ」でデータベースを検索すると、「……において……」などが出てきて、もとの「臭い」とはまったく違った発想にたどり着いたりします!


自分にとって都合のいい情報!
2021年
8月28日
(土)
 モンスター・ペアレントという言葉が言われ出してかなり立ちました。このような人が多くなった原因はなんだったのでしょうか?

 ヤクザや暴力団だったのでしょうか。しかし、ヤクザや暴力団はむかしからいましたから違うのでしょう。

 そうするとテレビなどに出てくるコメンテーターなのでしょうか。どうもそんな気がしています。

 事実や論理の中から、自分の主張に当てはまるものだけを取りだして、あたかもそれがすべてのように主張します。視聴率を上げるためにはやむをえないのでしょう。

 しかし、それを見習う人達が増え、他の意見は聞かず、自分の都合に合う事実・論理だけを主張する人が増えてきたのでしょう。

 欧米人は自己主張をする人が多いと聞きますが、日本人もそうなってきたようです。

 もっと「曖昧さ」を大事にしてもよいのでは、とも思います!


脳の中の記憶は彫刻のようなもの!
2021年
7月29日

(木)
 脳内の記憶の蓄積が大事とされ、今の学校の成績評価がされてきました。

 しかし敷実態は一時的な記憶でのテストの点数が評価の基礎になってきました。

 そのためか情報の蓄積は、体験ではなく、教科者や書籍を中心とした言語による蓄積になっています。

 ネット社会が普及して、いままで本などから蓄積したデータに優位性がなくなってきており、体験などによる蓄積が復活してくるのでしょうか。

 ここで気をつけなければならないのが、先入観があると、せっかく体験しても、そこから吸収できる情報が狭くなってしまいます。

 素直な目で、ありのままの情報を蓄積したいものです!


人の態度や言葉をいいほうに受け取る!
2021年
7月5日

(月)
 「人の言葉」の影響は、思っているよりも大きいようです。

 新コロナワクチンの後遺症でもそうですね。

 「後遺症が出る」と聞くと、何かしらの変化があると「これもワクチンの影響かな」と思ってしまいます。

 これを人に話すと、その人は「ワクチンは必ず後遺症が出る」と思い、他の人からも情報を集めますが、その情報の中に「なんでもないよ」という情報があっても、その情報は採用されず、「後遺症が出る」という情報に重きを置きます。

 実際は数パーセントの人に後遺症が出ると聞いても、自分はその数パーセントに入ると考えてしまいます。

 しかし、その心配性が、生物として生き残ってきた根本にあるのでしょうね!


パソコンがあったらいいな!
2021年
6月7日

(月)
 パソコン用の表計算ソフトが普及し始めたのが1980年代の半ば、ほぼ半世紀前です。当初は分厚いマニュアルがあるだけで、教えてくれるところはほとんどありませんでした。

 分厚いマニュアルも機能についての説明が中心で、入門書といった内容はありませんでした。

 でも、それにも良い面がありました。

 「きっと、プラグラムを作った人は“こう考えるだろう”」という発想で、習得できました。

 それほど基本的な発想でソフトがつくられていました。

 しかし現在は、ソフトが何でもできるようになり、思いがけない発想でつくられています。

 そのためか、プログラムミスもときどき起きてしまいますね!


ヒューマンタッチ感覚が薄れていく!
2021年
5月18日

(火)
 新コロナ伝染病で、人同士の接触が難しい状態が続いています。これが原因で人づきあいも下手になっていくのでしょうか?

 人付き合いが下手になってきたのは、昭和の高度成長期の少し前から、電話が普及し、核家族が増えていき、その後は、携帯電話になり、インターネットが拡大した結果なのでしょうか?

 言葉による情報が多量になってきた現在でも、「痛みに関する言葉」は、オンライン診療がささやかれている現在でも、まったくといっていいほど整備されていないですね。

 方言の中には、その地方特有の病気に対する言葉が多くあると思われるのですが、一般的な言葉にはなっていないですね。

 数万年かけて人同士が築いてきたノウハウ、特に視覚や言語以外の感覚が鈍くなってきているのでしょう。

 また、人だけでなく、自然が発している危険信号を受信する感覚も、劣化しているようです!


自分の思い込みで世の中を見ている!
2021年
1月30日

(土)
 「思い込み」というものは、特定の分野に所属していればメリットがあります。

 しかし、その分野を離れたとき、または、その分野が大きく変化したとき、それはデメリットとして働き出します。

 過去にメリットがあっただけに、それを否定することが難しいのです。

 定年まで同じ分野にいると、ますます、そこから脱出することが難しくなっていきます。

 遅くとも五十代からは、雑学に取り組みたいものです。

 それができれば、引退後も新しい人間関係をやすくなります!


異質なルートから情報を集める習慣を!
2021年
1月24日

(日)
 現代は「思い込み」という症状が、蔓延しているといっていいのでしょう。

 その原因は、知識教育と多量の情報が手軽に手に入るためなのでしょう。

 そして今は、自分が知りたい情報を、それもAIを介した情報を選んでしまうため、思い込み病が蔓延しているのでしょう。

 その解消法は、多彩な情報をを手に入れ、自分の五感を通じた体験や経験から、考えて行くしかないのでしょう。

 「思い込み」は思考の停止であり、あたまの老化につながるのでしょう!


智慧は一人では身につきません!
2020年
12月5日

(土)
 ここ数十年においては、本や新聞に始まり、ラジオ・テレビ、そしてネットで、情報量が飛躍的に増えてきました。

 その反動として、五感からの情報量がどんどん減少しています。

 人類史上初めてのことです。

 五感からえた情報で判断していた歴史から、知識・情報をもとにした判断に変わってきています。

 ということは、言葉で表現できなかったことは、そして、その言葉で正確に伝わらなかったことは、判断に影響を及ぼすことができない、ということです。

 大手企業でも大事故を起こしています。マニュアルに書いていないこと、書いてあっても充分伝わらないことも、その大事故の一因なっている可能性があります。

 昔の職人さんは、その技術を「見て盗め」でした!


他人の目も借りて諌む方法!
2020年
8月31日

(月)
 「本」は大事ですね。

 テレビや新聞などの報道情報の多くは、瞬間的な情報が多く、底が浅い情報になってしまうようです。

 また、テレビなどの番組で、評論家や政治家、そして専門家ですら、番組の中では時間がないためか、底の浅い情報になりやすいようです。

 その点、本は内容の良し悪しは別にして、それなりに積み上げられたものが多いようです。

 そのためか、“何かしら”に捉えられてしまうと、はまり込んでしまう場合もあります。

 その対策として、他人(できるだけ多彩な人達)が選んだ本に、いろいろと目を通すことも必要ですね!

感覚的な判断力を持った人工知能はない!
2020年
6月30日

(火)
 インターネットで検索すると、AIが検索した単語に関連した情報を、素早く検索してくれます。

 専門指向の人にとっては大きなメリットです。

 しかし、関連情報が多く検索されるため、どんどん視野が狭くなっていきます。

 新しいアイディアや、視野(興味)を広げたい人にとっては、大きな欠点になってしまいます。

 私はPHP文庫の内容を中心に、現在8万5千件ほどのデータベースをつくって、単語検索をし、思いつきで関連づけ、組合せをして遊んでいます。

 そうしていると、自分の固定した考え方が徐々に消えていき、少しずつですが、いろいろと見えてくるものがあり、視野が広がってきたように感じます。

 AIにも欠点はあるものです!

「意味記憶」と「エピソード記憶」!
2020年
5月31日

(日)
 やはり同じニュースを見てしまうことがあります。

 「なにかしら不足情報があるのでは?」と思ってしまいます。

 とくに新コロナに関する情報は、専門家と言われている人達から発信される情報に、疑問を感じてしまうからでしょうか。

 しかし、ずっと前の情報はともかく、ここ数日間に発信される情報には、それほどの違いはありません。

 自分に不安があることに関しては、何回もニュースを見てしまうのでしょうか?

「いい言葉」に接し美意識を養おう!
2020年
5月7日

(木)
 現在は、情報の発信が簡単に行われる時代になりました。

 そのためか、過激な言葉で批評する情報が多くなっています。

 マスコミも、個人の情報発信に負けまいと、過激な場面を報道することが多くなったり、あるいは反省して、あえて過激な場面を外したりしているようです。

 しかし、大人からは、「いい言葉」はあまり聞かなくなったように思います。

 逆に、子供達から「いい言葉」を聞くことが昔より多くなってきた感じもします!

いつもペンと手帳を持ち歩くと!
2019年
12月31日

(火)
 最近は音声でメモを取る方法もありますが、「書く」という動作が「脳への刺激」と、「考える」ということに、何かしら影響を与えているのでしょう。

 メモを書くという行為の積み重ねが、何かしらの成功に貢献することでしょう。

 来年から手帳にメモをしましょう!

都合の悪い情報が推理力を鍛える!
2019年
11月15日

(金)
 報告するとき(報告を受けるとき)、「良い・悪い」という判断をすることは、報告者(非報告者)の都合です。

 組織として、「事実に基づいて判断する」という基本が、出来ていないのでしょう。

 上司の顔色を見て動く組織になっているのでしょう。

 これは、変化の少ない時代、大組織においては、都合の良いこともあったのでしょう!

知っているだけでは役に立たない!
2019年
10月22日

(火)
 知識中心で学ぶと、体験、経験のないまた、知識と知識を組み合わせ、未来のことを考えてしまいます。

 その時、マイナス思考になることもあります。

 経験がないので、より悪く考えてしまいます。

 楽天家は、先のことはあまり考えません。

 いま現在に生きています。

 子供時代から自然の中で遊び回っていると、多彩な自然に適応することが優先するため、いま現在の状況でどうするか、これを身につけていきます。

 考えすぎる人が、座禅で「無」の状態になることで、現状認識ができるようになることと、似ているのでしょう!

自分だけしか通用しないモノサシ!
2019年
3327日

(水)
 現在は、五感からの情報を大切にしなくなっています。

 子ども時代から、言葉(教科書などで)で情報を得て、判断する方法を学んでいます。

 たとえば、「新鮮な魚の見分け方」だと、「目が光っている」、「お腹がピンと張って弾力がある」、「魚の色があざやか」などと。

 しかし、もっと新鮮な魚が手に入る地域では、「指で触って魚が動くかどうか」、「タコやイカは、吸盤に指を当てると吸い付くかどうか」で判断します(うまいかどうかの判断とは多少違うのですが)。

 まず、五感で判断し、それから知識と組み合わせるほうが、正確な判断が出来るのです!

ニコニコ笑っているけれども「怖いぞ」!
2019年
3月25日

(月)
 普段はやさしい人でも、「すごみ」を感じる人がいます。

 また、「思い上がり」を感じさせる人(議員さん?)もいます。

 この二つの印象の違いは、案外判るものですね。

 「深み」がある人には「すごみ」を感じ、「底の浅い」人には「思い上がり」を感じるのでしょう。

 これは、知識の差というより、体験(五感+第六感の感覚情報)と知識がうまく結びついている人のなのでしょう!

情報は自分の全身で目で耳で!
2019年
3月23日

(月)
 テレビ番組「人間ってナンだ?超AI入門」で、「知識」について、人間の知識を二階建ての建物にたとえ、一階は「感覚」で得た情報、二階は「言葉」で得た情報と位置づけ、この両方の関連付けがうまくいくと、理解が深まっていくとのこと。

 AIは二階の部分を高度化しており、一階の感覚情報の部分は、犬や猫よりはるかに劣っているため、二階の言葉情報を大量に蓄積することで、一階の部分をカバーしようとしているとのこと。

 人間も、昨今は一階の感覚部分の情報量が少なくなっており、言葉情報を正確には理解できていないようです。

 このため、自然がもっている「多様性」を、感覚的に理解していないため、同じような人を仲間にし、異質な人を除外(いじめを)するのでしょうか!

先入観にとらえられてしまうと!
2018年
10月8日

(月)
 学校で使う教科書は体系的に出来ています。ということは、はみ出した考え方の学習はできません。思考をパターン化するために学校に行くのです。

 一方、データベースを利用した検索は、単語で検索するため、予想外(体系的な思考から考えると)な情報に出会います。

 ネット検索でも同じような環境なのですが、ある意図を持った検索エンジンが使われているため、予想された情報が上位にきます。思考の多様化には物足りなくなります!

上手な記憶方法!
2018年
7月28日

(土)
 最初に接した情報が定着してしまい、その情報と異なった情報が入ってきても、なかなか見方を変えることができないという。

 また、同じ組織や業界に長期間属していると、見方を変えることが困難になってくる。

 「思考の老化」なのでしょう。

 健康寿命が叫ばれていますが、「からだのウォーキング」と共に、「あたまのウォーキング」も重要ですね!

自己投資の効率が良いのは「本」!
2018年
6月2日

(土)
 ネットから得ることができる情報は、自分が得たい情報が中心になります。

 しかし、本の内容をデータベース化し、そこから、単語で検索し、その情報を組み合わせていくと、自分が思ってもいなかった組合せになったりします。

 自分の「思い込み」は精神的な老化です。

 それを取り払って行くには、自分のデータベースは、最初のうちは、自分流のデータが蓄積されますが、数千件、数万件とデータが増えた結果、検索すると、思ってもいないデータが出てきたします!

「先人の智慧」は何でも手に入る時代!
2018年
4月22日

(日)
 出来合いの知識・答え、あるいは価値観やパターンを、そのニーズのない人間にいくら叩き込んでも、叩き込まれた方にとっては、それはただ記憶したにすぎない。

 ほとんど役に立たない。

 さらに重大なことは、知識や答え、価値観やパターンという、他の人間力によって生み出された結果を至上のものとし、それらをすべてに与えていくことを是としてしまう。

 人間として生きていくプロセスを、人びとから奪い取り、人間力を失わせていくことになる!

短期記憶と長期記憶!
2017年
12月4日

(月)
 何が記憶しやすいのか、人それぞれに違いがあるのでしょう。

 しかし、そのことには触れず、ひとまとめにして「記憶」は○○だ、と語られることが多いと感じられます。

 いろいろなテストにおいても、ほぼ一律の記憶テストが多いようです。

 漢字や歴史などを覚えるのが得意な人、人の顔を覚えるのが得意な人、場所を覚える人が得意な人、いろいろだと思います!

絵日記は右脳のトレーニング!
2017年
7月28日

(金)
 現代は、コミュニケーションの方法と言えば、「言葉」と思っています。

 しかし、言葉によるコミュニケーションは、人類の歴史から考えると百分の一、数千年前で、つい最近のことです。

 壁画は4万年前のものが見つかっており、コミュニケーションの歴史としては、言葉より10倍以上も前からでしょう。

 日本では、浮世絵のように、「事実を描く(遠近法を使って描く)」ことより、「伝えたいことを描く」ことを優先しています。

 絵によるコミュニケーションを大事にしてきたのでしょう!