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PHP文庫
1997/07/15
わ06-03
鷲田小彌太
教養論
大人の知性教えます
 「教養」とは、いまだ人間でないものと、人間になったものとを分かつ、メルクマール(指標)である、といっていいのだ。今日、「教養」をもつことは、特殊な人たちにのみ特有の、趣味や能力の類いではない.大げさにいってのければ、人間としての神聖な義務である。不可欠の資格なのだ。幼児……子供は、教養を獲得することで、初めて、大人になり、一人前の人間になるのである。
 「教養は、決して干からびた無用の知識などではない。現代の情報化社会を生きるために必要な技術であり、“一人前の人間”になるための絶対条件なのである……。本書において、「知の案内人」として現代思想をポップに語り続ける著者が、「教養は雑学であり、快楽である」と明快に定義。そして「古典を読むな」「次の日のことを考えるな」等々のユニークな教養習得法を伝授する。
発行所
書籍CD
初版発行日
著者
題名
副題
解説
紹介
参考
備考
Blog
掲載日
標               題
23/04/30 高速化が深刻な弊害をもたらしている!
22/12/07 相手があるから、自分もある!
20/09/10 近代文明は自然でなく人間主体で暴走!
20/05/01 教養は、鍋料理である!
18/04/28 「老後」という言葉はマスコミが大好き!
16/11/30 嫌というほど、東京人が「日本人」ぽくなくなった!
16/03/07 好きこそものの上手なれ!
16/02/02 文化は幸福に寄与する!
15/09/17 教師が知識を教えるという役割が終る?
15/09/16 欧米の童話は「おしおき」の発想!
15/07/27 いまの自分は運命の出逢いはない、と決めつける!
15/07/16 教養は、低く広いほうがいい!
15/02/26 だんだん年を重ねて!
15/02/03 子供たちの輝く目の表情は正直だ!
15/01/30 コンピュータを使うと機械的な思考しかできない?
14/11/25 京都は、新しさと古さが共存する街!
14/05/29 日本の童話は許しや感謝が基本!
14/02/17 大脳は大切に使用すれば70〜75歳が最も働きがよい!
14/01/14 人間は、老いるということが苦手!
13/12/30 仲間の学びが自分の学びと変わっていく!
13/09/26 サラリーマン家業を続けていると感性がひからびる!
13/06/24 「文化」とは、人間が生み出したもの!
13/05/08 子供には「そう、そう。すごいね」と!
13/04/18 教師という一見上に立っている立場が、何と無力であるか!
13/04/05 子育ては、親が教養を身につける、最短コース!
13/02/03 伸びる可能性があれば未来を語る!
12/12/05 人間が守るべき規範が「礼」が廃れたせいで国家が分裂した!
12/11/24 童話とは、人間の根底にある欲望を「肯定もせず」、「否定もせず」!
12/11/01 じたばたしたっていいじゃない!
12/08/21 規則は、破るためにもある、ただし……!
12/03/25 昔のいい子は生活習慣をきちんと身につけている子!
12/02/19 人のためにいつもきれいにしていなくてはいけないのよ!
12/01/07 過保護にすべき時に十分に過保護にする!
11/09/14 文化は文明の価値的部分!
11/09/13 人間関係の文化は東北日本型と西南日本型がある!
11/05/22 省エネで生きるには、大都会に住むに越したことはない!
11/05/21 一芸主義、専門主義では成り立ち行かなくなった世界!
11/02/11 なぜ美術館へ行って本物を見るのか!! 
10/10/31 プロの仕事は、ハードである、だから辛い!
10/09/04 自分で考える力のある人は、雑談が上手!
10/07/06 親の自立が、子供の自立に!
10/02/27 忙しい人ほど多くの本を読んでいるという事実!
09/12/24 心を蝕む「やせ願望」拒食症
09/12/21 人間社会は、同じ一つのことの繰り返しではない!
09/12/19 権力闘争の闇の世界が、ヒューマンな世界を支えている!
09/09/10 異質の意見を取り入れレパートリーを多くする!
09/09/07 知識だけでは、人間の信念とか、行動力にはならない!
09/07/22 “腐るまで”ゆかないと、円熟しない!