わ06-07 「やりたいこと」がわからない人たちへ |
「自分が本当にやりたい『仕事』はいったい何なのか?」ということについて、答えを出せず,悩む人は数多い。「今の仕事は自分に合っていないんじゃないか?」、「もっといい仕事が他にあるんじゃないか?」などと堂々巡りしているのは、気分も重いし、人生にとって決して得策ではない。そこで、本書では、さまざまな事例をもとに、とりあえずの考え方・行動法をやさしく伝授する。文庫書き下ろし。 | |
鷲田小彌太 | ||
な05-08 人はことばに励まされ、ことばで鍛えられる |
人間はことばのムチで鍛えられて成長する、という私の思いは、長い間ずっと変わっていない。自分のここまで歩いてきた道をふり返ってみても、このことを否定する材料は見当たらない。人との出会い、本との出会い、その中でかわされたことばとの出会いによって、今日こうなったということは、まぎれもない事実である。 このようなことばを、今後の自分の指針として記録しておきたい。また、あとに続く子供や後輩たちに親しく語りかけてみたい。そんな衝動にかられ、電車の中や待ち時間に、ふとペンを走らせまとめたものが、本書である。 |
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永崎一則 | ||
わ06-03 教養論 |
「教養」とは、いまだ人間でないものと、人間になったものとを分かつ、メルクマール(指標)である、といっていいのだ。今日、「教養」をもつことは、特殊な人たちにのみ特有の、趣味や能力の類いではない.大げさにいってのければ、人間としての神聖な義務である。不可欠の資格なのだ。幼児……子供は、教養を獲得することで、初めて、大人になり、一人前の人間になるのである。 | |
鷲田小彌太 |