人間関係の文化は東北日本型と西南日本型がある!
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 地方で成功した人(経済人、芸人、国会議員、文化人…)たちが東京に根付くのは、親分として認められるため居心地がよいからだろう。

 西日本、とくに商人文化が残っている地域では、それほど敬われることはない。

 特に最近の国会議員を見ていると、東京の文化に染まりきった情けない場面を見せつけられる! そんな気がしませんか?
カ06-03

「東京」の社会学
現代の東京は様々な姿で江戸の面影をとどめている。それは天下普請以来の都市改造がすべて部分修正にとどまり、一度もマスタープランの実現されたことの無い都市だからである。こころみに、寛永末期の地図をもって銀座を歩くがよい。370年以前の銀座八丁の町割は、今も八町で基本街路区分は変わっていないのである。東京は欧米にならった近大都市であると同時に,アジア的都市空間の猥雑さと、江戸の伝統をとどめる不可思議な都市である。
加藤秀俊
わ06-03

教養論
 「教養」とは、いまだ人間でないものと、人間になったものとを分かつ、メルクマール(指標)である、といっていいのだ。今日、「教養」をもつことは、特殊な人たちにのみ特有の、趣味や能力の類いではない.大げさにいってのければ、人間としての神聖な義務である。不可欠の資格なのだ。幼児……子供は、教養を獲得することで、初めて、大人になり、一人前の人間になるのである。
鷲田小彌太
か05-17

「妬み」を「強さ」に変える心理学
 私を救うものは政治ではない。私を救うものは学問ではない。私を救うものは宗教ではない。私を救うものは恋ではない。私を救うものは親ではない。私を救うものは友人ではない。私をすくうものは私自身なのだ。方法はただ一つ。たとえ現実がいかに悲惨であっても、あるがままに現実を認識し、それを克服すること。現実は逃れようがない。現実は克服する以外にないのだ。「強くなること!」
加藤諦三