PHP文庫
1999/01/19
あ20-01
秋庭道博
疲れた心をなごませる言葉
どう考えても、われわれは、肉体的にも精神的にも疲れている。疲れた心を抱えているだけでなく、疲れた心のベールによって、前途を閉ざされている。ここから抜け出すためには、開き直って、この宇宙全体のなかに、無心に自分を投げ出してみることだ。そうすることによって、胃のなかの固いかたまりも消えていく。と同時に、これまで見えなかったものが、少しずつ見えるようになってくる。疲れた心が癒されていくのが、自分でもわかるようになってくる。それは、心の健康がいつのまにか回復している証拠である。
昨日も今日も、ただ何となく過ごしているだけで、生きている充実感が感じられない。生活を変えてみたいと思うけれど、うまくいかない自分にイライラしたり不安になったり落ち込んだり……。そんなときは問題を解決しようと真っ直ぐに進むより、右から左から、ちょっと視点を変えて自分自身を見つめ直してみるのが一番。心の凝りを解きほぐし、ものの見方の視野を広げてくれるヒント集。
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書籍CD
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