可能性を発掘することを心掛けたほうが現実的!
何の思い込みもなく、事実を事実として素直に、ありのままにとらえることが理想。
“さとり”の世界なのかも!
あ20-01
疲れた心をなごませる言葉
どう考えても、われわれは、肉体的にも精神的にも疲れている。疲れた心を抱えているだけでなく、疲れた心のベールによって、前途を閉ざされている。ここから抜け出すためには、開き直って、この宇宙全体のなかに、無心に自分を投げ出してみることだ。そうすることによって、胃のなかの固いかたまりも消えていく。と同時に、これまで見えなかったものが、少しずつ見えるようになってくる。疲れた心が癒されていくのが、自分でもわかるようになってくる。それは、心の健康がいつのまにか回復している証拠である。
秋庭道博
か24-05
運がつかめる人 つかめない人
世の中には能力的に大きな差はないのに、何をやってもトントン拍子で「運がいい人」と、なぜか貧乏くじばかり引いている「運が悪い人」がいる。この差はいったいどこからくるのだろうか。それは、ちょっとして考え方の違いや物の言い方、とらえ方が影響していることが多いという。本書では、そんな運を引き寄せる考え方や言動のポイントを心理学的側面から78項目にわたって紹介。
樺 旦純
ヒ03-01
仏教に学ぶ八十八の知恵
仏教の発展は小乗から大乗へといわれ、それは出家者のみならず在家者にも仏の教えが聞かれねばならないということであるが、根本は一部のエリートだけでなく、すべての人がしあわせにならねばならぬというオシャカさまの願いの表われということができる。わが国の仏教は大乗だが、今の日本はこれと反対の優勝劣敗の原則に支配されている。それへの批判が弱者の側に立とうとの著者の姿勢を打ち出させることになる。
その大乗仏教が示す根本的な生き方が、本書の主題六波羅蜜である。
ひろ さちや